自家用操縦士hiropochiの雑記帳

2006年春 軽飛行機の操縦訓練を始めたhiropochiの訓練記録など徒然に...。

訓練28日目(@Canada)

2007-09-28 | 軽飛行機訓練
いよいよ、泣いても笑っても 訓練最終日を迎えました。 先週来たばかりなのに...あっという間でした。

「少しでも早く訓練始めましょう!」ということで、昇る朝日を拝みながら,朝7時半に空港入り。 気温は8度程度と、すっかり秋でした。 

 着いてすぐ、給油とWalk aroundを行って、8時にテイクオフ。 しかし、昨日はうまくったことが、今日はナゼか出来ない。 ダウンウインドへのターンで高度は上がるは、ベースターンでは操作のタイミングが遅れがち。
ベースでは80MPHの姿勢がなかなか確立できない。 ファイナルでは、かなり低いアプローチとなりパワーを足すも、フラフラしている。
「recognize and correct(気づいたら直せ)ですよ! 」とwataさん。 先読みできずに目の前の事に追われる操作ばかりしているため、全てが遅れがち。 全く調子がつかめないまま6回TGLを行い一旦着陸。 最後の180°PFLでは、かなり危ないランディングだった。 昨日、STUDENT PERMITは出してもらっているものの...「ん~~ダメか? 安全第一だし...」と弱気な自分がそこに居た。 

その後、11時40分から2回目のCircuit訓練となったが....なんと、早朝とは風向きが変わり、これまで練習してきた29ではなく「11」がActive Runwayに! 11を使ったのは、2月に1回と今回の初日に1回離陸しただけ。 Campbell River空港は騒音問題の関係で、住宅地の無い南西側にしかTraffic Patternが設定されていない。 Left hand circuitからRight hand に変わるという事で、かなり不安。 それでも、なんとかアプローチは徐々に安定はしてきたものの、返し操作でのノーズアップがいまひとつ。 何回目かの着地寸前 フワッと大きく浮き上がったので、すぐさまフルパワーにしてOVER SHOOT。キャブヒート OFF、増速を確認しながらフラップを10°づつ戻す。 到着機の関係でダウンウインドをエクステンドしたりしたため、いつもより数を練習出来ない。 結局、納得がいくランディングをすることが出来ないまま、TGLを4回行って滑走路を出る。
「そこの(C)って書いている前(エプロン)で止めて」「これ(チェックリスト)やってから、出てって下さい。1回だけでいいです。危ないと思った時はOVER SHOOTしてください。」と言ってwataさんは機外へ。 
ま、まさかSolo...。
今回,当然目標にしてきたことだが...こんな状態でSoloに出て(出させて)いいの? と思ったが、既にwataさんはハンガーへ向かっていて、機内には私1人。 「やれば出来る」「I can do」などと訳の判らない呪文?を唱えながら、Radio callしRWY 11へタクシー。気がつくと定期便のCentral Mountain Air (CMA)のビーチ1900Dがすぐ後ろに。なんだか煽られている感じ。 そこで "Campbell Radio ,XYJ hold short RWY 11"といって、Hold line前でファイナルを見ると1機進入してきている。 "???? OVER SHOOT!"とRadio。 私がそのまま滑走路に入ってしまう恐れ察知してか、ファイナルにいた機にOVER SHOOTのアドバイザリー。 「悪いことさせちゃったなぁ...」と思っているとRadioが "Your intention?"と尋ねてきた。
後ろに定期便も居て若干焦りながらも"Campbell Radio ,XYJ taxing to position and rolling off 11 for circuit!"と通報し、いよいよ離陸。 そんなに強くは無いものの、風はモロに左からのクロスウインド。 スロットルをググっと押し込み、60MPHでローテーション。 1人しか乗っていないせいか、すぐに浮揚し離陸。 チラッと横目でみると、学校のハンガー前に数人立っている。 「みんな心配して見に来てくれているんだなぁ」と思いながら、滑走路端を通過した時点で、通常クロスウインドへターンする800ftに達する。 すこしターンするタイミングを遅らせてからライトターン。 クロスウインドで1300ftでレベルオフ。 いつもはレフトターンする 高速道路をライトターンしダウンウインドへ。 「プライマー、マスタースイッチ、マグ、サーキットブレーカーIN、キャブヒートHOT…」などとコックピットチェックを行った後、"Campbell Radio,XYJ right down wind 11 full stop"と通報。 右席を見て「wataさん乗って無いんだ...1人で降りるしか無いんよね,,,,」と、本当に一人で飛んでいることを実感する。 高度は、そうブレていない。 ベースターン。 キャブヒート HOT,スロットル 1300、ライトターン。 A/SがWhite Arcにあることを確認してFlap down "1,2,3,4,5 1,2,3,4,5」と数えFlap 20°で、80MPHの姿勢を確立しTrimする。 ここまでは、なんとか上手くいっているようだ。 ファイナルチェックを行い、ライトターンしファイナルへ。 高度はほぼ良いか?パワーはこのままで...ちょっと沈まないから,もう少しパワーを抜こう。風の影響もあり、まだウイングローを習得出来ていないため、ファイナルでの方向維持は大変だった。 スレッシュホールドまでは、いい感じで来た。 そろそろロール オフかな?と思ったタイミングが少し早かったのか、少しだけフワッとする。 ただ、まだじんわり沈んできたので、コントロールを手前に少しずつ引く。 さらに沈んだので、もう一度引く。 ここでも、少しフワっとした感があったので、「OVER SHOOT?」と思いながらも、そのままさらに引く ノーズの上がり具合は良かったが、恐らく少し高い位置から接地したようで、ドンっという軽い衝撃がありながらも着地。 そのままノーズが自然と下がるまでホールドし、滑走路外へ。 "Campbell Radio , XYJ Down and Cleared"と通報すると"Congratulation your first solo"とお祝いを言ってくれた。 その後、学校のハンガーへ戻るとみんなが出迎えてくれた。 チェックリストを見ながらShutdownし、ベルトを外して機外へ。 その瞬間 緊張の糸が切れたように、フニャフニャになってしまいました。 

