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2022年は客観的な予想を心がけます。

エリザベス女王杯(GI)回顧

2006-11-12 21:59:28 | 回顧
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【馬場】Bコース2週目。前日の降雨で内側は湿り気味。外を通った馬が来る。

12.5 - 10.6 - 11.7 - 11.3 - 11.3 - 12.2 - 12.5 - 12.8 - 13.0 - 11.5 - 12.0

【展開】B着用のシェルズレイがハナ。同厩舎のライラプスも続き、2ハロン目から10秒6-11秒7-11秒3-11秒3と向こう正面まで短距離戦並の暴走ラップを刻み、大逃げ。6ハロン目からようやく落ち着くも、とき既に遅し。向こう正面で15馬身くらい後ろにアサヒ、アドマイヤが好位グループを形成し、カワカミ、スイープは後方待機。フサイチを目標にカワカミが動き、それにスイープも続く形。流れは後方グループに向いた。

 場内アナウンスが流れた瞬間、スタンドに詰めかけた大観衆は騒然となり、悲鳴をあげた。カワカミプリンセスが1位入線したものの、最後の直線で他馬の進路を妨害し、12着降着。GIで1位入線馬が降着したのは、1991年のメジロマックイーンの天皇賞以来のことだった。そして、繰り上がりで優勝したのは3歳馬のフサイチパンドラ。道中は縦長の速い流れのなか、後方で末脚を温存。前走時から下を縛り、ハミを替えたことと、激流のおかげで折り合いは完璧。3角の下り坂で外目をジワリと進出。残り3ハロン地点で一気に仕掛け、先団へ取り付く。直線も馬場のいい大外へ持ち出すと力強いフットワークで駆け抜け、カワカミに末脚には屈したものの、2位入線を果たした。終始、目標にされる苦しい展開で自ら動く横綱相撲。内容は文句なし。速い流れで持続力を生かせた。

 女王スイープトウショウは天皇賞から中1週での参戦。6㌔増で馬体はフックラしていた。だが、返し馬ではフットワークに硬さが目立ち、いい頃のバネの利いた走りではなかった。課題の返し馬、ゲート入りともスムーズに行うと、道中は縦長の速い流れを後方でカワカミをマークする形。終始、いい形で進められ、フサイチ→カワカミが動いた3角の下りから4角で、同馬も外を通ってポディションを上げる。直線で馬場のいい大外へ持ち出し、差し切りも狙える圏内にいたが、思ったほど弾けず、伸び切れなかった。これまでの実力を考えれば不満が残る。やはり臨戦過程に不安があり状態が万全でなかったのは確か。また、昨年優勝時の自身の1600㍍通過が1分39秒9だったのに対し、今年は1分37秒2。シェルズレイが作る速い流れで、脚を十分にタメることができなかったのも響いたか。競馬の難しさを象徴する今秋の成績。

 ディアデラノビアは課題の折り合いを克服し、道中は縦長の速い流れを後方のインでスムーズな追走。終始、ロスなく乗られる。だが、前日の降雨と連続開催の影響で内の馬場状態は良くない。三分三厘で外へ持ち出そうにも、馬群がギュッと固まり、直線での選択肢はひとつしかなかった。一瞬はいい脚を使ったものの、最後は止まってしまった。馬場のいい大外へ持ち出せていればもう少しやれたか。それでも、上位3頭は強敵だった。

 アサヒライジングにとっては厳しい競馬となった。直前の攻めで絶好の動きを見せ、叩いた上積みは確実にあった。道中は最内枠発走からシェルズレイの作る縦長の速い流れを、離れた3番手追走。これはオークス3着時と全く同じ形。先頭から15馬身近く離れていたとはいえ、自身も速いラップを刻んでいたし、アドマイヤキッスにマークされる形。それでも、直線で馬場のいい外目へ持ち出す脚があり、尚且つ一瞬は脚を使った。この馬の底力も相当なもの。強い。

 アドマイヤキッスはプラス6㌔と寒い時期で前日追いをしながら太め残り。道中は脚を余した前走の反省を生かして前目の位置取り。積極的なレース運びで向こう正面ではアサヒを交わして3番手へ押し上げ、直線入り口では先頭へ躍り出る。だが、そこで一気に馬込みに飲み込まれた。これが現状での力差。鞍上は「距離が長い」と。

