イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分への忠誠心 (忠誠心を考える 9/10)

2018-08-20 | 第八章「魂と聖霊」

 忠誠心、アイデンティティ、自己混乱感の形成時期はエリクソンによると青春時代である。そんなわけで、このところ時折青春時代のことを思い出していたりしたが、当時の想いや夢と今の仕事を比較すると、不思議に強くつながっていることに気づく。時間と共に大きな影響を与えてくれた学校、勤め先、人間関係、・・・まあいろいろあるが、確かに当時は忠誠心をもって頑張っていたわけだが、やはり、時間を経てみると自分への忠誠心というのが、人生の中心だったように思う。皆様は如何。

 私も他人に依存したり、逆に依存されたり(アッシーなどが浮かぶ<笑>)でここちよく過ごしているが、やはり自分のもって生まれた傾向と渇望というか、そういった柱のようなものは余り変わらないで、ここまで来ているようだ。傲慢は余り良くないが、私は私と自分の道を歩むのが結局は一番だったのだろう。

 それから、苦手意識は基本的にどこかおかしいようだ。私も中学校の時は国語や書道がにがてで両親や先生に心配されたが、いざとなれば縄文小説を書くことができたりする。過去に囚われ。苦手意識をもつことは基本的に間違いだと思う。

忠誠心を考える 9/10

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挫折からの立ち上がり方 (忠誠心を考える 8/10)

2018-08-19 | 第七章「光と復活体」

 変化の激しい世の中にあっては、自分を信じて頑張ってきても挫折することがある。私などは年をとってきたので、できることが限られてきたりということがあり、これも形を変えた挫折体験かもしれない。ただ、そんな時でもやることはなくならず、そして、次に何をするかは重要な決めごとだと思う。

 「生き甲斐の心理学」では、挫折などの自己混乱の時の大切な自問自答を教えてくれる。「私は何のために生きていくか?」「生き甲斐は何か?」そして「自分の身体、生育史、魂を大切にしているか?」である。U先生によれば、アイデンティティの統合のためのエッセンスだそうだ。私は、この自問自答をのんびりと風呂に入ったときや散歩しながらしてみる。

 その中では雑念がいろいろ湧いたりするが、時にふと回答らしきものが浮かんでくる。そうした中、これからどうするか具体的な道を考えるのだが、その中で自分なりの選定基準があると便利だ。生き甲斐の心理学では自他肯定の道かどうかが鍵のようだ。自己否定や他者否定がちらついている道はどこか無理があり長続きがしにくいように思う。もちろん、決めるのは自分であり、客観的に決める基準ではない。

  さて、昨日は夕方から夜にかけて二度目の国立東京博物館の「特別展 縄文ー1万年の美の鼓動」を堪能させていただいた。

 

 1万年の縄文時代とあるように、その長さは日本の形ができてからの1300年程度の10倍近くあり、例えば縄文中期といっても1000年くらいの幅がある。そして、土器と行っても土偶といっても、基本的には縄文文化でくくることはできても表現は驚くほど変わっている。今回の展示は同時代の世界各地の土器などもあり、時間や空間を考えつつ楽しむことができ、さらに優れた図録もあって、今日も図録を眺めて時間を忘れて楽しんでいる。そして、私たちの祖先の人生や苦労を妄想したりするのだが、時間と空間による文化の束縛にもかかわらず個性も感じてしまう。普遍性と特殊性というのか。私たちの個々の挫折体験も特殊性と普遍性があるのだろう。 

忠誠心を考える 8/10

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宗教や思想への忠誠心とは(忠誠心を考える 7/10)

2018-08-18 | 第三章「無意識の世界」

 書店や図書館に行くと、様々な宗教や思想のコーナーがある。本を開き読んでいくと、一神教、多神教、砂漠の宗教、アニミズム、無、愛・・・いろいろな言葉が出てきたりする。そして、私は感動したり、疑ったり、納得したりするが、こうした体験は思考中心の宗教や思想との関わりともいえる。

 一方、この夏、亡父の故郷にいつものように行き墓参りをしたが、安芸門徒だった実家の仏間や働いていたブドウ畑、生活の場、お寺や神社、そういったものに触れると懐かしい人達の息づかいを思い出す。五感・体感からの宗教・思想の理解かもしれない。亡父の祖父母などは難しい宗教書を読んではいなかったが、祈りのような生活は今考えると宗教的だったかもしれない。

