一宮市議会議員 伊藤ひろみちのBlog

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一宮市議会 一般質問(私の質問の2項目の報告)

2010年12月02日 | 気まぐれ日記

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昨日の私の質問の一部が中日新聞 尾張版に掲載されました。

私の一般質問の、2項目「市長マニフェストについて」の質問では、10月27日に市議会の各会派会長に、市長マニフェストの説明会が開催されました。

現在、一宮市長 谷一夫 公式ホームページでも公開されています。

そこで、マニフェストに記載された「具体的お約束」45項目の内、13項目について質問しました。

1.もっと町中に緑を。民有地の緑化に対する補助金制度をスタートさせます。

では、「あいち森と緑づくり税」を活用し、「あいち森と緑づくり都市緑化推進事業」に基づく間接補助事業として、一宮市では平成22年4月1日から「一宮市緑化推進事業補助金制度」をはじめています。

市長より、この「補助金制度をスタートさせます」の記載は間違っており訂正させていただくと答えられました。

2.キソガワユスリカ対策を強化します。

では、今までも、キソガワユスリカの幼虫を餌にする、錦鯉やあまご等の放流、木曽川大堰の柔軟な開放を求める要望、表掃ネットの曳航作業を行ってきました。

この「対策の強化」とは、木曽川の水利権者、名古屋市、愛知県、三重県などに木曽川大堰の柔軟な開放を求め積極的に働きかけることと、市長より答えられました。

この題目は、過大表現ではないかと思います。「キソガワユスリカの発生原因と考えられる大堰の柔軟開放を積極的に働きかけます」と改めるべきでは?

6.(仮称)木曽川文化会館の建設を進めます。

では、「一宮庁舎立替後の木曽川庁舎の活用を含め、計画の見直しを行ったうえ、文化会館の建設を進めます」と書かれており、詳細を確認したところ、新市建設計画に基づき用地確保に努めてきたが、地権者全員の同意が得られないため、木曽川庁舎の敷地内に建設したいと説明されました。

マニフェストに掲載された次の箱物建設事業となります。

7.市民参加による第2次一宮市環境基本計画を策定します。

では、「市民のてづくりによる新たな一宮市環境基本計画を策定します」ありますが、第1次の基本計画策定との違いを尋ねたところ、第1次も今回策定する第2次も同様で、市民参加により策定するそうです。

わざわざマニフェストに掲載する必要はあるのでしょうか?

8.快適なまちには欠かせない公共下水道の整備を進めます。

では、「公共用水域の水質汚濁を防止します」とあり、これは旧一宮市街地に整備された合流式下水道(雨水、生活排水、汚水が全て同じ下水管)で大雨が降ると未処理下水が河川に流れ出るため、防止策を講じるとのことです。いままでも、ろ過スクリーンなどを設置し、ゴミなどの除去をしてきました。

たとえば合流式を分流式(生活排水、汚水が雨水と分離された下水管)に変更するなどの事業であればマニフェストに掲載しても?

12.こども医療費の助成を拡大します。

では、「通院医療費(自己負担分)の3分の2助成を中学校3年生まで拡大し、助成方法を現物給付方式(今までは後日市役所で申請し振り込まれる)の導入を目指します」とあり、病院の窓口で通院医療費1割の支払いで済むようにされるそうです。

この現物給付方式を導入するためには、一宮市の取組むことではなく、愛知県国民健康保険団体連合会が一部助成を含めた医療費決済のシステムを構築されれば可能となります。

現物給付方式の導入を目指すと表現するより、導入のお願いをしていきますでは?

今日は、13項目の質問中で6項目の一般質問の内容をご紹介しました。

続きは明日以後も紹介していきます。