イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

キロからテラへ!

2009-09-12 | 第十章「今ここでの恩寵」

 若い頃は、コンピュータ技術で、キロ(K)という単位を良く使った。その後メガ(M)となり、今はギガ(G)やテラ(T)という単位を良く使う。Kは10の3乗。Mは6乗。Gは9乗。Tは12乗である。

 直観的ではあるが、この30年くらいの間にこの単位の変化くらいの技術革新があったように思うし、これからも継続するのだろう。

 技術の革新は、産業革命の時に経験したように、社会の大きな変化をもたらす。良い意味でも悪い意味でもである。

 最近の社会の変化を政治のせいだと、私も思うところもあるが、良く考えると本質的に技術革新の影響かなと思うこともある。グローバリゼーションも金融不安や雇用不安やデフレも今のような情報技術がなければ、なかったかもしれないし違ったかもしれない。

 一方、世界のどこかで災害があれば、時に世界から山のように支援物質が贈られる。悲惨も共有できる時代になってきている。

 情報革命。車に乗れば、必死に地図で目的地を探す時代は過ぎ(と言っても私は先月までそうだったが)、GPSのナビで快適にドライブできる。昔住んだ、アラスカのシトカの街の情報も直接市役所のホームページや住民の作成した映像も見られる。何かを調べようと想えば、昔だったら、何百万円もかけて調査しなければならないような情報が無料で得られる。

 時に、YouTubeがきっかけで昔の友達とメールができる。67億人の爆発的に増える人類なのに、一対一で簡単に連絡できたりする(IP電話などだと、ほとんどコストもかからない)。

 このブログもほとんどコストをかけず投稿させていただいているが、年間延べ数万人の方の眼に触れているようである。しかし、書いている私は、読んでいただいている方をずいぶん知っているので、一対一の感覚で書かせていただいている。

 情報革命に感謝!

 しかし情報革命は、人類(私も含め)にどのような働きを期待しているのか、よく考えなければならない。

<技術の恩恵 3/4>

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