ほんま日記
~ 2 n d E d i t i o n ~
 



今日の新聞(うちは京都新聞だ。)で、
「息災」っていう言葉が目に留まりまして。
京都のお寺で息災を願う‥‥のような使われ方でした。
たとえば、新年の絵馬に書いたりする
「無病息災」とかで使う「息災」ですね。

 「みんなが病気も無く健康でありますように。」

という素敵な言葉ですがしかし、
「息災」単体ではどんな意味なのかしらと、
手元の辞書(うちのは旺文社だ。広辞苑もほしいなぁ‥‥。
      サンタさんください。)
     を、引いてみたところ、

 「元気でいること」
 「達者でいること」

という意味でした。
「災(わざわい)」が入ると、
やはりマイナスなイメージを持ってしまうものですが
そうじゃないんですね。肯定的な意味になると。
なんか日本語の不思議やおもしろさを感じます。

で、さらに、その字にまつわるルーツと言いましょうか、
そんなものも気になったので、
手元の字典(うちのは白川静さんの常用字解。
      白川静さん、最近話題ですよね。)
     で「息災」を引いたところ、

 「神仏の力などで災難をなくすること。健康であること」

であると。
なるほど英語圏では「God Bless You」って言いますもんね。
神様の息で災いを吹き飛ばしてください‥‥みたいな。
そんな「息災」の意味、
なんとも膝を打ちたくなるような話ではありませんか。

最近、ふたたびか三たびか、
伊丹十三さんのエッセイ集を読んだりしたもので、
その影響も出てしまいますわな。

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コメント
 
 
 
Unknown (牛心。)
2011-12-08 06:10:29
これは持論なんだけど、ヨガって息を吐いたり吸ったりすることで世界と同一化するって考え方があるのよね。
で、息っていう単語が神聖な意味を帯びるのは、語源的に根が一緒なんじゃないかと思うのですよ。それこそBlessとBreathの関係。
呼吸が生きている証だという詳察がどこの文化にも共通してみられるのは興味深いことだと思う。語源を調べるのは楽しい。
 
 
 
Unknown (ほんま)
2011-12-08 21:42:31
おおお。そうなんですね。

その「息」の字源に関して、その字典にあったのですが、
「息」=「自」+「心」 だと。

「自」は正面から見た鼻で、呼吸の器官。
その下に「心」が付くと。
呼吸器官である鼻と心は密接に繋がっていると
昔から考えられていたみたいですね!
 
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