イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ストレス処理の健全性をどう考えるか?(ストレスを再考する! 7/10)

2015-09-07 | 第一章「意識と知覚」

 先日行った瀬戸の激しい流。体験ツアーで瀬戸の凄さを知ると、何故村上水軍が登場してきたのかをよく理解できる。瀬戸の海を無事に航海するのに、流れを知り尽くしたプロが必要だった。多分、それが背景にあるのだろう。

 ストレスも、海の流れ瀬戸に似ている。それを知りつくし、そして健全に自分の行くべきところに行く。流れに巻き込まれて座礁せずに、時にはその流れを利用してだ。

 昨日の食洗機の問題も、その観点から観ることが出来る。これは家庭でのストレスであったが、職場でも、あるいは大変なライフイベントでも同じ構造があると思う。食洗機が対人関係の問題であっても、あるいは、病であっても、大切な人の問題であっても同じ構造があるように思える。実際、昨日職場で経験したことも似ている。

 こころの健全性・ストレスの捌き方を理解する上でプロセススケールという、カール・ロジャースが考案した尺度が実に役立つ。7つの観点で調べるのだが、例えば感情の認識というのはとても重要である。自分が嫌っていることを頭でなく知覚・体感することは実に重要なのだ。その感情を通しての実存的というか経験は、解決への先駆けになるのだと思う。

 それから、役割ということを考えることが中心になるのだが、問題を意識することがたぶん重要だ(これもプロセススケールの一つ)。家庭での役割、職場での役割。その責任を意識することで、嫌いー>避ける/やっつける/逃げる・・・こんな単純反応的ワンパターンから抜け出し、自他肯定的な解法に一歩近づける。

 ただ、人にはひとの事情がある。自分の経験に照らしても、全てには時があるようにも思う。厳しい時代なので、社会は結構容赦ないが、人は機械ではなく愛すべき生命体だと考えると、少しは間や余裕がでてくる。

ストレスを再考する! 7/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています!