イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅行でのストレスを楽しむ?!(傾聴のポイント 1/10)

2012-02-17 | 第八章「魂と聖霊」

 旅行することは、新しい経験をすることで、楽しみも多いが、不安も多い。今回の海外旅行も、事前にハンガリーの政情不安や寒波到来でヨーロッパでも被害があるなどの情報も舞い込み、パックツアーであったが、参加するかどうかはちょっと勇気が必要だった。

 さらに、普通は旅行は日常から離れての楽しみという風に見られり、実際にそう思い込んだりするが、家族など親しい仲で非日常的な旅行をするのは、いつもと違ってストレスも高まっているので、人間関係でぶつかったり・・・そういうことも通常よりある。もう死語になっているかもしれないが、成田離婚などは、そうした現象の一つかもしれない。

 私も、若いころの旅行では、そうした失敗も経験した(思春期の子供を連れての旅行などで)。また、生き甲斐の心理学を学んできたので、不安とそれに対する心の仕組み(防衛機制)を時々意識し、日常の自分の傾向と対策を視野にいれつつ旅行をした。それと、昨日のブログではないが、ホンネを爽やかに主張することも大切なようだ。

 まあ、旅行は、全体的にこころの防衛機制(鎧かぶと)を強いて、心の柔軟性を減じるところがあるようだ。

 でも、日常の中でも、旅行と同じように知らず知らず防衛機制を張り巡らせ緊張することは多い。私もサラリーマン経験もあるが、初対面の人と会話するとか、何か講演をしたりプレゼンテーションをしたりするとか・・・そんな時もそうである。

 また、日常の中で、親しい人が悩んでいたり、そういった時の対応も同じ。親しいはずの人でも、初対面以上に緊張していることもあるものだ。

 そして、生き甲斐の心理学では、こうした時の対応の仕方のヒントを教えてくれる。傾聴の知識は、とても役に立つ。

 次の写真は、ウィーンのフロイト公園の写真である。生憎雪が降りリラックスしてベンチで気楽に語り合う訳にはいかなかったが、フロイトさんの発見した防衛機制をはずし、心を伸びやかにするには、まずはこちら側が無防備で鎧かぶとを脱ぎ、リラックスして公園のベンチに座る態度が必要なのかもしれない(そんな風に考えて公園を造ったのだろうかは不明だが(笑))。

 生真面目な挨拶ではなく、かざりけなくリラックスした言葉かけが大切とされている!(傾聴訓練表の一番目、無防備)

傾聴のポイント 1/10

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