7月9日に植え付けたものを主体とする夏に植え付けたインカのめざめが、全て大きく育たなかったことを 受けて、9月8日の記事では「今シーズンのインカのめざめの夏作は全て失敗しました。 」と書きました。 そして失敗に終わった夏に植え付けたものを引っこ抜いてから、同じプランターに常温で3カ月以上置かれて
芽や根が出た種にする屑イモ(緑化芋、虫食い芋、傷芋)の植え付けを開始して「秋作のための植え付け開始」
としていたのですが、その秋作のために植え付けたプランターの多くで芽が出揃って来ましたので、秋作
(秋植え)と夏作(夏植え)の生育状態の違いをお見せします。
まずは自宅のデッキの上のプランターの状況です。
遅く植え付けたプランターではまだですが、9月8日に植え付けたプランターでは、その殆どで葉が 展開していました。
これは7月9日に植え付けた夏作のプランター類を残したもので、芽が顔を出さなかった株だけを9月8日に
引き抜いて、その後に常温に置かれて芽が出た状態の春作の芋を大型のポリポットに植えたものです。
奥のひょろひょろしているのが7月9日に夏作として植え付けたもので、手前の背が低く葉が大きいものが
比較用の秋作として9月8日に植え付けたものです。
今日は残してあった夏作のプランター2つを秋作用に転用するために植えてあった株を全て引き抜いて
みましたが、その生育情況からインカのめざめの夏作が無理であるということは直ぐに分かりました。
地上部は日照が問題なくてもひょろひょろで、更に切り分けた種芋にはその多くで虫食いがありました。
収穫が可能となるインカのめざめの植え付けが、この辺り(関東)の春作ではいつまでが可能で、秋作での
植え付けでは、いつからの開始が可能なのかはまだ明確ではありませんが、一応6~8月までの期間の
植え付けはやってみても無理なことであり、無駄なことだと考えます。