とりあえず、何とか限られた日程で目標は達成したものの、「やった~First Soloだ~~」という思いよりも「とりあえず、一人でなんとか飛べた。 Soloを目標にこれまでやってきたけど、ライセンスをもらう為には、これまで以上に高い多くのハードルを超える必要があるな...大変な世界に足を突っ込んでしまった...。」というところが正直なところです。 

今回のSoloを通過点の一つと捉え,まだまだ長い道のりが必要ですが、頑張っていこうと思いました。

訓練最終日のこの日は、ソロを含めて3回 計2時間1分 これまでの総飛行時間は25時間26分 着陸回数117回(うちTGL88回)となりました。

今回も、カナダ行きを許してくれた家族、職場のみんな、wataさんをはじめとしたDiscovery West Aviationの皆さん、今回お世話になったジュンさん、デロさんを始めCampbell Riverの皆さん、そして電話やメール、そしてblogを通じて激励していただいた多くの皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。

訓練27日目(@Canada)

2007-09-28 | 軽飛行機訓練
日曜日以来の雨となった訓練27日目。 Cirucitの本格的な訓練は昨日からだっただけに、今日練習できないと、明日Soloが出来るかどうか?かなり不安。

雨は、しとしとという感じでしたが、シーリングはそれほど低くありませんでした。「今のうちに飛んでみますか?」とwataさん。即座に「是非!是非!」ということで、急いでWalk aoundを行いCircuit訓練へ。 今日は、昨日よりも良い感じ。 ダウンウインドへのターン時の高度上昇もノーズを抑えめにして....ベースターン時の高度のふらつきと80MPHの姿勢の確立、そしてファイルナル...どれも、昨日とは違って何か良い感じになってきている。 昨日できなかった事が,今日は比較的出来ているみたい。 「計器を隠してみましょう」と、ベースターン時にwataさんがASIにカバーを。 いままでの訓練で見た外の景色を思い浮かべてトリム。 カバーを外すと....不思議な事に80MPHぴったり! 「80MPHの姿勢、体がしっかり憶えてるんですよ!」とwataさん。 確かに、計器をカバーされた事で外をよく見ることになり、それが良い影響を与えたようです。 段々とシーリングが低くなってきたので、そろそろ降りようということで、最後は、ダウンウインドの滑走路端と平行な位置でパワーをアイドルにして着陸する180°PFL (Precaution Forced Landing)を行い、約50分で終了しました。
今後の訓練の事を考えると、是非今回の渡加でSoloまで行っておかないと....と、少々焦っていただけに、まだまだ気は抜けませんが少しだけホッとしました。


