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浄土院(湯たくさん 茶くれん寺)


写真は、本堂

千本今出川付近にあるお寺で、本尊の阿弥陀如来坐像が重文です。

アクセス
千本今出川交差点を西へ進みます。
最初左手に上善寺があります。
これを越えた少し先の右手に浄土院(湯たくさん 茶くれん寺)の表門があります。

まずは云われから。
秀吉が北野大茶湯を行った際に、当寺に立ち寄りお茶を所望されたそうです。
住職は最初お茶を出したものの、二杯目を所望された太閤殿下に対し未熟なお茶を出すのを遠慮され、以降はおいしい湧水(銀水)の白湯を出し続けたそうです。
その配慮に気づいた秀吉は、笑いながら「白湯ばかり出して、茶をくれない。湯たくさん茶くれん」と云われたというエピソードがあります。

まず表門をくぐる前に、表門の右手側の歩道の端まで下がります。
そこから本堂を見上げると、本堂の屋根の軒下に寒山拾得の焼物が1対あります。

電話で予約すると本堂内部をお参り出来ます。
拝観料は500円です。
表門の正面に本堂があります。
本堂内部はそれ程広くないです。
本堂の正面に本尊で重文の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
約90cmで僧寂能の作と云われています。

本堂の左手にお宅があり、その手前左手に小口があります。
この奥に“銀水の井戸”の跡があります。

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2014 3/15の拝観報告5(報恩寺)


写真は、書院。

本法寺の後は、鳴き虎の報恩寺です。
2012年の秋にも特別公開があり、この時の鳴き虎はホンモノで、今回はレプリカでした。

期間最後の週末とあって、なかなか盛況でした。

前回は、本堂前庭→本堂→庫裏→外へでしたが、
今回は庫裏→本堂(前庭は眺めるだけ)で元に戻るの順路でした。

前回は鳴き虎がホンモノであっただけでなく、重文の“厨子入千体地蔵菩薩”も出ていたので、今回格落ちの感は否めませんが、
そこは大河ドラマ 軍師 官兵衛のつながりで、長政死去の間押しでした(笑)。

さらに今回は庫裏と本堂の間にある内庭への廊下も行っていい感じでした。

雌滝のあるお庭ですが、庭園の池にかかる緑色の”鳥除け”でしょうか。
現実的には必要なんでしょうけれど、風情が・・・。

ちょっと残念です。

でも庭園の奥には梅が咲いていましたね。

ここも個人的にはもう当面大丈夫そうです(笑)。

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涌泉寺


写真は、本堂

涌泉寺(ゆうせんじ)は、8/15と8/16の題目踊りと8/16の五山の送り火の“妙法”で有名です。

アクセス
地下鉄松ヶ崎駅で下車し、出入口1番から地上に出ます。
出てまず信号を渡り、サンクスのある右へ進みます。
約300m先に“林屋動物診療室 北山”の目立つ看板が見えてきますので、ここを左折します。
するとすぐに突き当りのT字路になるので、ここを右折します。
そしてまたすぐ押しボタン信号が見えるので、ここを左折です。
右手に松ヶ崎小学校をみながら約200m進むと、坂が道なりに右に曲がります。
この突き当りに涌泉寺の表門があります。

涌泉寺は日蓮宗の寺院で、妙泉寺と本涌寺が合体して涌泉寺となりました。
もとは“妙”や“本”と日蓮宗とわかり易い寺名でしたが、ともにわかりやすい方が取れたので、結果日蓮宗とわかりにくくなっています。
もともとは結構大きな寺院だったようですが、それこそ松ヶ崎小学校に寺領を割譲したため、今のような大きさになったそうです。
また題目踊りは、村民がこぞって日蓮宗に改宗した際の歓喜躍動に由来し、その時の住職の実眼が始めたとも伝えられる。

表門を入ると左正面奥に本堂が、本堂の左手に庫裏があります。
この本堂は本涌寺のもので、妙泉寺日生聖人が1574年に開設した檀林の講堂だそうです。
また保育園を併設しているので本堂の前には子供の遊具があります。

