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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

つまらなそうな仕事を明るく解釈する(明るい解釈と暗い解釈  10/10)

2018-03-20 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 持統天皇のことを先日の勉強会で取り上げたが、今の私たちの暮らしにさえ大きな影響を与えた律令国家の原型作りは、もちろんパートナーの天武天皇や先人たちの努力もあったが、すごいと思うし世界に通じるなと思う。もし、持統天皇のような人材が日本に今いれば、どうなったろうと、思わず妄想してしまうほどだ。

 その政治手腕がブレずひたむきなことを考えると、持統天皇のアイデンティティは極めて確かであり、さまざまな問題(ストレス曲線)を的確に幸福曲線の方向に変えていく健全な能力を持っていたと思う。これは、見方を変えると何のために生きているのかをいつも考え状況に対応してきた方ともいえそうだ。

 さて、今年もすでに3月となり、仕事も年度末から年初と、いろいろ忙しい季節になる。しかも花粉の時期と重なり、ちょっと憂鬱だ。

 私が幼かった小学校に入学したときのことを思い出す。幼稚園のころは優しい先生に囲まれ、家でも甘やかされてわがままだった私は、小学校に入って間もない頃、なにか不満を覚え担任の先生の手にかみついた経験がある。今までだと、それを笑ってゆるしてくれたのだが、小学校の先生は厳しく冷たく叱られた。それから二度とかみつくことはなくなったが、冷たい世間の存在を知った体験だったように思う。

 世の中、食べるためになど、冷たい現実の中でやりたいことができず、我慢してやらなければならないことがある。しかし、「何のために自分は生きているか」というアイデンティティに関わる問題を、深く考えるようになると、その冷たい世間の中での仕事も、暗くなってはいられず明るく解釈できるようになってくるようだ。

 生き甲斐の心理学の論文、縄文小説?書きなどを好きなだけしたいなと思うものの、よく考えると、つまらなそうな仕事が大きな糧なのかもしれないと思えてくる、そして解釈が変わってくると、オセロゲームのように、黒ばかりの世界が白に切り替わることに。

 一連のテーマは終わりに近づいたが、最後に一つ。

 幼いころの傷となっているような体験は、もう一度振り返り明るく解釈できるようにすると(例えば、先生に噛みついた経験も、世間を知り、なめてはいけないという経験をさせていただいたというように)、私のように高齢者の仲間に加わったものにとっても、今後の精神衛生や健康の上で大切なことのようである。明るく生きるためにも。

明るい解釈と暗い解釈  10/10

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