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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の個性を受け入れる!(縄文スイッチ ② 5/10)

2014-12-24 | 第一章「意識と知覚」

 今日の「マッサン」。不況下で経営判断を迫られる鴨居社長が長越百貨店の澤田取締役にウィスキーを試飲してもらう。そんなシーンでの澤田さんの本音の語らいが実によかった。自分の本音を上手に語ることで、本人だけでなく周りも幸せになるという、U先生の「生き甲斐の心理学」の理論(自己伝達)を思い出してしまった。

 澤田さんの個性、鴨居社長の個性、マッサンの個性・・・なかなかであった。

 個性については昨日ブログで語らせていただいたが、ちょっとつけ加えたくなった。自分の好き嫌い等の感情の背後には、幼いころからの生育史が隠れている。さらに、その生育史の中には、その人の基本的な傾向と渇望を産みだした何か原型のようなものがあるようだ。

 鴨井社長や澤田取締役にもあり、その一部が言語化されて本音を上手に語るなかで光る。商売の筋・・・味な話であった。

 さて、こうした個性は、社会の動きの中で順風の時もあるが、概して逆風の時が多い。そして、自分はヘンだとおもい自分の個性を受け入れず、何となく漂ってしまう。漂う時も必要だとも思うが、やはり長い眼でみれば自分の個性をまずは受け容れることが大事。そして、そんな自分を否定しないことも大事だ。もちろん極端に自己否定・他者否定になるのは、どこかおかしいが。

 今日はクリスマスイブ、明日はクリスマス。そしてじきに正月を迎える。慌ただしくもあるが、楽しい冬休み休暇の中で、今年は自分の傾向と渇望の原型を思索してみたい。

 縄文遺跡、縄文文化に燃えている私だが、その不思議な傾向と渇望のこころの原型をもう一度発掘(縄文病の表現)してみることは大事な気がする。それは、年始に一年の計を立てることにもつながるかもしれない。ロジャースの傾向と渇望の命題は次のとおり。

 有機体は、一つの基本的な傾向と渇望をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。

 写真は近くの熊野神社のお地蔵さんだが、賽の神だろうか石がお地蔵さんの列に混じっている。縄文からの心の傾向と渇望なのだろう。

 因みに、熊野神社ではないが近くの神社にはこんな風景もあり楽しくなる。

   

縄文スイッチ ② 5/10

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