尾張一宮駅前ビル計画、工事費9億円増の記事が中日新聞尾張版に掲載され、私の思いも掲載されました。
私は駅ビルの建設に反対している訳ではありません。
ただ、JR所有の建設予定地の借地料が1年間で、約4,000万円を50年間払い続ける契約となり、総額20億円近い家賃を払うこととなります。
だから慎重な対応を望んでいるのです。
この尾張駅前ビルの建設計画は、一宮市議会での可決をもって、市民の賛同を得たと判断するのではなく、半年後の市長選挙で改めて市民の判断を仰ぐべき大切な問題と考えています。
以前に私は、市民病院の建設計画も反対しました。
その時は、43議員の採決(44議員中、議長を省く)で唯一一人で反対しました。
民間の総合病院が複数有る一宮市では、公立の市民病院に多額な税金を注ぎ込み、200億を超える費用で建設するべきでないと考えていました。
なぜ、民間病院と公立病院で競争しなければいけないのでしょうか。(一宮市は医療過疎地域ではありません)
その結果、県立病院の機能も一宮市民病院に押し付けられ、より費用負担が増え、6月補正予算でも、市民病院への出資金(市民の税金です)が増額補正されました。
この尾張一宮駅前ビル計画も、私は大変心配しています。
しかし今回は、賛同いただける議員も有り、29日の採決まで努力します。