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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

楽しい旅行も、ちょっとした心理学の智恵から!(傾聴のポイント 4/10)

2012-02-20 | 第八章「魂と聖霊」

 日常を離れ新しい体験をするのは旅行の楽しいところであるが、不安感も深層で活躍するのが旅行である(異国で言葉の通じない世界では特に)。そこで、東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんのように二人で楽しく旅行を行う秘訣を考えている。

 楽しい旅行を行うためには、フロイトさんが発見した防衛機制との関わりが重要である。これは、傾聴でも基本は同じかもしれない。日本の文化の特徴の甘えの構造とか、幽玄の美とか、そういう日本人的な接し方も大切なようだ。

 旅行で避けたい防衛機制は、ケースバイケースかもしれないが、感情転移型の防衛機制で、相手を攻撃し喧嘩したり、沈黙の中で感情を抑圧したりして、大切なお相手と深い溝をつくることは避けたい。もちろん、防衛機制によって、逆にスマートにバランスがとれるメリットも。たとえば、今回、同じ色のスーツケースをレンタルした(ペアルックではないが同志的繋がりを深め?かつ空港で荷物をピックアップするとき便利)、旅行会社の人に適度に甘えたり(自由行動の訪問先について調べてもらったり)、同じ日本人の二人連れと親しくなったり・・・こんな甘えの構造(同一化か・・)は良いかもしれない。

 旅行中には、いろいろ出来事がある。今回ハッとしたのは、ブタペストでパスポートを忘れたかとあわてたこと(それ以降は、大切なものは互いに指先確認をすることに(笑))。道に迷ったり、地下鉄の路線で混乱したこと。どこに行くかで意見が分かれたこと。こんな時は、問題解決のノウハウが大切であるが、心理学的な智恵も大事。

 如何に親しい仲であっても、所詮、他人は他人。互いに神聖かつ冒しがたい個性をもっているから当然なのである。深層心理学の世界の常識では「自分以外の他人は驚きの対象」ともいわれる。いくら仲よしや夫婦や親子であっても、意見の相違は当たり前である。それを心のどこかに置いとく。

 そして、混乱した時に、相手の意見や話を良く聴き、そういう考えや見方もあるんだ、彼女(彼氏)ならそう考えるのも無理はない(これを受容という)・・・と納得することが大切だ(自分と違っているのは残念かもしれないが)。これは、傾聴の大事なポイントでもある。

 受容ができると、そこから何かが始まるものである。受容ができない時は、詰問的、我田引水的、押し付け的になるのが一般のようだ。逆に、こうした傾向があるときに、受容を思い出すとよいのかもしれない。

 傾聴のポイント 4/10

(今回の傾聴のポイントは、いつもそうですが生き甲斐の心理学を参照しています。)

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