 穴人気したサンレイジャスパーは発馬直後にスッと控える。スイープとマークする形だったが、直線で弾けなかった。もう少し緩い流れを希望か。

 無敗の3冠馬誕生かと誰もが思ったゴール直後。カワカミプリンセスには気の毒な結果となった。12着降着という事実は厳粛に受け止めなければならないが、この馬の強さは別格だった。下見どころからテンションが高く、折り合い面で不安を残したが、道中は縦長の速い流れを後方からの競馬。前のフサイチを見る形。3角の下り坂でフサイチが動き、マークする形で外を連れて進出。直線で馬場のいい大外ではなく、真ん中を突く。狭いところを鞍上の懸命な左ステッキに応え、抜群の反応で突き破る。だが、この時にヤマニンシュクルの進路をモロに妨害してしまった。それでも、追われてからの脚は、この馬の強さを象徴するもの。強い競馬だった。

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エリザベス女王杯(GI)ほか

2006-11-11 23:44:41 | 最終結論
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◎カワカミプリンセス
○アサヒライジング
▲ディアデラノビア
△スイープトウショウ
×ウイングレット
×シェルズレイ
☆サンレイジャスパー
【見解】
 レベルの高い戦いを続けてきた3歳勢。果たして古馬相手に通用するのか。そして、もうひとつの注目点はスイープトウショウの取捨。前走の天皇賞・秋は東京への長距離輸送で大幅に馬体が減り、馬も元気がなかった。それでも5着に駆けたのはこの馬の地力。そこから中1週での参戦となる。これは昨年V時と全く同じローテだが、状況は全く違う。最終追いでは坂路入りを嫌がり、急遽Eコースへ。陣営としては軽めにとどめたかったが、道中掛かり気味になって速いラップを刻み、最後は流し気味だった。順調さを欠いたのは確かだし、フットワークの硬さも気になった。ただし、地力はNO.1。牝馬限定戦でベスト舞台だけに軽視はできない。
 展開面を考えるとシェルズレイ。バテない脚を生かすには2走前のような淀みない流れの逃げ。2番手はアサヒライジング。秋華賞、オークス時同様、逃げ馬を行かせて実質ハナを切る展開に持ち込む。後方勢は好位のカワカミを目標に、スイープが中団でビッシリマーク。3角の下り坂でジワッとカワカミが動き、それに連れてアドマイヤ、スイープも動く。先に抜け出すシェルズ、アサヒに直線勝負の後方勢が襲いかかる。
 本命は無敗の2冠馬カワカミプリンセス。前走の秋華賞1着は淀みない流れを中団追走から三分三厘で早めに動くも、手応は良くない。それでも、直線でエンジンが掛かると鋭い伸び脚で差し切った。遅生まれで、まだキャリアは5戦。一戦毎の上積みはどの馬よりも大きい。一度使われたことで仕掛けてからの反応も違ってくるだろう。ここを制して年末の大一番へ。
3連単 ◎→○→▲△××☆
ワイド ○-×-×


京都10R 清水S
◎マッハジュウクン
○ベルジュール
▲フェイトトリック
△インマイアイズ
×ニホンピロキース
×マヤノグレイシー
【見解】
マッハジュウクンの逃げに期待。前走の渡月橋S6着はテンから淀みない流れが続く厳しい流れ。それを直後の3番手から追走。残り4→3ハロン地点でガブリンが11秒7→11秒0と加速すると同馬も連れて進出。さすがに息が持たず、直線はバテたが、最後まで渋太く粘ったのは高く評価したい。今回はそこまでのペースアップはない。息を入れて逃げ切る。

福島11R みちのく特別
◎ピンクガーター
【見解】
ここは逃げ馬が揃い、先行争いは激化必至。ピンクガーターの差し脚に期待。

京都1Rシャンパンゴールドの単勝で軍資金稼ぎ!
東京11Rは◎ダンスインザモア

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土曜日の狙い

2006-11-10 23:34:51 | 最終結論
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京都11R 花園S
◎ヒーローアンセム
○スマートストリーム
▲メイショウホウオウ
△タガノシャンハイ
×メイショウトウコン
×スカーレットベル
【見解】
快速逃げ馬ヒーローアンセムを本命視。前走の1000万戦は発馬直後から淀みないラップを刻み、息の入らない逃げを演出。後続になし崩しに脚を使わせ、タガノシャンハイ以下を子ども扱いした。勝ち時計1分51秒4は優秀。決して楽な競馬での結果ではなく、昇級しても通用する内容だ。ここも純粋な逃げ馬はこの馬だけ。スカーレットベルは折り合いに専念する。前走の再現を期待する。雨はプラス。

京都7R 500万下ダ・1800㍍
◎ダイショウジェット
【見解】
連闘のダイショウジェットを狙う。前走の500万戦は太目残り。スローの流れを2番手追走したが、終始ニシノウラシマに絡まれたし、ひと塊の馬群から三分三厘で一気に後続に来られる苦しい展開だった。連闘で絞れてくれば行き脚も違ってこようし、ハナを奪えるメンバー構成。単勝で。

