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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

静けさから湧き上がる真実・・回答は自分の内に (1/10 真善美に触れる・・今も縄文も)

2021-08-06 | 第九章「愛」

断捨離の教科書にも出てきそうだが、本が多くなり本箱を買ったりするとすぐ埋まる。それと同じように自分の朝起きてから寝るまでの時間も簡単に埋まっていく。忙しいとは心を亡くすと書くが、本当にそうだと思う。もちろん、それなりに努力して何かをしているわけだが、糸の切れた凧、羅針盤のない舟、そんな状態に簡単に陥っていく。

本箱に新しい本が入る空間を用意する。自分の一日の中で特別な時間と空間を用意する。それがどうやら自分らしい道を歩くために実に大切なことだと気づいたのは結構年をとってからだった。さらに、思い出してみると父も同じようなことをしていたようだ。祖母が亡くなってから本家でなかった父は小さな仏壇を買って、祈る時間と場所を確保していた。

私は、母がカトリックであったこともあり、日本では珍しいキリスト教徒であるが、毎日祈りの時間を5分でもいいから持つようにしている。私の父方の実家は広島で浄土真宗。母方は東京で日蓮宗。そして、祖父母が毎日仏壇の前で祈りをささげていたことを思い出す。

縄文時代の竪穴式住居にも炉があり、祈りの場所もあったと思われる遺物もでてくる。恐らく私たちと同じように祈っていたのだろう。

知恵は他からやってくるという考え方もあるが、自らの内から泉のように湧き出るものという考えもある。人の心は意識の世界だけでなく膨大な無意識の世界もあるので私などは経験上後者の考え方に賛同してしまう。様々な問題に私たちはぶつかるが、その回答は自分の内から、静けさの中から湧きだしてくるようだ。

祖父母、そして遥か昔の縄文時代の祖先達も、そのようにして生き抜いてきたのだろう。祈りは自分なりの方法でという考えもあるかもしれないが、伝統的な祈りのやり方も大切にした方が良いと思う。

2/10 真善美に触れる・・今も縄文も

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