題目踊り
8/15に参りました。
20:00~20:10まで本堂でお勤めがあり、20:15~20:40頃まで題目踊りが行われます。
その後10分程の準備、休憩をはさみ、20:50からさし踊りが行われました。
題目踊りは中央に太鼓、右手に男性10人程、左手に女性10人程が集まり、交互に掛け合うように節を謡います。その周りを1周囲んで踊られていました。

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2014 3/15の拝観報告4(本法寺)


写真は、十(つなし)の庭

妙顕寺の後は、折角なので本法寺の長谷川等伯展へ。
長谷川等伯の涅槃図も、久しぶりに見ておきましょう。

今回は結構広報もされていたような印象を受けました。
拝観料も1000円。
以前はもっと地味に開催されており、もう少し拝観料も安かったような記憶もあるのですが・・・。

さてまずは十の庭から涅槃会館には入ろうと思ったら、出てきた1団がおられました。
なんとそこには小嶋一郎先生が!
もはやこういう”時期もの”に行くと、アマデウス会員並みに遭遇します(笑)。
小嶋先生もいろいろなツアーを企画されているようです。

そして久しぶりの涅槃図。
この涅槃図には等伯自身も描かれてると云われていますが、今回やっとどれが等伯かを特定できました(笑)。
答えは本編に。

最後に三つ巴の庭にも行きましたが、今は書院が工事中でほぼ解体されています。
ですので庭園にも工事の足場が組まれて・・・。
非常に残念な状態です。

でも長谷川等伯展に来られるような方々は庭園派じゃないから、あまり支障はないのでしょうかね(笑)。

そうそう、最後に久しぶりに来たら、由緒書きが変わっていました。
これだから油断ならないんですよ。
やっぱり御無沙汰のところは定期的に行かないと行いけませんね(笑)!

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松ヶ崎大黒天(妙円寺)


写真は、本堂(左)と大黒天堂(右)

都七福神の”大黒天”で有名で、妙円寺という日蓮宗の寺院です。

アクセス
電車なら叡電の修学院駅で下車し、出口1から出て左折して北山通を進みます。
高野川に架かる松ヶ崎橋を渡ると道なりに左に曲がっていきます。
最初の信号の右手前方に側道がある(A地点)ので、ここに入ります。
修学院駅からA地点までで330mです。

バスの場合、1時間に2本の北8に地下鉄松ヶ崎駅から乗り、2つ目の松ヶ崎大黒天で下車します。
バスの進行方向に少し歩くとA地点です。
側道に入り歩くと右手に両側石灯籠の道があり、”松ヶ崎大黒天”の案内があります。
ここを右折します。
しばらく行くと境内に入り、左手の坂、そして階段を上ると表門があります。
A地点からここまでで約300mです。

拝観は無料です。
表門をくぐると、伽藍は大きく2つです。
右手奥に鉄筋コンクリートの本堂、右手前には大黒天堂があります。
大黒天堂の前には“なで大黒”が、内陣の奥には伝教大師作と云われる大黒天像があるそうです。

また正面奥の門を出てまっすぐに進むと、涌泉寺の境内に出ます。

甲子大祭(きのえねたいさい)
60日に1度の甲子に、お祭りがあります。
諸願成就の祈祷をされています。
また本堂向かいの休憩所では200円でお蕎麦を頂けます。

さらに寺務所にて300円でお茶券を買うと、本堂左手奥にある書院でお薄とお茶菓子を頂けます。
懐紙なども必要のない気楽な感じで、順次奥から出てきます。

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2014 3/15の拝観報告3(妙顕寺)


写真は、梅の咲く光琳曲水の庭

妙心寺は北総門から出て、東へと戻ります。
今出川通→七本松通→寺ノ内通と進み、堀川通を越えて到着したのが妙顕寺です。

ここも京の冬の旅2回目の訪問です。

ここに再度やって来た理由は1つ。
光琳曲水の庭です。

前回は期間初めの1/11。
その時の光琳曲水の庭

今回は上の写真です。

期間最後の3月中旬には梅が咲くと聞いたので、リベンジです。
庭園派ですので、こういうところはこだわります(笑)。

一応本堂、宝物館などももう1度見ておきました。

ここも十分に堪能しました。

通常拝観でも宝物館以外は拝観可能ですが、もう当面は大丈夫そうです(笑)。

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2014 3/18の拝観報告1(恋塚寺)


