味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

朝に言ひて曰く、天下を治むるには、

2018-06-16 09:41:15 | ブログ
第3455号 30.06.15(土)

明道先生、朝(ちょう)に言ひて曰く、天下を治むるには、風俗を正し賢才を得るを以て本と為す。宜しく先づ近侍(きんじ)の賢儒及び百執事(ひゃくしつじ)に禮命(れいめい)し、心を悉(つく)して推訪せしむべし。徳業充備し師表為(しひょうた)るに足る者有らん。其の次には、志を篤くし學を好み材良く行修(おこなひおさま)る者有らん。延聘敦遣(えんへんとんけい)して、京師(けいし)に萃(あつ)め、朝夕相與(あいとも)に正學を講明せしめよ。『近思録』454

 明道先生が朝廷に申し出た。「世を治めるには、風俗を正し賢才を得るのが根本です。それには、まず側近の賢儒やもろもろの官吏に丁重な詔を下し、熱心に賢才を求めさせるのがよろしゅうございます。世間には、徳行学業が十分に備わり、人の師表となれるものもありましょうし、その次には、篤く道に志して学問を好み、資質がよくて行いの修まったものもありましょう。そういった人たちを礼を尽くして招き、または地方官に命じて丁重に都に派遣させ、すべて都に集めてから、朝な夕なともに正しい学問を修めさせるようにすることでこざいます。

 【コメント】時代が大幅に進んでいる現代は、この項は充分充足していると思われます。今朝の読売テレビに安倍総理が出演しました。

 米朝会談を踏まえ、北の核兵器の全面的な廃棄、そして拉致被害者の帰国問題等々が難問として残っています。そこで安倍さんは質問され、またまだやり残した、やらなければならない問題があると言いました。

 町で聞いた声では、やめるべきだという人が多かったやに思われました。本人はいつも、丁寧にわかりやすく進めて行くといいますが、それはただ言葉の上のことです。

 これ以上国民にあきられないようにするためには、自分という膿を出すべきです。昨日、文芸春秋社刊・森功著『悪だくみ』を購入してきました。お買い求めの上、是非お読み頂きたいと思います。

 元総理の小泉さんは全く信用していないようです。精神の清らかさが小泉さんとは天地の差があります。出しゃばりアキエバーサンと別れますからと言えば、いくらか信用してくれる人も出てくるでしょうえが。

 この辺で退かないと後々汚名が歴史を飾ることでしょう。新潟出身の詐欺罪で服役した詐欺総理より嫌われることになるでしょう。

 私が尊敬している『教の国荘内』の著者・菅原兵治先生は苦々しい顔をされておられることでしょう。

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