立川の踊る中幸年ブログ

立川自身の人生経験から色んな気付きをシェアして

私とまわりの人の幸せを追求して共に進化していきたいのです

うちのヤンキー息子

2014-08-27 23:59:46 | 日記

立川です

私には17歳になったばかりの落ちこぼれヤンキー息子がおります。

生まれた時は未熟児で保育器の中でしばらく育てられ、

まるでモルモットのように小さかったのです。

妊娠7カ月で赤ちゃんの成長が止まり、担当の医者から

有無を言わさず緊急入院の指示。

妊娠9か月まで24時間ずっと点滴を付けっぱなしでがんばったのですが、

さすがに体が悲鳴をあげ、血圧も上がり、帝王切開で産んだのです。

帝王切開で子供を産むということよりは局部麻酔で

お腹を切り開く恐怖の方がずっと大きかったですよ~。

 

手術を始めてどれぐらい経ったかよく覚えていませんが

「小玉さん(私の当時の氏)赤ちゃんの首に臍帯が2重に巻かれてるよ!

自然分娩だったら死産だったかもね。」なんて物騒な話をされましたけど、

今お腹開いて腸が見えているんだよね!とか思ったら、

私はもう恐怖で先生の話も上の空でした。

 

それでもなんとか出産でき、赤ちゃんがなんかグエ~グエ~と

泣いてるのを聞いて、あ!そうか!赤ちゃんは生まれたら泣くんだ。

ということを思い出し、その割には声が小さくて、まるで子猫みたいだな。

なんて思っていたところに、看護師さんが生まれたての

わが子を見せてくれました。その時初めて男の子だって知りました。

赤ちゃんなのに白くて天使のようでした。

力んでの自然分娩ではなかったからだとは思いますが

弱々しく頼りなく泣いているわが子に思わず「かわいい!」

って叫んじゃいました。

 

産後は大変でした。

未熟児でいろいろと未発達だったせいか心臓とか肺に欠陥が見つかり

手術の予定でしたが、幸い薬の投与でうまくいき回避できました。

モルモットのように小さい体で手術なんてむご過ぎます。

 

そんな息子も退院後は着実に成長してくれ、私は幼児の頃から

右脳を鍛えてあげたくて、幼児の右脳教室に通わせ、

小学校ではお決まりのお塾に通わせ、中学校に入るまでは

成績も悪くなく、東大も夢ではないかも!なんて浅はかな夢を

いだいていたのです。

「やっぱり頭脳明晰なお子さんは違うわね~!」

なんて言われたら嬉しいじゃないですか。

 

それなりに品行方正で割とおとなしく、いい子だったのですが、

中学生になり世田谷区のお坊ちゃんがちょっと荒れた大田区に

転校してからというもの、どんどん性格が変わってきて、

勉強をしなくなり学校から呼び出されることもあって、

そのたびに母親として叱ったり、言い聞かせたり、話し合ったり・・・・

でも、その頻度がどんどん多くなってきて、ワルガキ仲間と

悪い事ばかりやらかし、緊急の保護者会まで開催され、

当事者の一人として謝罪と説明責任を果たしたり、本当にやりきれない想いでした。

私が忙しすぎて、構ってあげられなかったのかな~?

やっぱり母子家庭だからちゃんと教育できなかったのかな?

とか反省したり自分を責めたりもしましたが、ちっとも彼の行動は

改善されることなく、いよいよ受験も近づいてきました。

とりあえず、高校だけは決めたはいいけれど、推薦が

貰えなかった数人の中の一人で実力で勝負するしかありませんでした。

そして、ぎりぎりセーフでなんとか高校に合格でき二人で大喜び!!でした。

決してレベルの高い高校ではないけれど、落ちるよりはいいですよね。

 

このころになると、さすがに東大?なにそれ?って感じで

当時の私の思い描いていた願望を180度軌道修正せざるをえなくなりました。

 

そして、今17歳になり、ますます、元気にワルガキやっています。

バイクを毎晩乗り回し、学校では居眠りにルール違反ばかり。

この前も呼び出され(もう何回目でしょう?)校長、副校長、指導主任、担任

の前に親子で座らされ(息子は立たされていましたが)指導を受けました

もうこのままでは卒業どころか進級も難しいので、転校か退学も

視野に入れておいてください。と最後通告が出ました。

息子はまだまだ学園生活は続けたいと思っているのでさすがに反省して、

2学期からはがんばると言っておりました。

そして、その2日後夏休みになった瞬間に頭髪はキレイな黄金色、

耳には過激なピアスがはめられ、相変わらず、ワルガキ仲間と

つるんで遊び回っているのです。

警察にも何度かお世話になり、パトカーで母子共々送ってもらったこともあるのです。

アホ息子は「親子でパトカーに乗れるなんてなかなかできない経験だよな!」とか

言っておりましたが、そこだけは「確かに。」と思いました。

 

人生は想定外の連続です。息子が小さい頃に私が勝手に思い描いてい

たイメージとは全く違ってきて、私の価値観もどんどん変わってきました。

東大合格が夢だったのが今は進級できますように。ですからね。笑っちゃいますよね。

 

でもあんなに弱々しく生まれ、ちゃんと成長できるか心配していたことを思えば

今こうして毎日元気に世間に迷惑かけ、世間からいろんな事を学ばせて

もらっていると思えばありがたいことです。

母親が口うるさく何をいっても聞きません。返って反発するだけです。

それで、先日意表をついて息子に面と向かって

「いつも元気でいてくれてありがとう。それが一番の親孝行だよ。」と言うと、

きょとんとした顔で「おう!」と一言。そして、その日だけは

私の言うことを素直に聞いてくれたのです。

しかし、その効果も翌日までは持ちませんでしたけど。

 

もはや、勉学では息子に期待は全く持っておりませんが、

こうなったら若くしてお金をジャンジャン稼いでもらって母親を楽にしてもらいたい。

という密かな期待は膨らましております。はたしてその夢は叶うでしょうか?

 

子供がいると、その子供の数だけ悩みがありますよね。

なんの非の打ちどころのない子ばかりいてもつまらないです。

親はは子供から本当に多くのことを学んでいるし、いろいろ鍛えられました。

これからも当分続く闘いですが、どこかでそれを楽しむ

心の余裕は失いたくないですね。

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