「バナナの叩き売り」ってスーパーさんでの安売りとことなの ?
そう ! バナナを叩き売ると言うのだから、安く売るには違いないが 私が今から少し書いて見よう
かと思うのは、大正に頃始まったと伝えられている「バナナ」だけを売る「露天商」の話である。
日本人が「バナナ」というものを初めて見たのは明治になってからだと言われているが、バナナは
日本国内では産せず、そういえば江戸時代にバナナがあったなどという書画も文面も見た事がない
からそうなんであろう。
日本にバナナがどんどん入ってきたのは昭和の始めに台湾から九州の門司港に入ったとの記事を
みることが出来る。
バナナは皆さんが目にする時は美味しそうに黄色くなっているが、今現在でも日本国内に荷揚げ
されるバナナはまっさおと言うか 硬い緑色のもので、それを問屋の工場(又は室)で黄色く完熟
させて出荷しているのです。
そんなことは百も承知だよ と年配の方はいうかもしれないが、若い方は台湾のバナナの木に
黄色いバナナの房がぶら下がっていると思っている方も案外いるのではなかろうか^^;
明日は戦後このバナナ、九州は門司港の桟橋通で「バナナの叩き売り」として盛んに
なるところから- - -