ペースメーカーは、徐脈性不整脈の治療に使われる
徐脈性不整脈(洞不全症候群)
- 心臓の拍動をつかさどる洞房結節が機能せずに、心臓の動きが止まってしまう
- 脳への血流が減り失神することもある
ペースメーカー使用時の注意事項
- 運動
ほとんどの運動が可能だが、体がぶつかるような運動は避ける - 入浴
問題ないが、入浴時間は短め(10~20分程度)の方がよく、サウナも同様に短時間がよい
電気風呂(お湯に低周波電流が流れている風呂)は利用しない - 旅行
問題ないが、車のシートベルトによる圧迫に注意(左側に埋め込んでいるため、シートベルトの位置に注意)
飛行機の搭乗時の金属探知機で影響を受ける危険があるので、事前に係員に伝えること - 家庭用電気機器
ほとんど問題ないが、IH調理器、電動工具を使用する場合は、ペースメーカー本体に近づけない - 通信機器(スマートフォンなど)
ペースメーカーの植え込み部位から15cm以上離す。自分で耳に当てて通話するのは問題ない
電源を入れたまま胸ポケットに入れない
小型無線機(トランシーバーなど)は使用を避ける - 電子商品監視機器(EAS お店の万引き防止ゲートなど)
ほとんど影響しないが、安全性確保のためには中央付近を速やかに通過するのが望ましい
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