不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「ちはやふる」舞台検証第3回・福井県あわら市編 ※追記あり

2010年06月14日 00時19分51秒 | コミック版「ちはやふる」(原作)関連
実はこの記事を書き始めた昨日(6月13日)に、地元福井市にて競技かるたの大会が行なわれるということで、
午後にちょっとだけお邪魔させていただきました。
競技かるたをやらない部外者が立ち入って関係者の方に不審がられたかもしれませんが、
読まれることはないでしょうけどまずお詫び致します。
そして観戦の機会を頂きありがとうございました。

で感想ですが、とにかく選手の皆さんの集中力とか早くて凄い!とか未経験者ゆえ
漠然な感想しか述べることが出来ませんでしたが、その申し上げにくいのですが
観戦者を広く募りたい大会というよりも地元で開かれる昇段のためのポイントを稼ぐ大会の一環という
のが主目的といいますか、「一見さんお断り」を求道者が勝負に臨む雰囲気を感じた気がするのは、
私のよそ者がお邪魔している引け目からだったのでしょうか?
その一方対戦が終わられてから日頃他の大会でも一緒になるのでしょう、
いろいろ話に花が咲く光景も見られました。

そうそう、原田先生(のモデルの方)と今年の準名人の三好さんの対戦が行なわれてたのですが、
本当にまんま「どっせーい」なプレイをされる方でした。そして外で小学生の子たちが、
外までその大声を聞くたび「原田先生や」とひそひそする姿がほほえましかったです(笑)。
結局4位入賞を決められたベスト8のうち、福井県勢は5枚差で勝たれた三好さん以下半分をしめ、
広史さん(のモデルの方)は1回戦で敗退されたようです。
最終的な結果は、後日福井新聞にて詳細な記事が出るのを楽しみに待つことにします。
・・・ところで講談社編集の坪田さんと思しき方も(それも選手としてのご参加?)お見かけしたのですが、
ご結婚されて姓が変わられたのでしょうか?
出来ればコミックス9巻の競技線のくだりが訂正されてなかったことを指摘しておきたかったのですが(笑)



前置きがとても長くなりましたが、先週土曜梅雨に入る直前の最後の晴天を逃すまいと、
「ちはやふる」において東京都府中市に並ぶ主要な舞台であろう、綿谷新の故郷福井県あわら市の
背景元について取材しましたので、ご紹介していきます。
・・・といっても全てJR芦原温泉駅周辺のものなのですが。

コミックスの巻順に挙げていきます。


2巻P106「やっと着いたー」
芦原温泉駅の下り本線ホーム上です。ちょっと角度をミスってしまいましたw



2巻P107「この住所わかりますか?」「おーわかるわかる」


2巻P148『神様じゃなくて 友達でいたいよ』


2巻P150・P151
アングルも電車も(しらさぎじゃあなくサンダーバードw)全然異なるのですが、
作中のコマの流れから場所を推測するとこのあたりでしょうか?


2巻P153『こんな自分を見せたくなかった』


2巻P154『でも会いたかったよ ずっと』
この間参加した「けいおん!!」修学旅行の背景をたどるツアーを主催された、
セキさんの撮影テクニックを参考にしてみましたw

こちらの交差点は芦原温泉駅から南に30mほど進んだところにある県道の「春宮1丁目」交差点です。
作中では直線になってますが、実際はト型の交差点となっており、旧金津町の市街地に当たることもあり、
交通量はなくはありませんので、くれぐれも撮影の際は車両の通行に注意を払ってください!





4巻P6
まだ営業時間前でしたのでどちらもシャッターは降りてますが、中央の「越前茶屋」さんは
実際にお店を営んでらっしゃいます。ただ看板の表示のうち九谷焼は県境をはさんだ
石川県加賀市の特産品であることだけは、読者の皆さんに指摘しておかねばいけませんw
そして、新たのバイト先である「勝義書店」さんの構える場所は実際は空き店舗になってます。
(ちなみにモデルとなったのは福井県地場の書店では最大手の勝木書店です)


6巻P159



6巻P164「じゃー上がります おつかれさまでしたー」
時間が経ちましたのでシャッターが開いてます。あと新は芦原温泉駅の自転車置き場へ
上の画像では駅側へ最短距離で向かっているのに対し、下の画像では何故か上の画像とは
向きを逆にして遠回りに横断歩道を渡ろうとしているのです。なぜ?