京都6R 2歳500万下
◎ルミナスハーバー
○ゼットカーク
▲ストラテジー
【見解】
前走レコード勝ちのルミナスハーバーを狙う。好位から鋭い脚で抜け出した前走は圧巻。最後はどこまでも伸びていきそうな感じだった。阪神JFは先週のファンタジーS組とこの馬の争い。馬単2点で決める。

福島11R 福島記念
◎フォルテベリーニ
○ワンモアチャッター
▲スプリングドリュー
△サンバレンティン
×セフティーエンペラ
×ロフティーエイム
【見解】
前2走は京都のレコード決着の馬場で、速い上がりが要求される苦しい流れだったフォルテベリーニの巻き返し。それでも、前走は一旦は抜け出そうかの脚を見せた。ここは得意の小回りコース。前2走のような流れはない。持続ある流れは望むところ。メンバーに恵まれたここは決める。


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エリザベス女王杯

2006-11-08 20:50:39 | 見解
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 春の女王ダンスインザムードがマイルCSへ、昨年の秋華賞馬エアメサイアが体調不良で回避、今秋の牝馬路線は3歳勢が中心となりそうだ。対する古馬勢では天皇賞5着から中1週で挑むスイープトウショウ、ヴィクトリアM3着のディアデラノビアが主力だが、手薄感は否めない。

【カワカミプリンセス】
無敗の2冠馬。前走の秋華賞1着は見どころから気合い乗り満点で、走る気十分。抜群の発馬を決めると、道中は速い流れを中団追走。前のアサヒを見ながらの競馬。3角で除々に仕掛けてポディションを上げていくも、4角で内の馬と接触する不利が。そこで手綱が動いて手応えは良くない。それでも、直線で力強いフットワークで一完歩毎に差を詰め、ゴール前できっちり差し切った。緩みない流れを最後まで伸び続けたのは秀逸。休養前の優駿牝馬1着はYファビルの暴走によって超Hペースの縦長の展開。道中はその流れを中団追走。折り合いもスムーズで、向こう正面で除々にポディションを上げいく正攻法の競馬。直線で逃げ粘るAライジングを捕らえて、最後は外へ膨れながらも他の追随を振り切った。競走馬としの底力が求められる厳しい競馬で、本来ならわずかキャリア3戦のこの馬には酷。だが、同馬は意に介さなかった。しかも、かなり早めに動く横綱競馬で、着差以上に中身は濃かった。6月と遅生まれで、まだキャリアは5戦。更に休養明け2戦目で上積みはどの馬よりも大きい。前走は勝負どころでの反応が今ひとつだったが、今度は違ってくるはず。底力、瞬発力、どちらの展開にも対応できるし、前々で競馬できるため不発はない。歴戦の古馬相手でも。勝って有馬へ。

【アサヒライジング】
前走の秋華賞2着は下見どころからチャカつき、前々走の優駿牝馬に比べると16㌔増。余裕があったのは確か。道中は外枠から、先行争いに加わることなく4番手へ。折り合いはスムーズ。三分三厘でも無理に前を追うことなく、除々に仕掛ける。直線入り口でスッと反応して、シェルズレイを抜き去ると、単独先頭に踊り出る。ゴール前で僅かに差されたものの、急仕上げで万全の状態ではなかったことを考えれば十分な内容だった。今夏にはアメリカンオークスに挑戦し、スムーズな競馬ができなかったにもかかわらず2着入線。力のあるところを示した。3走前の優駿牝馬3着はYファビルの作る暴走ペースを離れた2番手追走。この馬もかなり速いラップで追走したし、難しい立場。この厳しい展開の中、直線で単独先頭に立ち、ゴール前まで懸命に粘った走りは高く評価できる。中距離で平均的なラップを刻む逃げを得意とする。今回はシェルズレイの作る平均的な流れを2番手から抜け出す形か。持続力があり、時計勝負は望むところ。叩いた上積みは大きいだろう。

【フサイチパンドラ】
前走の秋華賞3着はハミを替え、舌を縛ってきた。その効果は絶大で、速い流れも手伝って道中は中団のインで折り合うことに成功。馬群のなかで脚をタメられると、ギリギリまで仕掛けを我慢。4角から直線にかけて外へ回すのではなく、内目を突く。そこからジワジワ伸びたものの、差し切るまでには至らなかった。前々走のローズS3着は下見どころから凄まじい気合い乗り。道中は例によって2番手へ。だが、1角で口を割って行きたがると、その後も折り合いを欠く。ようやく向こう正面終盤で折り合うも、直後にAキッスがじわり迫り、厳しい立場に追いやられる。直線での叩き合いであっさり敗れると、3着を死守するのが精一杯だった。瞬発力勝負では分が悪いところがあり、京都内回りは理想的な舞台だった。今回は外回りに替わるため、前々で競馬したい。

