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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情表現を上手にする、アースフィーリングの旅!(感情表現 9/10)

2015-05-01 | 第二章「五感と体感」

 昨日の八王子勉強会。いつもと違って、ちょっとした遠足を楽しんだ。多摩センター前のNo.57遺跡がある縄文の森と博物館(東京都埋蔵文化センター)、それから、多摩ニュータウン446遺跡のある、堀之内愛宕神社の周辺を散策した。爽やかな風が流れ、とても心地よいひと時だった。

 縄文の森は、私も何回か訪問したが、今回は小学生の見学会が何組もあったようで、竪穴式住居で実際に炉で火を燃やしたり、また説明員の方の楽しい説明も聴かせていただいた。縄文の森は実際の遺跡だが、遺跡を埋戻した上に竪穴住居を再現したり、縄文時代の埴生を再現し堅果類の林の風情も楽しめる。

 実際に火を燃やし、炉の上にあるちょっとしたつり天井に魚などをスモークしたりしたと説明をいただき、なかなか臨場感があった。私の縄文病も激しくなるようで、来年の今頃は主食は米からドングリとか堅果類に替わっているかもしれない(笑)。

    

 そして、446遺跡。愛宕神社周辺は今住宅地の造成工事中だが、野猿街道からの道周辺は整備され公園が出来ている。公園の中に柵があり、どうも446遺跡を保存しているようだ。この遺跡は、縄文中期中葉。今から約5,000年前の遺跡だが、長期にわたる遺跡ではなく、比較的短期の村だったようだが、岡村道雄先生の日本の歴史01(講談社)によると60人ほどの村人が50年にわたって居住していた環状集落だったようで貴重だ。

 当日は雲で富士山は観えなかったが、別の日にとった写真を掲載します。

 そして、実際に、そうした場所に立ってみると、何か感じるものがある。爽やかなものだったり、時には何か変な感じがしたり、その時に湧きあがる感情をウォッチングすると楽しい。そして、湧きあがる感情を生き甲斐の心理学のテキストを眺めつつ、いろいろ思索してみる。その中で、何か大事な気づきがあったするのだ。

 縄文に興味を持つことで私が住んでいる近辺が興味深々になってしまい、退屈することもない。尚、アースフィーリングを意識すると、歴史の知識を楽しむだけでなく、生き甲斐の心理学の理論で自分自身のありかたを楽しむ二通りの楽しみになるようだ。

感情表現 9/10

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