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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

傷ついている相手を支援するといっても・・・(つながること 6/10)

2016-02-08 | 第五章「和解と平和」

 傷ついている相手を支援するといっても、人は傷ついていると様々な反応をするものである。静かに途方に暮れているだけではない。普段なら軽く受け流すことを、重く受け止め過剰反応したり、感情転移から支援している人を攻撃したり、・・・いろいろである。

 支援者まで、とばっちりを受けたりすると、退散したくなるのは人情であるが、立場上逃げられなかったり、背水の陣で支援しなければならないときもある。逃げられない時、そこにある最後の砦は人間観だけだろう。

 個人対個人の場合も人間観が重要になるが、もっと大きく集団対集団の場合も人間観が重要になる。ここでは、個人対個人について考える。

 人間観は日々刻々と変わる感情も超えることがある。時には、理性をも越えることも。人間観とか人権意識を考えていくと、私の場合は狭い自分を超えた何かにまで行ってしまう。

 先日、洞爺湖の近くの入江貝塚の、ポリオで20年近く寝たきり状態だったと思われる女性の遺骨のことを思索した。縄文時代はどうも弥生時代以降と比べると魂を持った人間(人間だけでなく様々な動物や植物も)を大切にしていたようだ。それは、信仰の世界だったのだろう。そうでないと、恐らく感情や狭い理性では超えられなかったろう。

つながること 6/10

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