イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

思考が感情や行動に影響を与える!(感情から観るゆるし 6/10)

2012-09-08 | 第四章「愛とゆるし」

 <思考・感情・行動>を概観するときに、思考・感情・行動の関係を頭に入れる必要があるようだ。ちょうど、U先生の最近のブログに<感情と行動は思考に支配される>という記事があり、なるほどと思った。

 感情というのはくせもので、自分で気が付く場合もあるが、心の防衛機制もあり、思考が歪み(良い意味もたくさんある)自分ですら自分の本来の感情に気が付かないことも。

 思考も、無意識に思考していることもあるようだ。不安を感じている中、自分の中の思考に気付かないことも。

 行動も、無意識的な行動もある。特に、最近年をとってくると、どこにモノを置いたかで慌てることも(笑)。自分はこんな風に考えて、こんなところに置いたかもしれない。そんな風に追っかけると見付けることも。

 こんな、自分のことすらよく判らないところが沢山ある私だが。思考が感情や行動を支配するという理論は見通しが良くて好きだ。

 よく、「生き甲斐の心理学」では、コップに水が半分あるたとえが出てくる。嬉しいと感じるひとは。「まだ、半分も残っている」と考えている人だ。そして悲しく感じる人は「もう、半分無くなってしまった」と考える人である。無くなった半分に観点がある思考。まだある半分に観点がある思考の差である。

 そして、観点が変わったり解釈が変わると世界が変わる。心理療法などの世界、生き甲斐を考えたり自己実現を考える世界、創造の世界でも、このポイントが極めて大切である。

 さて、日々の小さな<思考・感情・行動>の動きは、文化とか思想といった、もっと上位の思考のシステム(生育史)の影響を沢山受ける。今日は、石川啄木のかるたをたまたま取り出しているが、啄木の歌は、<思考・感情・行動>の素晴らしい言語芸術だと思う。

 参考までに・・・

 

 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ

 花を買ひ来て

 妻としたしむ

 

 脉(みゃく)をとる看護婦の手の、

 あたたかき日あり、

 冷たく堅き日もあり。

 

 はたらけど

 はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり

 ぢつと手を見る

 感情から観るゆるし 6/10

 

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