イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

身体と心の壁のむこうに・・・

2007-12-22 | 第一章「意識と知覚」

 今週一週間、忘年会の季節ということもあるが、いろいろな方とお会いした。

 昔は、お会いした方々へは当然関心を持ったが、自分のことはあまり意識にのぼらなかった。最近は感情ウォッチングで、自分の感情の流れを意識するようになっている。

 人と会ったり、一緒に仕事をしたりすると、様々な感情が流れる。好き、嫌い、といった原初感情をはじめ、感情の曼陀羅といってよい多様な感情を体験するのである。

 ひとつひとつの暗い感情も含めて、リアルタイムに感情を意識していくと、言葉や理屈のみの世界と一味違った世界が現れてくるように思える。

 自分の壁も時に見えるし、他人の壁も場合によって見えてくることもある。そして、壁の中にいる、あるいは、いるはずの温かい何か。愛そのものの魂といったような存在を感じることもある。

 ひとは、身体といった物理的なものと、成育史から生まれる心の壁に囲まれて生きているのだ。

 もう5年目になったが、早期退職をして生き甲斐の心理学や福祉の世界に関与するようになってよかったと思う。身体や心の壁の向こうに、人(自分や他人)の暖かさに触れられることもあるからである。

<感情の観察4/6>

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