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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

理想と現実と感情を意識してみる!(心の健康度 ⑤ 5/10)

2014-06-01 | 第四章「愛とゆるし」

 先日、毛越寺で一匹のセキレイを10分くらい追っかけて写真を撮ったが、池のほとりでのんびりしたり、流入するせせらぎで水浴びをしたり楽しげであった。セキレイにも思考、感情、行動があり理想と現実とその結果としての感情がたぶんあるのだろう。

   

 理想と現実とその結果としての感情を普通は誰も意識しない。しかし、ちょっと変かもしれないが「生き甲斐の心理学」を学ぶ私のような学徒は結構意識する。

 これは非常に単純な理論を背景にしているのだが、実に暮らしの中、生活の中で役立つ。日々不安とか怒りなどのストレス曲線を感じるものだが、これは心理学者のロジャースを学ばなくても、自分のもつ理想と現実の把握の仕方に関係することを多くの人は気づいている。

 仕事をしているときの同僚、夫婦やカップルで旅行をしている時、・・・親しい人と一緒に同じことがらに遭遇したりすると、その時の感情は人それぞれ結構違うということに気付く。何もそんなにカリカリしなくてもと思ったり、逆になんでそんなに気楽なのだろうと思ったりすることも多いのではないだろうか。しかし、それは生育史や身体からくる個性の違いに関係し、考えてみれば当たり前かもしれない。

 人それぞれ、同じ事象の中でも、独特の理想と現実がどこかで認識され、そのギャップとしての感情が湧いてくるようだ。当然ながら、湧いてくる感情なども異なり、行動もことなってくる。それゆえに突然不思議な行動をしたり・・・

 別に、そんな理想や現実や感情を意識しなくても、セキレイのように楽しく過ごすことはできるが、とかく人は自分自身の思い込み(構成概念)に縛られたり囚われたりし、狭い世界に取り込まれやすい存在。そして、この理想と現実と感情の三つを生活の中で、何か変かなと時々意識してみることは、とても大事な気がする。意識するだけで、自分の思い込みの呪縛から解き放たれることも・・・

 訓練すると、ネガティブな感情を鎮めることができたり、堅いガンコさ(構成概念)に風穴を開けたりすることもできるようだ。

 心の健康度 ⑤ 5/10

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