外資系ＩＴ企業を6年前に辞めてから、技術の進歩についてかなり疎くなっていたようだ。
この夏9年間使っていた、車をちょっとした貰い事故を契機で買い替えることになり、ナビも初めて購入した。
その時に、今までのＣＤなどをどうしようかと考えた末、以前、福祉の仕事をしていた時に知った、ipod（Apple社の商標）を利用することにした。
ひと昔前は、ウォークマンなど日本の会社が席捲していた、ポータブルオーディオ機器だが、MP3技術をうまく利用したこのipodは、この小さなパッケージに、なんと400曲近く入れることができる（勿論もっといれられるが、入れるものが無くなってしまった）。しかも軽量・省電力（電池もいらない）の技術にひたすら感動である。
今は若者と同じように、私もipodを聴きながら、電車に乗ったり、車に乗ったりしている。ipodのカバーはおじさんには相応しくないかもしれないが、好きなレモン色にし、時に首からつるし、心地よいモーツアルトを聴きながら移動する。
技術の進歩により、今までできなかったことができるようになる。生活が豊かになる。感謝である。
＜技術の恩恵 1/4＞
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