写真は、恋塚

さてこの日は平日ですが、どうしても譲れないイベントがあり、昼過ぎまで時間休を取りました。

しかしそれは10:00から。
その前に時間があったので、まず車でやってきたのは恋塚寺です。
浄禅寺が”上鳥羽の恋塚”なら、こちらは”下鳥羽の恋塚”です。
以前hytさまが言及されましたが、行っていなかったので参りました。

表門の茅葺の門が印象的です。
しかしそれよりこの門前の道、”狭過ぎ”でしょう。
しかも対面通行。
無茶です(笑)。

境内は小さなお寺ですが、由緒書きはしっかりあったので頂きました(笑)。

今回はHPにも掲載されていましたが、法要月にて”恋塚寺縁起絵”と”袈裟御前肖像画”が展示されていませんでした。

まあ通勤している近くでもあるので、また別の機会に行こうと思います。

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2014 3/15の拝観報告2(妙心寺 聖澤院)


写真は、書院前庭

祐正寺を後にして、さらに西へと進みます。

10:00に到着したのが妙心寺です。
京の冬の旅、2回目の聖澤院です。

今回2回目の訪問をした理由は3つ。
・聖澤院は次回いつ公開があるかもわからないので、もったいない!?から(笑)。
・前回の庭園写真は、陽が差していたのが気に入らなかったから。
・前回は、由緒書きがなかったから。

さてさすがにこの終わりかけの時期になると拝観者も少ないです。
10:00入りで8名ほどでした。

内部をもう1度おさらいしてきました。
もう当面特別拝観がなくても大丈夫そうです(笑)。

またこの日は曇り勝ちでしたので、陽の差していない写真も撮れました。
それは本編に。

そして最後の由緒書きです。
あまり期待はしていなかったのですが、京都市観光協会が作成した由緒書きがありました。
拝観期間の最初はなくても、要望があったのか、途中から作成して置いてあることもない訳ではないです。
今回は見事にビンゴ。
思わず受付で由緒書きを頂いたところで、回れ右して帰るところでした(笑)。

3つすべての目的を果たせたので、満足しました。

追伸
明日の10:00の更新からしばらくは、拝観報告になります。

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蹴上浄水場


写真は、斜面のツツジ

通常は非公開ですが、GW後半のツツジの開花に合わせて内部が無料で公開されます。

場所は蹴上で、ウェスティン都ホテルの東隣です。
地下鉄東西線の出入口2番を出てすぐ左手に“通用門”が、遥か右手に“正門”があります。
三条通から見ると、この間の斜面もツツジがきれいです。

9:00に開門です。
通常門から入ると“濾過池”や“ちんでん池”を右手に見ながら歩きます。
やがて道は右折し正門前を通過して本館方面に向かいます。
ここで左手に見える斜面一面がツツジです。
本館の裏側へと道は続きます。
ちょうど本館の裏手中央辺りで直進と左手後方に道が分かれます。
直進すると近道ですが、見所の1/3ぐらいを失います。
左手後方に進むとすべてを見ることができますが、少し斜面を登る必要があります。
通常はひとまわりした方がいいでしょう。

左手後方の斜面を登ります。
第2配水池をまわり込みますが、この辺りから下を見た景色もきれいです。
頂上の第2最高区配水池には、仮設の休憩所と冷茶のサービスもあります。
頂上を少し下りたところに“黄色のツツジ”もあり、見所のようです。

帰りは階段を降り、一気に高度を下げます。
第1高区配水池に出ると、再度緩やかな斜面になります。
このあたりも一面のつつじです。
そしてこの一角に与謝野晶子の歌碑があります。
「御目ざめの 鐘は知恩院聖護院 いでてみたまえ 紫の水」
という京都検定頻出のものです。

ここを過ぎると最初のちんでん池の辺りに戻り終了です。

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2014 3/15の拝観報告1(祐正寺)