ハンガーに一戻ると、メカニック兼インストラクターのピーターさんがWiggy(C150・CGWYG)の定期点検中でした。 カウルが完全に外れた状態を見るのは初めてだったので、興味深く拝見しました。 「基本的に50年前の技術で作られてるからねぇ~」とピーターさん。「無線機以外は進歩してないよ」とも言ってました。 

その後、完全にシーリングが悪くなってきたので、今日はこれ以上の訓練はムリと判断し空港を後にしました。 wataさん、ホストファーザーのデロさんと3人で、クインサムリバーの上流にあるサーモンの孵化場へ。 
そのちょっと下流では、数人の釣り人がサーモンフィッシングを楽しんでいました。

これまでの総飛行時間は23時間25分 着陸回数104回(うちTGL78回)となりました。

訓練26日目(@Canada)

2007-09-26 | 軽飛行機訓練
なんと!この日は 初の「3飛び」を経験しました。 Solo前の基礎訓練が終わったので、今日からはCircuitの集中訓練。

9:45 1回目 RWY29 離陸後 800ft ASLでLeft turn 更にClimbを続け1300ftでLevel off、その後 高度を変えないようにややPitch downしながらLeft turnしダウンウインドへ。 コックピットチェックを行い、Radio callそして、Duckey pondの上空を通過し、ハイウェイ上空あたりで1300rpmにパワーを絞り、ピッチを維持しながらLeft turn,エアスピードがWhite Arcに入った事を確認してフラップをおろす。「1,2,3,4,5 1,2,3,4,5」と数えながらフラップダウン。 C172KはPやRと違ってフラップのスイッチがノッチ式になっておらず、UPとDOWNしかありません。 「インジケータあるけど信用してはいけません。 数えた方が確実」とのことです。 80MPH(最初は70MPH)の姿勢にして、スロットルを微調整 VSIで500ft/minを確認してトリムします。 ファイナルチェックで他機の進入が無いかチェックし、ハイウェイの高架橋を過ぎたあたりでファイナルへターン。 Radio Callを行い 80MPHの姿勢を維持しながら降りていきます。 「今の段階では、どこにおろすかというよりもコンスタントアプローチが大切です。 RWYナンバーではなくて、その奥に降ろす感じで」とwataさん。 そう言われても、どうしても「29」を見てしまいます。 そうなると、どうしてもスレッシュホールドぎりぎりになって、アレ届かない?という感じに。 それでも、少しは安定してきましたが、ダウンウインドへのターンで高度が上がってしまい、その影響で、ベースターンのポイントでの(Hi key)高度が1200だったり、1300だったり....安定しません。 そして、ベースでの姿勢の確立も課題でした。 
多くの課題を残したまま「今日は予定通りKevinのチェックライド受けてもらいます」ということで、1時間程 ハンガーフライトで手順のおさらいをして臨みましたが...全く自信がないままプリソロチェックへ。 wataさん以外のインストラクターとの同乗訓練は初めてでした。 1回目、2回目....Kevinは殆ど何も言いません。3回目、4回目 ファイナルであたふたしていると「こういう風にやるの!」と、いろいろアドバイスしてくれましたが、かなり一杯いっぱいで...言われた通りになかなか出来ません。 「トリムを上手く使って!腕力で操縦したらダメ」とアドバイスを頂戴しました。 「確かに、力入ってるもんなぁ~ 腕痛いし」と反省。 その後 夕方5時頃から 1時間ほどCircuit訓練を行いました。 昼間よりはマシでしたが....。 

Circuitから戻って夕方6時からはInstrumentsの座学講習会が行われた後、午後8時~9時過ぎまで、生徒だけでなく町の人たちも加わって、20人あまりが参加してCYBLのタワー見学がありました。

タワーと言っても、Campbell River空港はUncontrolled Airport なので、管制塔ではありません。 無線のコールサインもCampbell Radioです。

こんな風に出発/到着が記録されていています。 1行目は訓練機FXYJが0100Zに到着したことを表しています。 後で見せてもらったのですが、この日のCYBL空港の総離着陸回数が249回で、私が21回…約1割弱を占めてしまいました。

今日の飛行時間は、3回で2時間25分 これまでの総飛行時間は22時間35分 着陸回数97回(うちTGL72回)となりました。

訓練期間は、あす金曜・土曜と2日を残すのみとなりました。

訓練25日目(@Canada)

