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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

何のために生きているのかなぁ・・(青春時代を考える 9/10)

2018-09-15 | 第七章「光と復活体」

 「何のために生きているのかなぁ」といったことを本当に考え始めるのは青春時代からだったと思う。高校1年生のときに夏休みの宿題で平家物語を読んだが、「祇園精舎の鐘の音・・・」に触れたときは、何処まで分かっていたのだろう。しかし、1969年の高校3年生の卒業の時は学園紛争で、入学当初は自由を標榜していた学校が、入館証がないと入れないほど不自由な学校になってしまった。そんな中で、後で知ったが信じられないほど多くの先生が退職されたりもした。「祇園精舎の・・・」ではないが、目に見えるもののはかなさ、日本の伝統的な表現で言えば「もののあはれ」を知った頃かもしれない。

 この世の表面的な栄華が崩れた時に見えるもの、それは痛みを伴うものだが、「何のために生きているののかなぁ」という自問自答をしている自分自身であろうか。もちろん、この問いかけに正解はない。その証拠に今でも私はこの問いを考え続けている。ただ、不思議なことにこの自問自答は、こころを落ち着かせ、表面的な問題から距離を置き、自分を再構成させてくれる力となるようだ。だから、悩んでいるときこそ、この自問自答は大事かもしれない。

 ただし、「もののあはれ」もネガティブが側面もあるようにも思う。その最たるものは自死なのだろう。しかし、例えば生活苦の中であっても、人間は本気になるとものすごい力を発揮できる存在だ。自死だけはやめたほうがよい。暗い感情は明るい感情を生むためのシグナルと生き甲斐の心理学では言うが、本当だと思う。

 最近、50年くらいの歳月の後に、高校時代の仲間に会うことがあったが、卒業のころの入校証などの話題もでたが、自分の道を元気に歩んでいる仲間の姿に感動した。蛇足ながら、「もののあはれ」の時は、真善美の力強い世界を開く時だと思う。

青春時代を考える 9/10

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