マッサージ体験 ぎょえ～～～っ！

マッサージ体験　続き。

背中が痛いので、続けてマッサージを受けた。
治療３日目頃、それまで、手足をもんでくれていた金先生が
なにやらごそごそと引き出しの中からとりだした。
ちょうどうつぶせになっていた私には、よく見えなかったのだけれど
物音からすると、ビニールを破るような音。

え？ひょっとして？まさか？
とドキドキしていたら、大当たり～～
背中に鍼を刺しだした。
鍼というと、鍼灸針を想像するだろうけれど
どうも、刺しているのは、もっと太い鍼のようだ。
剣山みたいになっているのか、何カ所もチクチク痛い。
それを結構、力強く背中に何回か押しつけられた。

思わず「いったーーーいっ」と叫ぶと
金先生、冷静に「痛くないねー」と一言
そのうえにカッピング用のガラスの球を吸い付かせた。
そして、もう一つ、背骨を挟んで反対側、肩胛骨のあたりに
同じことをする。
同じように「いったーーーーいっ！」と叫ぶも容赦なし。

しばらくしてカッピングをとり、
先生が見せてくれたものは、ドロドロでどす黒い色をした血
それもかなりの量だった。
ホントにドロドロで、半分固まっていそうだった。
先生曰く、それが悪い血だそうで、
悪い血がたまっているから肩こり＆背中痛が起こるのだそうだ。

でも、鍼を刺した後の方が痛くてたまらず、
血を採ったので効果があったのかどうかが分からなかったのだ。

ところが、次の日になると
嘘のように、背中が軽いではないか？
そして、血を採ったことを韓国の人に言うと、みんなそろって
「悪い血を採るのが一番いい方法です！」と太鼓判。
確かに、背中はよくなったけれど、驚いたし、痛かったよ～～～

そして、背中に二つの大きな赤い円ができて、しばらくの間、
それが消えずにちょっと恥ずかしかったのです。

おそるべし、韓国マッサージ治療！