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フランス宮廷の磁器&常設展 大阪市立東洋陶磁美術館

2018-05-23 06:36:00 | 博物館・美術館・エンタテイメント・イベント

 「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」を大阪市立東洋陶磁美術館で見てきました。
 セーヴル製作所は、1740年にパリ東端のヴァンセンヌに生まれました。国王ルイ15世の庇護を受けて、パリとヴェルサイユの間に位置するセーヴルへと移転した製作所は、王立の磁器製作所となりました。

 マリー・アントワネット/王妃の胸像です。贈り物に使われたようです。

 国宝:油滴天目茶碗です。この美術館の目玉です。曜変天目茶碗は世界に三点しかなくて、全て日本にあり国宝です。油滴天目茶碗は日本に数点ありますが、国宝になっているのは、ここの茶碗だけです。
 所有者が関白豊臣秀次(秀吉の命により高野山で切腹)、西本願寺、京都三井家、若狭酒井家、安宅コレクション、住友グループ(安宅産業の借金のかた)、大阪市(住友グループから寄付を受けて、ここの美術館ができた)と伝来しています。安宅コレクションの時には、国宝になってました。 

 国宝:飛青磁 花生です。鴻池家伝来の作品です。これも安宅コレクションです。
 今回はこの二点が、目的でした。油滴天目は東京でも見たことがあります。美術館の人に話したら、油滴天目は「茶の湯」ということで、人気で貸し出しも多いそうです。飛青磁の貸し出しは少ないそうです。大阪以外からのお客さんが多いそうです。まあ、何度も見に来る人は少ないと思います。

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