 私は母がキリスト教・カトリックであり、幼児洗礼を受けたこともあり、中学生くらいまでは教会に毎週通ったりした。その後、多感な青年時代は教会にはめったにいかず、東洋思想や仏教に凝った時代もあった。それが、ある日を境にカトリックに戻ったのは五感体感をとおしての宗教理解があったように思う。

 東京の焼け野原を経験した母の背中を見たりして馴染んできた何かが、私の背中を押したのだろう。今思うと思考中心の理解は、後についてくるようなものかもしれない(教義も他者否定的な要素が異常だったりすると問題だが)。

 宗教・思想は、それを信仰してからも同じようなところがあり、どんどん根を張るようなところがあると思う。根というものは本当に大事であり、しかも見えないものかもしれない。

 因みに、最近の豪雨災害で地元の方にお話をお聞きすると、必ず森や山の木の間伐がなされず、根が駄目で山が崩れたというお話がある。私たちの祖先は山は崩れるもの、川は氾濫するものという認識の中で、自然との共生の思想の中で間伐をし、土手を作った。今の世の中見た目は綺麗だが、脆い。宗教・思想に対しても、自戒を含めて真面目に考えないといけないと思う。

忠誠心を考える 7/10

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ちいさな忠誠心を意識してみる (忠誠心を考える 6/10)

2018-08-17 | 第四章「愛とゆるし」

神仏ならいざ知らず、生身の人間は完璧でもなんでもない。間違いはするしブレたり錯乱したり、いろいろだ。夫婦や親子といった血縁、社会的なつながりや師弟の関係、いろいろな関係があるが、それを維持し健全な忠誠心を抱きあうためには、大人の愛とゆるしが必要になる。もちろん、無理な関係なら・・ということもあるがここでは割愛する。

相手の愛の原型や自己実現について想いを寄せ、相手も同じように配慮してくれれば良好な関係の一歩がはじまるが、完璧でないどうしなのでどうしても不協和音が起こり、破綻してしまいがちだ。不協和音が出たとき。全面的な自己混乱感・錯乱になる前に、小さな忠誠心を大事にすることは一つの知恵だ。ちょっとしたことでいいから善意を信じ、忠誠心が湧けばかなり違う。それからでも、ゆっくり立て直せばいい。

忠誠心を考える 6/10

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いまさら忠誠心なんて・・・(忠誠心を考える 5/10)

2018-08-15 | 第三章「無意識の世界」

 私も含め現代日本人はいろいろ拘束されることを避ける傾向がある。亡父の故郷に墓参りにいってきたのだが、友人と話すとお寺から檀家が離れ寄付が集まらないとかよく聴く。さらに昔は愛社精神みたいなものがあり、仕事が終わると先輩と一緒にお酒を飲みに行ったりすることが多かったが、最近はアフターファイブに若い人が先輩について飲みに行くことは激減したようだ。

 この傾向はいたるところにあるようで、地域や宗教を初め忠誠心をベースにした組織や文化は、今後どうなるか心配だ。一方、そうした傾向を持つ私たち自身の心の健康も気になる。

 忠誠心はエリクソンの指摘にもあるが、アイデンティティとともに私たちの自己混乱感を払拭する大きな働きがある。恐らく、忠誠心は人類の歴史とともに育ってきたところがあるように思う。宗教へ、部族へ、家族への忠誠心は歴史が深い。自分の経験でも、高校から大学生になった頃の学生紛争の混乱した時代は、自分のアイデンティティが定まらず、なんとも嫌な時代だった(そういった経験をした大切な時代とも言えるが)。それが人生の方向性を得て忠誠心を持つようになり、どれだけすっきりしたか。

 ところで、忠誠心を考えると、どうしても浮かんでくる方と言葉がある。新約聖書にあるが、天使ガブリエルがマリアのところに出現し、マリアに神の子を身ごもったことを告げる。受胎告知だ。その時の若きマリアの言葉は・・「・・・私は主のはしためです。お言葉どうり、この身になりますように。」(ルカ福音書 1-38 日本聖書協会)。大混乱の中での謙虚でかつ決意の言葉ともいえる。この言葉はキリスト教文化の中ではとても有名で、ビートルズの「Let it be.」もこの常識の上に成り立っている。何に忠誠心を向けるかはとても大切だと思う。泥船のようなものに向けてもつまらない。

 今私は「罪と罰」を読んでいるが、混乱の中で信じるものを見つけ、忠誠心を向けるかはいつの世も大事なテーマだ。

 忠誠心を考える 5/10

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