ふわふわ

仕事とプライベートに関する個人的な記録。

T-Time 5.5の書き出し機能

2005年07月18日 21時51分44秒 | 休みの日
1.昨日は遅く帰ってきたので、今朝はゆっくり寝ていた。天気がいいので暑い。家でずっと過ごす。

2.「CODE46」(DVDレンタル 2004 評価70点)を観る。劇場でも観たがこういうSF映画は好きだ。近未来の不思議な都市を、上海とドバイの風景をもとにして作り出していることがおもしろい。
 遺伝子工学による人間の管理が厳しく行われている社会で、愛情はどのように表現できるのだろうか。家族を愛している男が突然別の女を好きになる。恋はいつも急に訪れるのである。その差異がある意味では人間らしさを表しているのだと思う。
 共鳴ウイルス、人体拒否ウイルス、いろいろなウイルスが支配する未来社会は、やはり病んでいるとしか言いようがない。
 詳しくは、昨年の夏に感想を書いている。

2004.10.8 心から伝われ I miss you 「CODE46」の映評

3.「アップルシード」(DVD 2004 評価75点)を観る。アニメの大作が並んだ2004年の中でも出色の出来の作品である。大人が観るアニメとしては昨年では「イノセント」と「アップルシード」が最高であった。原作は士郎正宗、監督は荒牧伸志、プロデュースは曽利文彦、脚本は半田はるか、上代務。「戦いが終わったら、母になりたい」というキャッチコピーはちょっと的はずれ、でも作品がいかしてるからこんなのもありかな。
 物語は2131年の未来。繰り返す世界規模での戦争、数次の非核大戦の結果、世界中が荒廃し、人間は都市の廃墟の中で生きていた。デュナン・ナッツもその一人であり、日常的な戦争の継続の中で緊張した毎日を送っていた。
 そんな中である日、デュナンは個別の攻撃を受け戦うが苦戦を強いられる。そこに突然出現した元恋人のブリアレオスと謎の女ヒトミによって救出される。麻酔をかけられたデュナンが目を覚ましたのは、人工の平和都市オリュンポスであった。
 そして、戦争の後をオリュンポスが世界を治めていた。オリュンポスではバイオロイドと人間が共生している世界であった。そしてガイアという巨大な人口知能型のコンピュータが世界をコントロールしていた。
 人間はバイオロイドの進出に共感する者と反対する者に分かれていた。そのせめぎ合いの中で、バイオロイドに生殖機能を持たそうという計画が浮上する。それを阻止するために軍部を握っている人間たちが反乱を起こそうとする。
 デュナンはその抗争に巻き込まれる中で、出生の秘密を知り、母の記憶を取り戻す。アップルシードの封印は解かれるのか。デュナンは人間とバイオロイドの間に立ちながら、未来を見つめ行動していく。
 戦争の繰り返しで荒廃していく人間世界の愚かさを徹底的に描きながら、デュナンはその愚かさをも引き受けて人間の生に希望を見ようとする。自滅から逃れるためにはそれ以外に選択肢はないのである。
 なかなか重いテーマのアニメである。しかも、主軸はデュナンとブリアレオスのラブストーリー。見応えのあるアニメであった。

4.ボイジャーの電子本閲覧ソフト「T-Time 5.5」をインストールする。T-Time2.0を持っていたのでバージョンアップをした。今回の特徴はデジタルカメラ、携帯電話、PSPなどの機器に書き出しが可能になったというのだ。
 早速、ネット上の青空文庫から10本をダウンロードして、ソニーのゲーム機PSP用にに書き出した。夏目漱石「こころ」、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」、中原中也「山羊の歌」「在りし日の歌」、中島敦「李陵」「山月記」、織田作之助「木の都」、太宰治「お伽草紙」、大杉栄「男女関係について 女房に与えて彼女に対する一情婦の心情を語る文」、まずはこのぐらいを書き込む。PSPとメモリースティックデュオを持ち運べばいろいろな本を持って行ける。メモリーカードさえあれば100ぐらい持ち運びが可能だ。
 音楽をそんなに聴く習慣はないけれど、古典を読むのは楽しい。これってゲーム機の新しい活用である。もちろん携帯電話でも可能だよ。

T-Time5.5(ティータイム)

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