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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

魂が輝きだす頃・・・目的志向性の時代!(何で良い仕事ができるのか 8/10)

2011-01-07 | 第五章「和解と平和」

 エリクソンの分類によると、5歳から7歳は目的志向性の時期とされる。自立性が育まれ、罪悪感も育まれる時期とされている。私は何か、この時期が魂が輝きだすような、何かうねりを感じる時期のように思えてならない。

 1951年生まれのわたしにとって、目的志向性の時代を日本人として過ごしたことは感謝であった。赤胴鈴之助のラジヲを聴いたり、母にロビンフットみたいな帽子を買ってもらったり、テレビで名犬ラッシーを見た時期である。

 フラフープにうつつを抜かし、こどもながら上手にできるようになったり、草野球も盛んで、巨人や西鉄が大活躍し、東京タワーもできた時期であった。

 子供なのでまだ何もできないで、ヒーローに憧れるぐらいであったが、やがて、今という時空で美しい目的を想い行動し始める。

 私にとって特異な経験をしたのもこの時期である。一つは小学校1年の担任の先生の手をガブリと噛みついた経験に象徴されることであり。もう一つは、米国・アラスカに両親と住み、一年もたたずに日本に戻るという環境の激変であった。その中で、自発性の原型、罪悪感の原型、目的志向性の原型に関係する大切な経験をしてきたように思う。これについては明日からのんびり書いてみよう。

 さて、この時期の最後のころ、日本に戻って間もないころだったと思う。夜、夕食のころであっただろうか。父が豆腐を買ってくるように私に頼んだ。初めての夜のお使いである。今考えればほんの5分くらいの距離であったが、当時は街灯も薄暗く、お化けが出そうな場所もあり怖かった。しかし、両親に促されて豆腐を買いに、走って出かけた。帰って豆腐を渡すと、釣銭が間違えていた。そこで、もう一度行くことにも。

 そんな懐かしいやり取りの中にも、目的志向性の萌芽があったように思う。

 何で良い仕事ができるのか 8/10

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