釜山には港がある。
釜山港と言えば ♪椿咲く～ 春なのに～ あなたは帰らない～♪
が、あまりにも有名 ＜つい歌った人、年齢がばれます
わたしの住んでいるすぐ近くには「フェセンター（フェは刺身のこと）」が
並んでおり、朝から晩までおばちゃん達が魚介類を売っている。
フェセンターは魚の卸しのようなもので、
おばちゃん達ひとりひとりが店の主として自分の場所を仕切り、
そこで買ったものは上の食堂に持って行けば
刺身や天ぷらなど好きなように調理して食べられるというものらしい。
絶対的に量が多いと思われるので、
フェセンターで食べたことは残念ながらないのだ。
でも、通勤の行き帰りに毎日、その前を通るので、
じろじろと魚介類を眺めながら歩いている。
魚介類はいけすに入っているので、生きているのだ。
スーパーで切り身やパック詰めになっているのしか
見たことのない私にとって、珍しい生き物がウヨウヨ。
ヒラメ・カレイ・たこ（ちいさいもの）・エイ
かに・太刀魚・ホタテなどなど
仕事の関係で初めて中に入ってみると、
おばちゃん達があっちからもこっちからも
「うちのは活きがいいよ！」「安くしておくよ！」と声がかかる。
（注：韓国語 たぶんそう言っていると思う(^^ゞ）
通路を通ると、ホタテやイカが水をはきかけるし、
魚もはねるしで履いていったパンツは水浸し
その中でひときわ異色を放つのが「ケブル（ユムシ）」というもの。
高タンパク低カロリーで刺身で食べるとあっさりしておいしいらしいけど、
見た目でもう、げげっ～～
ちょっと食べる気がしないわ～
勇気ある人、来韓したときに一緒にトライしましょう！
