中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

きさらぎ賞回顧

2021-02-07 19:56:00 | 回顧
13.1 - 11.6 - 12.7 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 11.9 - 11.5 - 12.2=2:01.0

【馬場】Bコース最終週。内を避けて通る馬がほとんど。時計の掛かるパワー馬場。

パワー系のラーゴムにとって最終週の時計の掛かる馬場は向いた。スローの流れを先行策。インに潜り込むが、流れが落ち着いた1,2角で行きたがる。何とか逃げ馬を前に置いて我慢させる。4角で外めに進路を取って早め先頭で押し切った。今後もワンペースの先行策と時計の掛かる馬場で。

ヨーホーレイクは終いを生かす競馬で前半は離れた後方でグッと我慢。4角で馬込みが固まってかなり外を通らされてステッキが入って手応えは決して良くなかった。それでも直線は大外から一完歩毎に鋭伸。あと少しだった。まだトモが緩く勝負所でズブいが、最後の脚は本物。

ランドオブリバティは調教再審査明けで鞍上も手探り感があった。発馬後に挟まれたこともあり無理せずに控えたが、行きたがるしコーナーワークのぎこちなさは拭えていなかった。持続系だけに時計の掛かる馬場は良いが、あそこまで控えては良さが出ない。

タガノカイはドイツ系のノヴェリスト産駒で時計の掛かる馬場は歓迎のクチ。今後も時計の掛かる馬場でもう少し距離は長くても良い。

アランデルは大トビでこの距離は良さそうだが、前半は頭を上げてモロに掛かった。気性が若い。それでも最後まで集中して走っていた。

ドゥラモンドはピッチ走法でこの距離は長い。1角で他馬を怖がって膨れて折り合いを欠いたり鞍上が制御できていない。

ダノンジェネラルは前半から折り合いを欠いたし4角で外からびっしり被されて直線も前の馬が寄れて手綱を引く大きな不利。雄大な馬体でこれから。

東京新聞杯回顧

2021-02-07 19:28:00 | 回顧
12.3 - 11.2 - 11.4 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.6 - 11.5=1:32.4

【馬場】Dコース2週目。内の状態も良く内、先行有利だが外も伸びる。この時期なので春先よりも時計は掛かる。

【展開】逃げ馬不在で中距離タイプのダイワギャグニーがハナ。2番手もすんなり落ち着いて前半〜中間2ハロンはスロー。脚が溜まった所からの決め手勝負。

カラテが3連勝。好発から気合いを付けて好位馬群。折り合いはスムーズで4角も痺れる手応え。直線は外へ持ち出したかったが、4着馬がいて塞がる。内もトラインに取られて動けない。それでもポジションをキープてきるのは脚力がある証拠。坂を上がった残り300㍍で進路を見出すと瞬時の脚で抜け出す。残り100㍍で右手前に替えてもうひと伸び。差し切り勝ち。前半から脚を使って進路を塞がれながらもゴーサインを出してからの反応の良さも極上。勝ち時計も優秀。強い。

カテドラルは前走が前へ行って力んだだけに今回は好発を決めながらも我慢して抑える競馬。道中は引っ張り切りのすごい手応え。インの経済コースを通って3,4角もロスなく立ち回る。直線で脚があるのでスムーズに外めへ。坂上で大外へ進路を取ると鋭い脚で追い込んだ。前半の折り合い次第。使える脚は一瞬。

シャドウディーヴァは4着馬を見ながら中団馬群から。向こう正面で少し躓くシーンもあって少し位置取りが後ろになる。直線は大外から長く脚を使って追い込んだ。左回りの直線の長いコースが合う。馬場を叩きつける独特のフォームで急がせたり小回り向きではない。

ヴァンドギャルドは休み明けで明らかな攻め量の不足。好位の外を追走するも4角で手綱が動いて早くも怪しくなった。直線もジリ脚で伸び切れなかった。デキが本物ではなかった。

トラインは例によって最終追いは坂路でサッと。今日も2ハロン目からガツンとハミに頼って力んでタメが効かなかった。それでも直線はジリジリ伸びた。ハミを替えて前半にリラックスして走れれば変わる。

サトノインプレッサは復活の兆し。この中間は中2週で坂路2本。不利な大外枠から中団外から追走。少しハミにモタれる前傾姿勢の走り。追ってジリ脚。マイルが合うか。

サトノウィザードはトモが緩く前半に付いて行けない。最後は確実にいい脚を使うが、トモの成長待ち。頭の位置が高い。

サトノアーサーは課題の折り合いはクリアしたが、追って伸びなかった。坂のある東京コースは苦手か。

エントシャイデンは発馬で行き脚がつかず後ろから。決め手勝負では辛い。パワー馬場の差しか先行で。

トリプルエースは気合いを付けて2番手。楽にポジションを取って直線の坂も馬なりだったが、追って伸びず。頭の高い走りでパワー系。決め手勝負は辛い。1400㍍で。

ロードマイウェイは坂路馬なり2本で攻めが手緩く追って弾けなかった。

ダイワキャグニーはマイルは忙しい。いつも通り押してハナヘ行ったが、忙しい中での決め比べで劣った。