「おわら節」に挑む !

爺さんが 唄と踊りの両方を欲張って始めてみたのだが - - 

バナナの叩き売り(番外)

2016-01-31 07:42:57 | 日記

「バナナの叩き売り」ってスーパーさんでの安売りとことなの ?

そう ! バナナを叩き売ると言うのだから、安く売るには違いないが 私が今から少し書いて見よう

かと思うのは、大正に頃始まったと伝えられている「バナナ」だけを売る「露天商」の話である。

日本人が「バナナ」というものを初めて見たのは明治になってからだと言われているが、バナナは

日本国内では産せず、そういえば江戸時代にバナナがあったなどという書画も文面も見た事がない

からそうなんであろう。

日本にバナナがどんどん入ってきたのは昭和の始めに台湾から九州の門司港に入ったとの記事を

みることが出来る。

バナナは皆さんが目にする時は美味しそうに黄色くなっているが、今現在でも日本国内に荷揚げ

されるバナナはまっさおと言うか 硬い緑色のもので、それを問屋の工場(又は室)で黄色く完熟

させて出荷しているのです。

そんなことは百も承知だよ と年配の方はいうかもしれないが、若い方は台湾のバナナの木に

黄色いバナナの房がぶら下がっていると思っている方も案外いるのではなかろうか^^;

明日は戦後このバナナ、九州は門司港の桟橋通で「バナナの叩き売り」として盛んに

なるところから- - -

 

 

 


高橋治 著 小説 「風の盆恋歌」は - いいね- - -

2016-01-30 19:59:54 | 日記

私も今までしらなかったが、昨日話題にした歌「風の盆」も下記の「風の盆恋歌」いづれも作詞は なかにし礼だった。

作曲:三木たかし
作詞:なかにし礼

「風の盆恋歌」

蚊帳の中から 花を見る
咲いてはかない 酔芙蓉
若い日の 美しい
私を抱いて ほしかった
しのび逢う恋 風の盆

私あなたの 腕の中
跳ねてはじけて 鮎になる
この命 ほしいなら
いつでも死んで みせますわ
夜に泣いてる 三味の音

生きて添えない 二人なら
旅に出ましょう 幻の
遅すぎた 恋だから
命をかけて くつがえす
おわら恋唄 道連れに


風の盆

2016-01-29 06:25:20 | 日記

石川さゆりが歌った唄に「風の盆恋い歌」というのがあるが下は菅原洋一が唄った「風の盆」

である。

どちらもいいが 「風の盆恋歌」のほうは男女の情念を支点に描いており これはどちらかと

言うと、おわらの原点「静」を描いているように思う。

残念ながら 今では観光客が帰ったあとか おわらの終わった後に少しだけ味わえる風景では

なかろうか。

 

哀しい時は 目を閉じて
八尾の秋を 思い出す
日が暮れた 坂道を
踊るまぼろし 影法師
おわら恋しい 風の盆

あんな哀しい 夜祭りが
世界のどこに あるだろう
足音を 忍ばせて
闇にしみ入る 夜泣き歌
君に見せたい 風の盆

哀しい人は みんな来い
八尾の町に 泣きに来い
夜流しを 追いかけて
下駄の鼻緒も 切れるだろぅ
夢かうつつか 風の盆


ポジション

2016-01-26 06:24:01 | 日記

よくわからないが、ポジションとは位置とか 場所とか言う意味でいいかと思うが

普通 音階とか ドレミとか言った場合の基本形は ハ長調である。

と言っても謙遜ではなく長調と短調の区別も定かでないのだが、ギターだと5弦の3フレットが

ド になるが ト音記号の右に ♯が一つつくと ト長調となるようなことは 中学生の頃習った

記憶はある。

私が何でこんな話をするかと言うと、おわら節の伴奏(三味線)は唄い手の声の高さによって

音程を変えなければ合わない。(二本とか三本とか言って糸の張りで調整 ??)

これはギターでも同じことなのだが

ギターでは音程を合わせるのに 糸(弦)を強く張ったり緩めるたりはせず左手の抑える

位置を変えるのであるが、そうすると 弾くときに この調子のドは此処だとか 又は

ハ長調の ファの音と ドの音を半音づつ上げた場所(-ポジション)を抑えなければならない

ということになり煩わしい。

そこで私の老脳は何を考えたかと言うと、ギターの6本弦をハ長調の調弦より半音づつ下げて

調弦するとハ長調では歌えないおわら節の三オクターブの ミ は レ♯ で歌えることが

できるし、演奏ポジションはハ長調の運指を変更なしで行けるのである。

だからといって、この考えで半音づつどんどん下げていくと、弦がダラダラに緩んで

演奏不可になるのでご注意を^^;

私は おわらにギターの形は不似合というより厳禁だと思う一人であるが、せめても と

いうことで、わたしの持っている おわら練習用ギターは 棹 は普通のギターと同じだが

胴の部分は三味線の撥の形をしており(普通はひょうたん形)胴の先の横幅は20センチしか

なく、その両端から三味線の撥の形に放物線で細くなっている。

棹とつながっている部分は8センチしかない。

将来、余興で撥型ギターの伴奏で唄ってみたいものだ。 

 

 

 

 


越中おわら

2016-01-25 08:03:55 | 日記

以前或る県の おわら団体の発表会の模様を動画で見たが、その舞台では三味線とエレキギターの

共演でおわら節を同時演奏している模様が伝えられていた。

正直私の心に嫌な気が生れてくるのを禁じ得なかったが何故だったろうか?

「伝統と進化」

おわらの伴奏だって始めから胡弓が入っていた訳ではないので、その意味で言えばエレキギターが

入っても、はなからおかしいとは言えないが- - -。

とか言いながら、かく言う私、おわら節の音程確認にギターを使っているのだ ?^^;

何故? - -   それはですね- - - - 「私は三味線が弾けないからです」。

- - - -「じゃあ三味線を習ったら?」と言う声が聞こえてきそうですが、

考えてみてください

今から三味線を習い始めたとして、どうにか正確な音がでるようになるまで(音階)何年かか

るでしょうか。 (正直私にはこの先の時もあまりないし^^;)

さらに私 唄だけでも何年もかけなくてはならぬのに、欲張って踊りも同時に踏み出して

いるのにこれ以上はパンクです。

しかし、おわら には基本的に楽譜というものは存在しないが、唄をうたう場合には音程と

いうものはいやでも考えなくてはなりません。(三味線では二本とか三本とかいうらしい)

と言うようなことで、私の場合 テープの三味線の音を何度も聞きながらそれをギターの

ドレミで捉えて自分なりの伴奏楽譜をつくりました。

只この楽譜は三味線でいえば二本とか三本とかで全く変わってしまうので(ギターで言えば

ハ長調とかト長調とか)困ってしまうのです。

おわらの唄は 高く唄うと苦しく 低く唄うと鼻歌に似通ってしまい「おわら節」でなく

なってしまい 何ともはやこれも又困ってしまうのです。