2007-09-21 | 軽飛行機訓練
今日からは再び、昨日までお世話になったWyggy(C150・GWYG)ではなく、200時間点検を終えたばかりのC172(FXYJ)での訓練となりました。

基礎科目も終わりに近づき、午前中は昨日まで行ったSlow flight,Stall,SpinのReviewとSpiralの訓練、それからSide Slip,Forward Slipの練習、それからCircuit(日本で言うTGL)を1回行いました。

AVGAS給油も7回ほどとなり、だいぶ慣れてきました。

午後からは、いよいよサーキット訓練。 日本のやり方とはちょっと違って戸惑いもありましたが、とりあえずRWY29で5回ほどTGLを行いました。 なかなかコンスタント アプローチが出来ず、つかめないまま終了。 明日は、チーフインストラクターのKevin(社長)のSolo check rideがあるのですが...。

そういえば、こんな珍しい飛行機も来てました。


この日の飛行時間は2回で合計2時間10分 これまでの総飛行時間は20時間10分 着陸回数76回(うちTGL54回)となりました。

訓練24日目(@Canada)

2007-09-20 | 軽飛行機訓練
「今日はStallとSpinをします」
ということで、殆ど初体験といっていい、2つの科目を行いました。 まずは、地上でPGIを行い、定義、現象、訓練方法などを予習してから臨みました。

ちょっと雲行きが怪しくなって来たのですが、限られた時間の中でそんなことも言ってられないので、ATISを聞いて問題なさそうなことを確認してから出発しました。 
訓練機はきょうもC150(WYG)です。 1回目は12:00にテイクオフ。前日のReviewである、Slow Flightを行ってからStall訓練が始まりました。


かなり怖いイメージをもっていたStallですが...やっぱり最初は怖くて なかなかControlを手前いっぱいに引けません。 中途半端に左に落ちてSpinの初期段階になったり、早めに引き過ぎてうまくStallに入らなかったりしましたが、だんだんとうまく出来るようになりました。 Stallしてノーズがドロップしたら、ラダーでレベルに戻し、ピッチをクルーズにしてフルパワーで回復します。 おそらく15回以上やったと思います。 Power off の練習後、今度は1700rpmでのPower on Stallの練習を行いました。 こちらは、タコメータを見ながらスロットルで1700を維持しつつ、徐々にControlを引いていきStallさせます。 Power offで十分練習した成果か?こちらは、比較的早く感覚をつかむことが出来ました。 その後、すこし時間があったので、wataさんがじゃSpinも、ちょっとだけやりましょうということで、Spinのデモをしてもらって帰投しました。 枯れ木が一本自分の真下にあったような気がしましたが...。

午後からはSpinのPGIを行い、16:00から2回目の訓練へ。 さっき少しだけやったSpinです。SPIN=Stall+Yawですよ。と、wataさんは簡単に言うものの、さっきみたいに回る?と思うと、かなりためらいが有りましたが、それでも頑張ってやってきました。 パワーアイドルにして、Stallと同じようにControlを引いてPitch Upしていきます。 失速警報がなってノーズがドロップしたところで、好みの回転方向?のラダーを目一杯踏み込むと、アレレ~~という間に回って落ちていきます。 半分ほど回ったあたりで、反対側のラダーを思いっきり踏んで回転を止め、少しだけControlを前に押した後、少しずつ手前にゆっくり引いて姿勢を回復し、リカバリーします。 これがなかなか、怖くてできなかったのですが、出来ないのも悔しいので「もう1回お願いします!」 と、こちらも10回以上練習しました。

その結果、なんとかSpinさせて回復させる一連の動作をスムーズに行えるようになりました。 ただ、こんな風にならないように操縦することが一番なんでしょうが…。 血が下の方に行った関係かどうか?ですが、ちょっと軽い頭痛がしましたが、ほどなく通常どおりになりました。

夕方からはGround School (座学講習会)が始まるという事で、18:00~21:00まで3時間 メカニック兼インストラクターのPeaterさんからAero Dynamicの授業を受けました。 全部英語なので理解しづらいところもありましたが、基本的に本に出ていることに沿っているので、なんとか大丈夫でした。 また、「へぇ~そうなのか!」という発見もあり、座学の重要性を再認識しました。 

この日の飛行時間は2回で合計2時間5分 これまでの総飛行時間は18時間00分 着陸回数69回(うちTGL49回)となりました。

訓練23日目(@Canada)

