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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

日本の男性と女性をマッサンから妄想する!(異文化と愛 ① 2/10)

2014-10-08 | 第九章「愛」

 マッサンも大阪の生活に突入し、新しい展開を示しているが、鴨井社長が占いで積極経営にこったり、マッサンに女難の相が出ていることを告げたりして、これからが楽しみだ。

 さて、昨日は図らずもU先生の勉強会で、楽しく勉強したり学習とも雑談を楽しんだりしたが、話題の一つが易経であった。私も時に易経を勉強したり実際に自分でやったりするが、中国数千年の歴史の奥は深く自分の不安感を落ち着かせたりする意味で役に立つようだ。

 鴨井社長のように占いを前向きにとり、新しいビジネスをあれこれ楽しむ前向きな態度は素晴らしいと思うが、何かマッサンに女難の相だとネガティブに言ったりするのは、私見ではあるが火に油を注ぐようで良くないなと思う。

 私も男性だが、マッサンのように若い時分、女性が実に謎めいて観える時期があった。確かに、脳科学の知見では脳梁が男性と比べ女性が発達しているなど男女差があるようだし、実際に結婚して異性と一緒にくらしたりすると、ものの感じ方等女性ならではと思うこともある。

 記憶能力、思考能力、学習能力、社会関係性、感情、イメージ力いろいろな脳の働き*1があると思うが、女性と男性は確かに微妙に特性が違うかもしれない。そして、お互いに補う部分も少なくないのだろう。

 とはいえ、私は「生き甲斐の心理学」を14年学んできたが、特に性格形成論を勉強してくると、性差は生育史に比べれば影がずっと薄くなってしまうように感じてしまう。まあ、本当に個性は実に人それぞれなのであり、性も個性の一部のように感じてしまう。

 ところで、日本人は鎌倉時代から男性の社会になってきたようだが、それ以前は典型的な母系社会。源氏物語や萬葉集でも妻問い婚は常識である。日本神話でイザナミとイザナギが最初に女神から声をかけ、うまく行かないので男神から声をかけるという有名な話があるが、歴史学者Fさんは、これは弥生時代前・縄文は女性から声をかけるのが普通だった記憶というように解釈されているようだ。

 いろいろな説があって定説にはまだなっていないようだが、縄文中期などの繁栄期には、東日本などでは女性が堅果植物を採集し煮炊きをするなど、生活の基礎をつくっていたようで、男性はもっぱら外で交易や狩猟、そして外に女性を求めたりでふらふらしていたイメージかもしれない。

 今朝テレビで、家事をしない男性が話題として取り上げられていたが、これは縄文からの伝統で、そんなに簡単に変われないかも(私も含めて)。

*1 松木武彦著 「進化考古学の大冒険」 新潮選書 33ページを参照しました。

異文化と愛 2/10

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