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土曜日阪神5R

2011-12-23 23:25:38 | 最終結論
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阪神5R 2歳未勝利戦(芝・1800㍍)
◎スズカキングダム
○ベールドインパクト

 2戦目のスズカキングダムを狙う。デビュー戦は発馬で大きく置かれ、道中は離れた後方を追走する形。3角手前から外めを通って追い上げ、3角で一気に馬群に取り付く。4角ではすごい行きっぷりで、加速したまま直線へ。一気に差し切るかの勢いだったが、直線半ばで内の馬と接触し失速。最後はジリ脚になってしまった。それでも、3角で一気に取り付く時の脚と直線入り口の加速力は目を見張るものがあった。距離延長と外回りは歓迎。差し切る。

 ベールドインパクトは4角で外に膨れる癖があり、怖がる面もある。必然的に4角は大外を回る形になり常にロスは覚悟しなければならない。それでも、追ってからの末脚は確かなもの。最終週の外差し馬場も向く。ここもテンはそう速くならない。









有馬記念(GI)調教診断!

2011-12-23 01:04:52 | 調教診断
アーネストリー】▲ 末の粘りひと息で
3週続けて坂路でびっしりと追われて急ピッチで仕上げられている。最終追い切りは佐藤哲を背に坂路を単走。テンから飛ばしたこともあるが、ラストは重心が高くなり末の粘りはひと息だった。フォトパドックでは背が垂れていて見栄えはしない。

ヴィクトワールピサ】▲ トモの踏み込み甘く
デムーロを背にCWで3頭併せの中を6ハロンから追走する。ラスト1ハロンからびっしり追われると、併走馬を置き去りにする。ただ、トモの踏み込みは甘くその分、推進力と迫力はひと息。ステッキを入れられてからの反応もひと息だった。昨年の有馬記念時の追い切りは、トモの踏み込みが実に力強く大きなフットワークで凄い推進力だった。2週続けて併せ馬を消化したが、大幅な上積みは見込めない。

エイシンフラッシュ】○ 好調キープ
ルメールを背にCWで2頭併せの内を6ハロンから追走する。馬なりのままラスト1ハロン地点で馬体を併せ、そこから少し気合いを付けられると四肢を目一杯に伸ばした迫力あるストライドで突き放した。相変わらず頭は高いが、トモの踏み込みも力強い。順調。

オルフェーヴル】○ 走れる態勢整う
池添を背に坂路でエアラフォンと併せ馬。ラスト1ハロン手前で内へモタるも、すぐに左手綱を引いて立て直す。スパッとは突き放せなかったが、大きくて回転の速いフットワークでは健在。首を上手く使えて相変わらず迫力満点。3週続けてびっしりと追われ、走れる態勢は整った。

キングトップガン】○ 見た目以上の時計
体重の重い助手を背に坂路で併せ馬。大トビで見た目のスピード感は今ひとつだが、ラスト1ハロンは12秒8。長丁場向きの走り。この馬なりに順調。

ジャガーメイル】○ 時計ほどの迫力なく
南Pで2頭併せの外を実質4ハロンから。時計の出やすいポリトラックだけに時計は速いが、時計ほどの迫力はひと息。ジャパンC時のようなメリハリのあるフットワークは鳴りを潜めている。本質的に左回り向きか。

トゥザグローリー】○ デキ悪くない
福永を背にCWで2頭併せの内を6ハロンから追走する。馬場の内めを回っただけに時計の過信は禁物。相変わらず追って頭の位置は高いが、大トビでストライド自体は迫力がある。デキは悪くない。

トーセンジョーダン】◎ 無駄のない推進力に富んだ走り
札幌記念、天皇賞、ジャパンCと激戦続きだけにこの中間は軽めに終始。1週前は坂路でサッと流し、最終追い切りはウィリアムズを背にCWを2頭併せでサッと流す。トモの踏み込みは実に力強く、それが推進力に繋がり首を上手く使える要因になっている。前脚のスナップも利いてフットワーク自体も大きい。ゴール版を過ぎて右手前に替えた時のフォームは、無駄のない推進力に富んだ理想的な走り。もう強い攻め馬は必要ない。

ヒルノダムール】○ 万全のデキ
藤田を背に坂路で終い重点。ラスト1ハロンまで手綱はがっちりと抑えられ、そこから追い出される。例によって頭の位置は高いし、何度も手前を替えていたが、一瞬の瞬発力でグーンと加速。一気に併走馬を突き放した。手前を替えたのが分かりにくいほど、回転の速いフットワーク。ジャパンCにも出走の意思を示したほどで、2週、1週前とコースでびっしりと追われ乗り込み量は入念。万全のデキで大一番を迎える。

ブエナビスタ】◎ 文句なしの状態
CWで単走を7ハロンから追われる。3,4角は抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。最後まで重心の低い走りで、トモの踏み込みも力強く、前脚の捌きもここ2走に比べれば柔らかい。全身を柔らかく使ったバネの利いた走り。2週続けて長めから意欲的に追われ、引退レースを文句なしの状態で出走へ。

ペルーサ】▲ 数字ほどの迫力はなく
芝コースで2頭併せの外を6ハロンから追走する。直線でスッと左手前に替え、併走馬を突き放すも、前捌きが硬く重心の高い走りで数字ほどの迫力は感じなかった。

ルーラーシップ】○ 乗り込み入念
メンディザバルを背にCWで3頭併せの内を7ハロンから追走する。手応えで見劣ったが、相変わらず大きなフットワーク。スッとは反応できないが、ゴール版を過ぎてようやくエンジンが掛ったような感じ。この中間は入念に乗り込まれ、攻め量は足りている。

レッドデイヴィス】◎ 絶好調
武豊を背に坂路で2頭併せ。強め程度で50秒7-12秒6は文句なし。前脚の返しが速く、ピッチの利いた回転の速いフットワーク。これでグンと重心が沈めば更にすごい馬になる。ひと叩きして絶好調。

ローズキングダム】○ 相変わらず内へモタれ
橋口厩舎にしては珍しく18日と21日はCWで長めから追われてきた。最終追い切りは後藤を背に2頭併せの外を6ハロンから追走する。右回りだとどうしても内へモタれ、首を外に向けた走りになってしまう。4角から直線にかけてもその癖を見せた。ゴール前は何度も首を外に向け、後藤もそれを矯正しながらの追い。ぞれでいながら79秒8-12秒5は優秀。攻め強化がプラスに出れば。