写真は、本堂前の枝垂れ梅 満開 2014/3/15

この日は拝観日。
3/15ですので、涅槃会が気になる日程ですね(笑)。

さてそれは後程で、朝9:30から自転車で出発です。
丸太町通を西へ進み七本松通を北上して、到着したのが祐正寺です。

B派の方から言わせれば、洛陽四十八願所地蔵めぐりの妻娶地蔵で有名なんでしょう。
しかし我々庭園派からすれば、写真の枝垂れ梅ですね。

この日は満開と言っていいでしょう。
僕も始めて満開をカメラに収めることが出来ました。
ここは当アマデウス会 会員のtoganjiさまの近所でしたので、2月末から”偵察”をお願いしていました。
Toganjiさま、ありがとうございました!

梅はこの1本だけですが、十分に見応えがあります。

また詳細は今後の本編に掲載します。

毎月5日には写経会があるそうですが、それはまたいずれ(笑)。

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鳥羽水環境保全センター2


写真は、せせらぎ広場の庭園

次はバス停の左手(北側)です。

道沿いの左手には臨時の体験コーナーが並びます。
降雨体験、利き水体験、地震体験やAEDの講習などのブースがありました。
道沿いの右手は“せせらぎ広場”です。
日本庭園になっています。
奥側から小川が流れてきて、手前には大きな池があります。
池の周囲には石組みで囲われ、一部は州浜になっています。
大きな石灯籠もあり、周囲を散策出来ます。

さらに奥に進むと大きな広場になっており、エアートランポリンや日曜日には消防局が“はしご車”の訓練を見せてくれます。

さらにこの広場の左手奥へと会場地図に沿って進みます。
土日なら“第2沈砂池”、“第2ポンプ場”、“最初ちんでん池”、“反応タンク”そして“最終ちんでん池”と見学できます。
下水なので少し匂うのはしょうがないです。

これらは土日から個人で随意に回れますが、11:30と13:30には先着申し込みでの見学ツアーもあります。
このコースを回ると、ベンチが下にある藤棚に先の裏手をまわって到着します。

いずれも無料で藤棚もきれい。
ただし内部に食べ物の販売がないので、ゆっくりするならお弁当持参がいいでしょう。

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2014 3/2の拝観報告7 最終(正運寺)


写真は、門前

さて大宮松原から206系統に乗り、みぶ操車場で下車します(バス7回目)。
四条大宮から北は道が北西に斜めになります。
この道を”後院通(こういんどおり)”といいます。
四条大宮から北にまっすぐ進む細い道が大宮通です(笑)。

そしてみぶ操車場のバス停周辺で、後院通に”突き刺さる”細い細い道があります。
これが蛸薬師通です。
どれぐらい細いかというと、車1台ちょうどぐらいです(笑)。
この道を東へ進んだ奥に正運寺があります。

しかし蛸薬師通は東へ進むほどに道幅が広くなるので大丈夫です。
かつて堀川通から蛸薬師通に入り、後院通に抜けようとした時は驚きました。
だんだん信じられないぐらい道幅が狭くなったので(笑)。

さて正運寺ですが、ここも洛陽三十三所観音巡礼の1つです。
ここも2人とも初訪問です。

正面の立派な表門は閉まっているので、右脇の小さな戸口から入ります。
御朱印を頂くのですが、本堂は閉まっており、観音堂を外からお参りします。

観音像は十一面観音菩薩像ですが、お前立ちでしたね。

由緒書きもなかったので、ちょっと残念でした。

この日はこれで終了。

最後は自宅に帰るのにバスに乗り、この日はバスに計8回乗りました。
これで500円ですから、かなり得した気分になりました(笑)。

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鳥羽水環境保全センター1


写真は、せせらぎ広場藤棚エリア。

京都の下水道局で通常は非公開ですが、4月末のGW前半に4日間無料で一般公開されます。
約120m続く藤棚がきれいです。

アクセス
西大路十条の角から南に伸びる御前通を下がり、久世橋通を越えた先に鳥羽水環境保全センターの大きな敷地があります。
・京都駅からのバスの場合
京都駅南側、アバンティー前のバス停4番乗り場から臨時バスが100円で出ます。
9時台は5分毎、10時以降は10分毎です。
当日は長蛇の列です。
市バスは敷地の北西にある北門から入ります。
駐車場を通過し、さらに数分敷地内を走行して、敷地南より東端の会場前まで送ってくれます。
・乗用車の場合
敷地の北西にある北門から入ります。
入ってすぐ駐車場がありますが、そこから前述の会場までが遠いので“送迎バス”に乗ります。
これに乗るのに長蛇の列です。
なのであまり乗用車で行くメリットが微妙です。

