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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛と信頼が鍵なのだ!(こころの声 3/10)

2011-09-02 | 第三章「無意識の世界」

 「生き甲斐の心理学」によれば、心理的接触とは愛と信頼の関係を築くことである(小さなものも大きなものもあるが)。

 人は、ちょっとしたことで簡単に心に傷を負うもの。それゆえ、愛の孤独を感じる。そして、愛の孤独はこころの万病の素。放置すると、ストレス曲線の不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱の階段に走りがち。

 そんな時に、慈悲のこころで愛と信頼の関係を築く第一歩が心理的接触。接触にもいろいろな方法があるが、カウンセリングや傾聴の言語療法では、適切な言葉かけが中心だ。

 どんな言葉をかけるかは、6つのポイント(無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意)があると良く言われるが、やはり、相手をどれだけ誠実に想っているかが大切。

 対人関係の仕事をする人は、大なり小なり相手の興味や関心などを意識し言葉かけするが、人を操作するような下心は簡単に見抜かれる(そうでないこともあるが)。やはり、本物の愛と信頼の経験(訓練)を積んでいる人が結局強い。

 これは個人対個人の話であるが、集団でも同じところがある。明るい雰囲気の集団と暗い雰囲気の集団が明確にあるように思う。要は、心理的接触が集団でうまくいっているか否かというようなものだろうか。

 ちょっと話は変わるが、今日、野田首相による内閣が組閣される。毎年、日本では首相が変わるという悲劇が繰り返されているのだが、マスコミも組閣仕立てのころは、それこそ心理的接触をするかのように好意的である。それが半年経つと、どうか。

 本当の心理的接触のないところに良い情報はない。マスコミが構造不況業種になるのは良くないと思うのだけれど。

 こころの声 3/10

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