【アドマイヤキッス】
前走の秋華賞4着は道中、スッと控えて前のKプリンセスを見ながらの競馬。だが、前走のようにインを奪うことができず、終始、外を通らされる競馬。三分三厘でもかなり外を通らされ、直線も大外。最後は良い脚を使っていたが、ここまで。コース差は大きかった。前々走のローズS1着はポンと好発を決めると、外枠ながらスッと中団のインを奪取。このあたりは百戦錬磨の武豊騎手の成せる業。そこからは、ひたすら折り合いに専念。勝負どころで余裕綽々にFパンドラを射程圏に捕らえると、バテ馬を避け、再びイン強襲。逃げ込みを図る2着馬を、抜群の切れ味でゴール寸前、捕らえた。小回り中京を完全に攻略した。今回は京都外回りに替わるが、どうもGIを制すには今ひとつパンチに欠ける。インで我慢する前々走の再現ができれば。

【スイープトウショウ】
前走の天皇賞5着はいつもの爆発的な末脚は鳴りを潜め、ジリジリとしか伸びなかった。下見どころでは覇気がなく、前脚の出も窮屈。トモも流し気味。道中は縦長の速い流れを中団追走。余裕十分の手応えで直線は馬場の良い大外へ。だが、今ひとつ伸び切れず不発に終わった。この流れでも末脚を生かせる馬だし、位置取りも問題ない。考えられるのは休み明けを快勝した反動か。それとも府中の直線が長すぎたか。その前々走の京都大賞典1着は超スローの流れで団子。それを抜群の手応えで追走すると、直線半ばまで手綱を抑える余裕。そこから満を持して追い出されると、ビュッと加速して一気に差し切った。昨年のこのレースはオースミハルカが不意をつく大逃げを打ち、直線入り口ではかなりの差があったが、凄まじい切れ味で差し切った。戦績が示すとおり、京都外回りは7戦5勝と抜群の相性。連を外したのは、休み明けで超スローの展開に泣いた都大路S5着と、縦長の多頭数を最後方待機からメンバー最速の上がりを繰り出すも届かなかった一昨年のエリザベス女王杯5着だけ。昨年と同じ中1週でのローテ。前走で馬体がガレていただけに疲れの心配はある。

【ディアデラノビア】
前走の府中牝馬S3着はスローの流れを後方馬群のなかで折り合いに専念。ギリギリまで脚をタメられると、直線入り口は前が開かず。ようやく残り2ハロン地点から追い出されると長くいい脚を使って追い込んだ。前々走のオールカマー3着も課題である折り合いに専念しながらの道中。ギリギリまで脚をタメる競馬で直線は良い脚を使って追い込んだ。折り合いに課題はあるものの、脚をタメる競馬をするため、中距離は合っている。ここでも十分通用する決め手を持っている。陣営は状態にかなりの自信を持っている。

【ヤマニンシュクル】
前走の府中牝馬S7着は苦手の府中。しかも、スローの瞬発力勝負になってしまった。前々走のクイーンS3着は速い流れを後方待機から、ペースの落ちた三分三厘で捲って3着。少々強引だったか。3走前のマーメイドS8着は湿り気味の馬場に加えてトップハンデの57㌔。厳しかった。全4勝を右回りで挙げている。決して切れる脚はない。上がりの掛かる前頃ラップを得意とする。コーナー4つの競馬で復活を。

【サンレイジャスパー】
前走の府中牝馬S2着は道中、スローの流れを中団で脚をタメ、4角で早めに前へ。直線で馬場の良い外目へ持ち出すと、鋭い末脚で猛追。勝ち馬には及ばなかったが、3着馬との競り合いを制した。前々走の新潟記念2着は速い流れを後方から差し、3走前の小倉記念はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを早め早めに追いかける強気の競馬で見せ場を作っている。スローの瞬発力勝負、底力勝負、どちらにも対応できる。京都外回りはこの馬向きだろう。あとは使い詰めのローテで中間もビシビシ乗られている。前走で馬体が回復しているのはいいが。

【ウイングレット】
前走の府中牝馬S4着は骨折放牧明けで半年ぶりの実践。しかも急仕上げだった。スローの流れを好位で流れに乗り、直線で渋太い脚で応戦し、見せ場を作った。これだけやれれば問題なし。昨年のこのレースは10着だったが、好発を決めて良い感じで先行していたが、向こう正面半ばで掛かったマイネサマンサに絡まれ、そこから力んでしまった。それでも、直線は単独2番手へ押し上げる場面もあったし、見せ場を作った。スッと好位を奪えるスピード力があり、チョロッと脚も使える。今の前有利の京都は向く。PHOTOパドックではフックラ見せ、何より精悍な顔つきが印象的。

