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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

本当の世話をすること (停滞感からの脱出 2/10)

2019-01-17 | 第九章「愛」

 マンネリズム、停滞感から脱出するポイントの一つは「世話」なのだが、特に他者への世話というものは修行が必要であり難しいものだ。

 写真は我が家の愛犬の10年前の写真だが、ちょうど一年前に無くなった。16歳だったので、この写真は7歳のころだ。

 昨年亡くなる少し前に、愛犬はふらふらとトイレに行こうとした。朦朧としていたのだと思う。そして愛犬のオムツを替え、様子を見たが、熱があるのか息が苦しそうだった。長くはないかもしれないとふと感じたが、寝ているので自分の部屋に戻り、しばらくして様子を見に行った時にはすでに亡くなっていた。胸の鼓動の音が聞こえず静寂のさみしさをひしひしと感じた。自分のことを考えずにずっと付き添ってあげればと後悔したものだった。

 他者への世話というのは、自分のこととの責めぎあいのようなところがある。頭で考えたような世話は、おせっかいになってしまったり、前述の愛犬の世話のように肝心なところが抜けていたりする。身も心も、少なくてもある時間、相手に全てを捧げるといった覚悟が必要なのだろう。それが難しい。

 10年以上前に、私は停滞感の中で転職し、福祉の仕事をしばらくした。もちろん新鮮な毎日であり停滞感は無くなった。しかし、始めて3年くらいすると停滞感が満ちあふれてきたように思う。今、思うと世話の質に問題があり停滞感を感じるようになったのだと思う。一言で言えばなれだ。それを教えられたのは一昨年から昨年にかけ母の病に付き添った時だ。福祉や医療の現場でも、本当の世話というのは意外に少ないように感じた。なれは本質を見えなくする。当然ながらかつての自分の仕事の底は浅かったことに気がついた。

 本当の世話とは何か?これは果てしなく深い課題であり、今年の課題でもある。

 停滞感からの脱出 2/10

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