2007-09-18 | 軽飛行機訓練
今日は、ごらんのような青空が広がり、ほぼ完璧なコンディションでの訓練でした。

一昨日まで訓練に使っていたC172は200時間点検ということで、今日は訓練機の定番C150に乗りました。 日本にはあまりないし、初めて乗ったのですが、なかなかカワイイやつでした。やっぱり2人乗りなので172に比べて狭いのですが、わたしら日本人にはちょうど良いサイズかも知れません。



今日の科目は、Range and Endurance,Slow Flight,Stallでした。 午前中は9時半から1時間15分ほど、一昨日ならったStraight and Level,Speed chenage,Climb,Descentなどのおさらいをした後、「今日のこの機体でのMaximum Endurance(航続時間)を見つけましょう」ということで、エンジン回転を2300,2200,2100..と落としていき、Straight and Levelが維持出来なくなる手前の回転数が1800rpm、Maximun Range(航続距離)が、2000rpmだということがわかりました。 その後、一旦空港に戻り  デブリーフィングを行い午前の部は終了。 その後、午後からはスローフライトとStall(Power off)を少しだけ行い帰投しました。

この日の飛行時間は2回で合計2時間41分 これまでの総飛行時間は15時間55分 着陸回数67回(うちTGL49回)となりました。

訓練22日目(@Canada)

2007-09-18 | 軽飛行機訓練
天気予報では午後から晴れるということでしたが、日曜日は朝から雨がしとしと降っていました。 
この日は、まもなくフライトテストを控えたランディとエディーへのナビゲーション強化の座学があるということで、ご一緒させてもらいましたが、もうすぐフライトテストを受ける人のレベルは相当高く、私にはあまりよくわかりませんでした。 そのうち、これもやらないといけないと思うと少し気が重いデス。

 で、天候回復も望めないので早めに切り上げ、ホストファミリーのジュンさん/デロさん宅にもどりました。 奥さんのジュンさんがお花が好きで、とてもよく庭が手入れされています。 

で、日本から持参したルー(辛口)で、wataさんとともにカレーを作りました。 本当は我が奥さんにもらった中辛の別のルー(ひろさきやりんごカレー)も持っていったので、それで作ろうと思ったのですが、10人前ほど作る事になり、辛口の方を使う事にしました。 カリフォルニア米のと相性も良く。みんなで美味しくいただきました。


明日は、天候が良いので沢山飛べそうです!

訓練21日目(@Canada)

2007-09-17 | 軽飛行機訓練
到着翌日の昨日。 でしたが、午後から良くなるという予報でした。 結果、天候待ちだったため教官のwataさんが「郵便出しにいきますので」ということで、キャンベルリバーのダウンタウンに、wataさん、日本からコマーシャルの訓練に来ているbungoくん(といっても大分の人ではありません)、それと彼と同じステイ先の中国からの留学生くんの3人で行ってきました。 結果、土曜日ということもあって郵便局はしまっていたので目的は達せられなかったのですが、せっかくダウンタウンまで来たので買い物することに。 その後、空港に戻ってランチを食べ、いよいよ、こちらので訓練初日を迎えました。

写真左のC172K(C-FXYJ)が訓練機で、まずはタイダウンロープを外し、給油のためハンガー近くまで引っ張ります。 

その後、walk around(外部点検)を行いました。 基本的には日本のM教官に教えてもらったことと同じだったので、スムースに終わらせる事ができました。 

1回目は、午後1時すぎから基本科目であるStraight and Level Flight,Climb,Decent,Speed changeなどを行いました。日本ではつかみきれていなかったTrimの使い方がやっとわかったような気がしました。Controlの持ち方が悪かったから舵圧がイマイチわからなかったのですが、つまむような感じで持っているとTrimが合ってくるのがわかりました。 指示された科目ができるとwataさんは「Good job」とか言って、やたらと?ほめるのでちょっと照れくさかったです。 そのような科目を繰り返して1回目は45分ほどで終了。

2回目の訓練は、午後6時にテイクオフ。 日本よりも随分日が長く まだまだ明るい。 1回目の基礎科目のReviewを行い、今度はTurnの訓練。 左右30°バンク、45°バンクでの360°旋回。 これも、意外とウマくいきました。 何せ、AIの調子が悪く 正確なバンク角が判らなかったのですが、「だいたいこんな感じだったかな?」ぐらいでやってみたら、合っててビックリしました。 そんな調子なので、AirSpeedとAltimater,VSIをチラチラ見る程度で、いつもM教官から言われていた「計器に集中しない!」ということを実践できました。 やっぱり外なんですね。 水平やバンク時のNose Up,Downの感覚も徐々にではありますが判って来たようなきがします。 その後、ATCの障りだけですが、Campbell Radio XYJ over mid fieldとミッドフィールド通過を通報しライトダウンウインドへ RWY 11へ着陸し カナダ訓練1日目の日程は終了しました。

この日の飛行時間は2回で合計1時間45分 これまでの総飛行時間は13時間14分 着陸回数65回(うちTGL49回)となりました。


カナダ入国の危機!

