渋谷の
スクランブル交差点を抜けて
NHKホールに到着
昨年の10月から予定していた
森山直太朗の
コンサートに行った
最終日だし
テレビカメラが入ってるし
力が入っていたな
あっという間の
3時間だった
良かったな~と
余韻もつかの間
帰りの電車に
ばあばから電話
「もしもし 便が出ないのよ 来てくれない?」
「うん じゃ 駅に着いたらタクシーで行くよ」と答える
まだ、9時だし仕方ない
駅で
肉まんとはらドーナツを買い
タクシー乗り場に行った
タクシーは
長蛇の列
仕方なく
歩いて
母の家に行くことにした。
滑るから気をつけていたのに
見事に転んで
腰と左腕を打った!
「痛い~転んだ」と
母に電話
「あら どこで転んだの?」と心配してくれてる割には
「食べ物なんか買ってきて?」だって
本当に痛いけど
ここはきちんと母に
夜は呼ぶなと
伝えないと
駅から歩いて転んだと
玄関先で倒れ込んだ
でも 中々
母は出てこない
トイレでいきんでる
しばらく
私も玄関先で
倒れて待つ
ジャーと流して出てきた
「どうしたの?」
さっき転んだって電話したでしょ
ここは演技で
「私だって来年60才なんだから
夜 私を呼ばないでよ」と私
「えーもう60になるの?見えないね~」と
笑ってる
それに
「あたしが呼んだの?何で呼んだんだろう」だって・・・
さっきのトイレで便秘は
解消してしたんだね・・・
私はペッたんこの肉まんを
食べて帰る事に
「何処に帰るの?」
うちに歩いて帰るのと
母の家を後にした
でも母と笑ったので
身体は痛いけど
心はホカホカ
直太朗の歌を口ずさみながら
足取りは軽かった