6巻P166
画像を見てお気づきかと思いますが、実際の風景を反転して使われております。

6巻P166「あ 村尾さん」
駅東側(裏口)からの連絡通路になります。つまり村尾さんもあわら市の住民ということです。

6巻P166「あれ どこ行くんですか? 今日練習日・・・」
駅構内の撮影は、事業者と利用客にご迷惑をおかけしないことが第一ですので、
慌ててカメラを構えた結果手にしていたブックカバーが映りこんでしまいました。


6巻P167「おまえががんばれば おれはちょっと疲れたわ」
階段の様子が作中と異なってますけど真新しい雰囲気がありますので、
末次先生が取材された後改装工事が入った?


新は村尾さんが手にする「420円」の切符を見て、南雲会の練習にこない事を悟ったわけですが、
実際の運賃表は上の通りでしてそもそも420円という区間運賃が実在しません。
本当の福井県かるた協会道場への最寄り駅は森田駅になりまして、そこから南に旧国道8号線を
800m程歩いた、九頭竜川をはさんで向かい側に位置しております(バス停にして2つ先くらい)。
ですから「230円」の切符が正しいと思いますけど、「320円」の切符を買って福井駅まで行き
京福バスで最寄のバス停まで乗っていくこともありうるかもしれません。
ただ30分に1本くらいの頻度であり乗り継ぎが多分いまいちであろうことと、
バスの運賃もそこそこかかりますので、現実的ではない気がします。
(それ以前に家族に車で送ってもらうケースが多い気がします)
・・・村尾さんはいったいどこに行ったのでしょうか?



以前福井新聞に掲載された記事によると、あわら市のほか福井駅前周辺も取材
されたとのことですので、今後南雲会道場以外の新たな背景元として
福井県のいろいろな風景を採用していただけるのを、楽しみにして待ちたいと思います。





※7月1日追記
先週土曜日(6月26日)mixiのちはやふるコミュのオフ会がありまして、
今までのWeb上でのやり取りから会う前にも知り合いのような間柄の方がと集まるのではなく、
いきなり「ちはやふる」という作品のファンという縁だけで、初めて顔を合わせることになり、
新鮮な気持ちとか掴みから緊張して会に臨んだのでした。
でせっかく福井県民が参加するわけですので、お約束ということで松岡軒の羽二重餅を
差し入れさせていただきましたが、マンガそっくりでふわふわな味も実感していただけてよかったです。
その際松岡軒の店舗(本店ではなくJR福井駅構内プリズム福井店です)に飾られていた、
コミックス5巻の登場シーンのPOPの話をしたのですが、
もう展示されてないから時効かなということで以下掲載いたします。


※現在はこのPOPは存在しません。またもし撮影される際は必ず店員さんの許可を取ってください!

オフ会の流れは、最初自己紹介をして次に競技かるたの模擬試合を実際経験者の方同士で
(お二人ともA級選手の方でして、東京東会に所属されてる6段の元準名人でらっしゃる
「先生」クラスの方と、全日協(全日本かるた協会)事務局の方だそうです)、
詳しい解説を交えつつ行なって頂きました。
そのあと参加者全員で競技かるたの試合をというわけで、事前の応募では全く札を
覚えてませんでしたので見学だけとさせていただいたのですが、幹事さんのプッシュで
せっかくですからと源平戦を初心者同士で行なうことになりました。
結果は相手チームにいらっしゃったB級選手の方のアドバイスと手加減?のお陰で、
負けましたけども5枚差という接戦をさせてもらえました。
なんだかんだで初めて1枚目を取った時とか、敵陣から「ちは」を抜いた時は、
うれしい気持ちになりました。千早のせりふじゃあないけれどもまさに「だんだん早く取りたくなるんだよ。」ですね。

夕方には帰路に着かないといけませんでしたので、本番の2次会は参加できませんでしたが
ちはやふる取材や設定の裏話(登場人物のモデルとか)が飛び出したりしたようで、
今後の探訪の参考にお伺いしたい話がたくさんあったこともあり、欠席が悔やまれました。
意外と福井県の選手の方がモデルに複数いるという話は聞いたことがあるのですが、
「モメユミ」こと山本由美前クイーンのモデルって、名前が似ている&銀行員であることから、
わが地元が誇る元クイーンのアノ方じゃあないですよねぇ・・・。

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