2007-09-16 | 軽飛行機訓練

これを書いているということは、無事に入国できたんですが...入管で引っかかりました。ただでさえ、到着してから1時間も列に並んだのに...。

パスポートの有効期限。確かカナダでは旅程+1日の残存があればOKという理解だったので全く気にしていなかったのですが、私の有効期限は来年の3月10日まで。通常の観光などの場合は、カナダ側の一方的措置で6ヵ月の滞在許可を許可してくれるのですが、必要残存日数が3日足りないといことで、入国審査官から「その先のイミグレ(入国管理局)に行ってください」と別室行きを指示されました。いろんな人種の、様々な事情を抱えてそうな?人たち15人ほどの列に加わり、待つこと1時間。 ようやく順番が回ってきたので、「帰りの航空券持ってるし必ずこの日程で帰りますから!」と説明すると、なんか特別な紙をパスポートに貼付けられましたが、なんとか入国を許可されました。

その後、乗り継ぎのCMA便で訓練地であるCampbell Riverへ向かいました。(ビーチ1900D 今度から大分-沖縄間を飛ぶエアトランセと同じ機体)


今朝は、少し雲が出て まだ飛べていないのですが、午後からフライト予定です。


成田デス。

2007-09-14 | 軽飛行機訓練

ひとつ前の記事のコメントでtomitoshiさんから「嵐になる事を祈る」なんて激励?されたからかどうか知りませんが、朝方は土砂降り。 今回も、福岡-成田-バンクーバーというルートなのですが、最寄りの駅から出発する際さらに雨が激しくなり、改札からホームへの間に、相当ぬれてしまいました。 県南方面の雨の影響で、若干の遅れがありましたが無事 博多に到着。 その後、地下鉄で空港に向かうと…やはり連休効果か?平日の金曜日なのに結構混んでました。 荷物の預け入れなどをしていると、「まもなく保安検査締め切り」という電光表示! かなりタイトな乗り継ぎになってしまいました。 その後、B737-500で成田へ。

結構 小さい子ども連れが居たのにはびっくり。 そんな中、満席のため夫婦+幼児が別々の席になっている人が居たので席をかわってあげました。 ただ、リクライニングしない席でビックリ。 その後、アテンダントの方から、わざわざお礼のカードを頂きました。

さきほどチェックインも済ませ バンクーバーと、その後のキャンベルリバーまでの航空券をもらってきました。 
夕方になるつれて、だんだん成田も人が増えてきました! そろそろ出国手続に進みたいと思います。 

今回も、この渡航に協力してくれた家族と職場の皆様、それから激励の電話やメールを頂いたKFCメンバーに感謝しながら旅立ちたいと思います。 では、行ってきます!!!


一喜一憂

2007-09-11 | 軽飛行機訓練

出発まで、あと2日となりました。 仕事の方は引き継ぎモードですが、なかなか安心して任せられないので、やや不安。
ただ、連休のお陰でウィークデーへの影響は、今週末の金曜と来週の火曜~金曜の1日+4日なので、多分仕事的には大丈夫ではないか?と思っております。(向こうからリモートで仕事しろ!っていう声も聞こえますが...)
そんな中、今とても気になっているのが...そう天気予報
日本では「週間天気予報」が一般的ですが、向こうのWeather Networkというサイトには、14day trendという、2週間予報が存在します。 前回、2月に行ったとき、それまで滞在期間中だった予報が、出発4日前にチェックしたとき、突然のオンパレードへ....結果的に予報通りとなってしまいました。 さて、今回は?というと…
(日本時間)9月10日 朝

(日本時間)9月11日 朝

(日本時間)9月11日 夕方


というような感じで、コロコロ変わっており 不安にさせてくれます。 さてさて 現実はどうなることやら....。 もうしかありません....。