会場に着きバスを降りるなり、会場地図などの一式を頂けます。
会場は、バス停の右手(南側)と左手(北側)に分かれます。

まずは右手(南側)から。
まっすぐに伸びる道を進んで行くと、途中に毛氈の敷かれた床几がある休憩所があります。
さらに先に進むと、せせらぎ広場藤廻廊エリアになります。
左手に藤棚の細長い道があります。
この辺りがまずきれいですが、人ですぐにいっぱいになります。

右手にちんでん池が見え、その右手奥側に進みます。
一旦、藤棚が途切れますが、樹林の奥にせせらぎ広場藤棚エリアがあります。

こちらは長方形の藤棚で、見応えはこちらの方があります。
枝垂れているところもあり見事です。
こちらは奥まっており知っている人しか最初は来ないので、無人写真が撮りやすいです。

ここの藤棚の下にはベンチが多数あり、持参のお弁当を広げている方もおられます。




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2014 3/2の拝観報告6(長圓寺)


写真は、門前

再度七条大宮に戻ります。

ここから207系統で、七条大宮~大宮松原へ(バス6回目)。
松原通を西へ進み、到着したのが長圓寺です。

ここも城興寺と同じ洛陽三十三所観音巡礼の1つです。
ここはあんとんさまも初です。

事前に調べたところによると、初代京都所司代の板倉勝重が寺領を寄進したそうで、お寺の名前も勝重の法諱の”長圓院”から付けたそうです。

こちらは本堂は入れませんが、観音堂でお参りは出来ました。

境内がきれいでしたので、最近直されたのでしょうか。

ここは由緒書きも頂けました。

こういうところは”ほぼ御朱印だけ”ですので、サクサクと進みます。

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一言寺


写真は、本堂

一言寺(いちごんじ)は醍醐寺の塔頭で、正式には金剛王院といいます。

アクセス
醍醐寺の南方ですが、醍醐寺から歩くと約1kmあります。
一言寺のバス停が最寄りです。
バスを降りて、醍醐道を北東に100m歩くと左手に“一言寺 観音寺”の石碑がありこの角を右折します(醍醐寺からなら左折)。
あとは200m坂を登った突き当りに一言寺があります。

平清盛の娘で安徳天皇の生母である建礼門院に仕えた阿波内侍(信西の娘)が創建しました。
拝観は無料です。
石段を登り山門をくぐります。
ここで反対に振り返ると見晴らしがきれいです。

門を入った正面に本堂があります。
本尊は秘仏の千手観音菩薩像です。
右手前方に池があり、池の端に弁才天がお祀りされており、右手には鐘楼や地蔵堂があります。

しまい観音
毎年12/18に“しまい観音”が行われます。
11:00と15:00から本堂で法要があり、12:00から中風除けの粥が振る舞われます。
この日は本堂が開いており内部に入れます。
内陣奥は土蔵のようになっています。
本尊の千手観音菩薩像、毘沙門天像や地蔵菩薩像はすべてこの中だそうです。
秘仏の本尊は本来33年毎に御開帳の予定なんですが、前回がいつかも不明で、
今後もご開帳の予定はないそうです。
本堂右手のお厨子の中には阿波内侍像があるそうですが、こちらも開かれないです。

地蔵菩薩御開帳
8/24の前後の地蔵盆の際に、地蔵堂の地蔵菩薩像を3日間ほど御開帳されます。
24日前後で休日があれば、日程はそこに合わせるようです。
地蔵堂の内陣には半跏の地蔵菩薩像が、右手には弘法大師像、左手には不動明王像がお祀りされていました。

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