【キストゥヘヴン】
前走の秋華賞6着は金曜輸送でスクーリングを行い、万全の態勢を敷いてきた。その効果が現れ、下見どころから落ち着き十分だった。道中は最内枠発走から、中団のインで折り合いに成功。終始、スムーズな追走でギリギリまで追い出しを我慢。だが、直線で思ったほど弾けなかった。どうやらゲート内で左トモに外傷を負ったよう。この馬の持ち味は速い流れのなかで切れ味を生かせること。マイルがベストなのは間違いない。流れが緩む中距離向きとはいえない。

【シェルズレイ】
前走の秋華賞5着は道中、前2頭が飛ばす速い流れを3番手から離されず追走。この流れにもかかわらず、終始、掛かり気味の追走。本来なら4角でバテて失速してもおかしくないケースだが、直線でAライジングにスッと交わされてからも、粘りに粘り、5着入線。切れる脚はないが、強靭なスタミナを生かせた。後続を離す競馬で、粘りを生かす最高の形だったが、如何せん、絡む馬がいて流れが速かった。切れる脚はないが、厳しい流れを先行して踏ん張る底力を秘めている。京都外回りに替わり、強力な同型も見当たらない。後続のマークが甘くなれば、昨年のオースミハルカの再現を。


【ソリッドプラチナム】
49㌔のマーメイドSを最後方から差し切ったのは印象的。ただ、今の京都は超高速馬場。時計の速い馬場は追い込み馬にとって難敵。

【ヤマトマリオン】
ここでは力不足は否めない。

【ヤマニンメルベイユ】
前走で馬体が回復したのは好材料。追って味がないだけに先行して粘り込む競馬が合っている。長距離輸送が鍵に。

【ライラプス】
ここでは力不足は否めない。高速馬場もどうか。

【レクレドール】
よほど札幌の水が合うのだろう。滞在競馬では強豪牡馬相手にも善戦。気性的にアテにしづらい部分はあるが、一発の魅力はある。正攻法の切れ味勝負では分が悪いので、有力馬が早めに動いて後方から漁夫の利を得るか、札幌シリーズのように捲りが通用する展開を希望。

スイープトウショウの最終追いに注目!
やはりカワカミプリンセスは強い
穴はウイングレット
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ファンタジーS(GⅢ)回顧

2006-11-07 09:21:45 | 回顧

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【馬場】A→Bコース一週目。超高速馬場。前有利。

12.5-11.0-11.4-11.1-11.2-11.4-11.7

【展開】アドマイヤプルートがハナ。最初1ハロンは12秒5とソロッとした出方。その後もペースは上がることがなく上り坂を迎える。業を煮やしたイクスキューズが下り坂の3角で先団へ取り付くと、プルートも11秒1とペースを上げる。Aマーチャンも連れて進出。次の1ハロンである4角でAプルートは減速するのではなく、11秒2のラップを刻み、後続を突き放しにかかる。直線は粘るAプルートにイクスキューズが迫り、大外から勝ち馬が豪快に差して来る。

真一文字に伸びるゴール前。後続を遥かに望むほどの脚色で、アストンマーチャンが重賞連勝を飾った。後続につけた着差は5馬身。しかも、レコードのおまけつきだった。道中は外枠発走から、内の出方を見てスッと中団に控える。やや口を割って行きたがるも、何とか我慢。3角の下り坂でイクスキューズが我慢できずに動き出すと、連れて進出。直線で粘る前2頭を楽々捕らえると、その脚力は衰えを知らず、最後は手綱を抑える余裕ながら、ラスト200㍍が11秒7。末恐ろしい。イクスが動き、スピードの持続力を生かせる流れだったことも向いたが、最後の脚は紛れもない本物。1ハロン伸びる本番は楽ではなかろうが、楽しみだ。

藤沢和師が惚れ込むイクスキューズは、ソロッとした発馬で控える競馬には最高の形だったが、如何せん外枠発走で流れが落ち着いたため、折り合いを欠いてしまう。3角の下り坂では、業を煮やして一気に2番手へ取り付くと、ようやく折り合いがつく。直線で逃げ粘るAプルートを捕らえかけた残り300㍍地点、外から勝ち馬にアッサリ並ばれると、一気に突き放されてしまった。内枠発走で前に馬を置き、タメができていればもう少しやれたと思うが、勝ち馬が強すぎた。

 3着のハロースピードは道中、ガッチリ手綱を抑えて後方追走。レースが動いた3角の下り坂でも、慌てず。ようやく手綱を放した直線入口。だが、左右の馬に接触したり、前が詰まり気味になる不利があった。直線でジワジワ加速したものの、勢いが付き始めたところがゴールだった。まだ2歳秋の時点。結果よりも将来重視の騎乗には好感が持てた。一戦毎に競馬を覚えていけば。トビが大きく、フットワークは鮮やか。

 4着のハギノルチェーレは発馬直後に手綱を抑えて最後方追走。だが、3角に入ると外にモタれてコーナーワークにぎこちなさを残した。直線で大外へ持ち出されると、メンバー最速上がり3ハロン33秒5の脚で追い込むも、この展開と馬場では仕方なし。追い込み一辺倒だけに、他力本願。

 ニシノマオは終始、2番手のインで流れに乗る。イクスキューズに絡まれた3角以外はスムーズだった。もう少し決め手強化が必要。

 カノヤザクラは発馬直後に手綱をグッと抑えて後方からの競馬。だが、鞍上と馬かケンカして力みながらの競馬。最後はそれなりに伸びてはいたが、この展開と馬場では仕方なかった。精神面の落ち着きが欲しい。

アドマイヤプルートは発馬直後に激しく行くのではなく、ゆったりとした逃げ。イクスキューズが仕掛けてきた3角の下り坂で11秒1と加速すると、5ハロン目も減速することなく11秒2と速いペースを保ったまま、後続を突き放しにかかる。直線入り口で後続とかなりの差があり、あわやのシーンも有り得たが、最後はバテてしまった。


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日曜日の競馬

2006-11-04 22:03:11 | 最終結論
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京都11R ファンタジーS(2歳牝馬GⅢ、芝・外1400㍍)
◎スマートカスタム
○ハロースピード
▲イクスキューズ
△アストンマーチャン
×ハギノルチェーレ
×マイネインティマ
【見解】
小倉2歳チャンプの快速馬アストマーチャンをはじめ、強豪牡馬相手に善戦した札幌帰りのイクスキューズ、華麗なフットワークから繰り出す末脚が魅力のハロースピード、前走レコード駆けのカノヤザクラ、新潟2歳S2着のマイネルルーチェなど、全国各地から最強2歳牝馬が集結し、ハイレベルな一戦となりそうだ。展開面を考えると、短距離志向の強い先行馬が揃い、スピードと底力が要求される締まった展開になるだろう。狙いは人気薄のスマートカスタム。前走の未勝利戦はスッとハナへ立つも、物見をしてフワフワしながら若さを露呈する走り。三分三厘でもコーナーワークがぎこちなかったが、直線で札幌2歳チャンプのナムラマースが迫ると、鋭く伸びて突き放した。函館2開催目ということと、重馬場を考えれば時計は仕方なし。それよりも、若さ溢れるなかにも強さが光った内容を重視すべきだ。2戦とも函館、札幌2歳チャンプと渡り合ってきた。久々でも坂路で3本時計を出している。いいスピードがあるし、遊びがある分、1ハロンの距離延長は間違いなくプラス。好位でもやれるはずだ。

京都9R 北大路特別
◎エリモエクスパイア
【見解】
菊花賞に出走してこれば◎を予定していたエリモエクスパイアには、来年が楽しみになる走りを期待したい。前走の神戸新聞杯6着は久々で気合い不足。太めも残っていたが、4角では痺れる手応え。鞍上も一瞬、夢を見た。1000万では格の違いを。

同じ3歳馬でも牝馬のタッチザピークが待望の短距離路線に矛先を向けてきた。毎回、坂路(秋華賞当時の追い切り映像)では回転の速いフットワークで猛時計連発。走りは一流の短距離馬のそれ。揉まれ弱く、スムーズな競馬ができないと脆い面も持ち合わせているが、ベスト舞台で輝きを取り戻して欲しい。最後方から大外一気を期待。

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京都6,7R

2006-11-04 12:43:35 | 最終結論
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不覚にも風邪を引き、午前中は療養していたが、幾分体調が持ち直したので、LIVEで予想を更新していきたいと思う。

京都6R 2歳500万下(京都 ダ・1400㍍)
◎ステニスハート
○ウルワシノハナ
▲コンゴウダイオー
△ハタノワイズ
【見解】
好発を決めて、抜群の行き脚で逃げ切ったステニスハートを狙い打つ。最後は手綱を抑える余裕があったし、勝ち時計1分12秒4は同日の500万戦よりも0.3秒上。1ハロンの距離延長でも大丈夫。ダートに替わったウルワシノハナが相手。追走に苦労した新馬戦の伸び脚は際立っていた。距離延長で楽しみ。


京都7R 3歳以上500万下(京都 ダ・1800㍍)
◎アルキオーネ
○ニシノウラシマ
▲ホウシュウムサシ
△ダンスアジョイ
×ナリタブラック
×タマモコンチェルト
【見解】
ダート2戦目アルキオーネを狙う。前走の500万戦4着は、中団追走からペースの上がった三分三厘で、大外をマクって進出。厳しい形となったが、直線で粘り強い脚を使った。叩き2戦目で中間は坂路でしっかり。揉まれない大外はプラス。


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土曜日の競馬

2006-11-03 23:34:51 | 最終結論
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土曜日京都9R 花背特別(1000万下 ダ・1800㍍)
◎タガノシャンハイ
△マルブツリード
△ルポルタージュ
△イセノイチ
△ボーナスフィーバー
△ストロングドン
【見解】
先行策のタガノシャンハイを狙い打つ。前走の平場戦は緩みのない締まった流れを2番手追走。勝ち馬には子ども扱いされたが、粘り強い脚で2着を死守した。ペース、走破時計を考えても恵まれたものではない。休養明け3戦目、楽に先手を奪えるメンバー構成。前進あるのみ。以下、追い込みマルブツリード、1000万では十分通用する決め手を持つルポルタージュ、積極的な仕掛けで活路を見出すイセノイチ、中間の攻めを大幅に強化しているボーナスフィーバー、前走は超スローで向こう正面で掛かったストロングドンが大穴。マコトスペリオルは前走同様に最内枠を引き、どう捌くか。ホーマンジュピターは急仕上げ。シュンサイの前走は展開に恵まれた感が強い。

 

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JBCマイル、クラシック(GI)予想

2006-11-01 21:21:24 | 最終結論
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から川崎。

 まで川崎。

 地方競馬の祭典、JBCシリーズがいよいよ明日開幕する。このシリーズは毎年、各地方競馬場を転々とし、昨年は名古屋競馬場で行われた。今年は上記のキャッチフレーズのように夜昼、2日間に渡って川崎競馬場で開催される。早々からPR活動を行うなど、川崎がこの開催に賭ける意気込みは当然、高い。ゲート入りを拒んだナイキアディライトを係員が蹴り飛ばし、放送時間内にレースが終了しなかった昨年の二の舞だけは避けてもらいたい。尚、マイルは2日20時05分、クラシックは3日16時00分の発走。詳しくはJBC特設サイトまで。発売施設はこちら。

JBCマイル(GI 川崎ダ1600㍍)
◎ブルーコンコルド
○メイショウバトラー
▲リミットレスビッド
【見解】
前走でマイルを克服したブルーコンコルドを本命視。その南部杯は道中、好位で脚をタメ、三分三厘でタイムパラドックスが進出してレースが動いた際も、慌てずジックリ。直線で満を持して追い出すと、狭いところを鋭い伸び脚で突き抜けた。底力勝負のフェブラリーSは距離適性の差がハッキリと出たが、地方なら我慢できる。たとえ、前のナイキを捕らえに行く形となったにしても、かしわ記念のレースぶりから問題なし。唯一、負かせる可能性があるのがメイショウバトラー。前走のシリウスS1着は大幅な馬体増。仕上がり途上であったが、好位のインで余裕たっぷりに追走すると、直線で堂々抜け出した。ダートで底を見せていない魅力。GIだが、メンバーに恵まれた。一騎打ち。3連単の3着はリミットレスビッド。


JBCクラシック(GI 川崎ダ2100㍍)
◎ハードクリスタル
○タイムパラドックス
▲シーキングザダイヤ
△レマーズガール
×マンオブパーサー
【見解】
JRAハードクリスタルを本命視。前走のブリーダーズG1着は速い流れを好位追走。三分三厘で早めに先頭へ躍り出ると、他馬を子ども扱いした。前々走のブリリアントS3着は厳しい流れを直線で早めに躍り出る苦しい競馬。シーキングを徹底マーク。相手には復活の兆しを感じるタイムパラドックスを。前走の南部杯5着は三分三厘で持ったまま、早め先頭に立つ横綱相撲。最後はバテたものの、見せ場十分だった。距離延長で巻き返す。

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天皇賞(GI)回顧

2006-11-01 09:07:29 | 回顧
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【馬場】A3週使用→B1週目。内の馬場悪い。前日の雨が残り、若干ノメる。馬場の4分どころ良い。

12.8 - 11.3 - 11.3 - 11.4 - 12.0 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.2 -12.5

【展開】インティライミがハナ。2ハロン目から11秒3-11秒3-11秒4と速い流れを刻み、持続性のある流れ。馬群は縦長。後続は2番手にダイワを目標にダンス→スイープ→アドマイヤの順。途中で緩みが見られるも、直線2ハロンで再びスピードアップ。ラスト1ハロンは根性比べ。

早めに先頭へ立つ強気の競馬で、ダイワメジャーが2度目の栄冠を手にした。下見どころから520㌔を超える雄大な馬体は、存在感抜群。以前は、そこで寝てしまう悪態をしたため、2人引きに加えてステッキを持った厩務員が付き添っていた。だが、大人になったメジャーには不必要だった。道中は外枠からポンと好発を決めるとスッと2番手へ。インティライミが速い流れを刻んだため、スムーズに流れに乗る。三分三厘から直線にかけて、他馬の手綱が激しく動く中、持ったままの痺れる手応え。坂を上り切った300㍍地点から満を持して追い出され、左ステッキが入る。そこからは左右の手綱を立て直す鞍上の巧みなアクションに応え、内から迫るスウィフトカレントを寄せ付けなかった。速い流れを、持ったままで追走したようにスピード性能は健在。一度使われて追われてからの反応も素軽くなった。毎日王冠と同じ展開になったのも向いたが、鞍上が完璧に癖を把握したのも大きかった。このあとはマイルCS(GI)の予定。

 GI初挑戦のサマー2000王者スウィフトカレントは直線で勝ち馬を猛追するも、僅かに届かず。鞍上の横山典は、またしてもGI2着となった。道中は速い流れを中団のイン追走。GI特有の速い流れで折り合いは完璧。この流れでもしっかりタメができた。直線も馬場の良い大外へ持ち出すのではなく、極力ロスを避けて4分どころへ。抜群の手応えで残り2ハロン地点から追い出されると、瞬時の加速力でスッと伸びる。勝ち馬の半馬身差まで詰め寄るも、そこから脚色が同じに。鞍上の懸命な右ステッキも実らなかった。それでも、GIで通用する底力を示せた。

 3歳馬アドマイヤムーンはひと夏超えて成長した姿を見せた。道中は縦長の速い流れ中団追走から前のスイープを徹底マーク。直線を向くと、馬場の良い大外へ持ち出す。だが、スイープに被されて進路をカットされ、内へ切れ込む。だが、そこでも前が詰まって再び外へ。コスモバルクと併せる厳しい形となったが、最後まで脚色が衰えることなくしっかり駆け抜けた。春先まではスローの緩い流れで末脚を生かす競馬を持ち味としていただけに、この厳しい流れで末脚を生かせたのは高く評価できる。楽しみ。

 北海道競馬の雄コスモバルクは直線で伸び切れず4着。道中は縦長の速い流れを好位追走。直線を向いて内からダンスに寄られて外へ寄れるロス。そこから懸命に立て直して渋太く応戦するも、4着が精一杯だった。前走のように後方で脚をタメる競馬が合っているのか。

 1番人気に支持されたスイープトウショウはいつもの爆発的な末脚は鳴りを潜め、ジリジリとしか伸びなかった。下見どころでは覇気がなく、前脚の出も窮屈。トモも流し気味。道中は縦長の速い流れを中団追走。余裕十分の手応えで直線は馬場の良い大外へ。だが、今ひとつ伸び切れず不発に終わった。この流れでも末脚を生かせる馬だし、位置取りも問題ない。考えられるのは休み明けを快勝した反動。残念。

 ダンスインザムードは下見どころで外目を落ち着き十分に周回。気配は文句なしだった。しかし、地下馬道→本馬場にかけて、うるさいところを見せて発汗が激しかった。チークピーシーズが逆効果だったか。道中は好発を決めて好位のイン。前走同様、前のダイワを目標に思惑通りの競馬。だが、口を割って力みながらの追走は誤算だった。しかも、インティライミの作る厳しい流れで、ラスト1ハロンは完全に脚色が鈍ってしまった。2000㍍の消耗戦は向かなかった。ゆったり追走したいクチ。

アサクサデンエンは最内枠発走だったが、隣の馬が大外枠発走となり、縦長の速い流れも手伝って揉まれずにスムーズな競馬。直線で良い感じで大外へ持ち出すも、伸び切れず。距離の壁か。それでも、レースぶりは急激に良化した。

 ハットトリックは行き脚つかずソロッと追走。後方でこの馬独自の加速でジワジワ伸びたが、迫力はなかった。距離が長いのか。良化途上。

 サクラメガワンダーは発馬直後の2角で外からダンスインザムードに寄られ、手綱を引っ張るアクシデント。だが、縦長の速い流れを積極的に先行し、馬場の悪い内を通らされながら見せ場を作ったのは評価できる。楽しみ。

 本命視したローエングリンは下見どころで前脚の出が窮屈で気配は平凡だった。道中は縦長の速い流れを4番手ので何とか折り合うも、直線でさっぱり反応せず、最後はバテてしまった。やはり、折り合いを考えるとマイルで脚をタメる競馬が合っているのか。
 
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