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海宝寺1 通常拝観


写真は、本堂と前庭

伏見にある黄檗宗の寺院で、“若冲筆投げの間”で有名です。

場所は国道24号線を南下して行くと、近鉄の伏見駅の付近で大きくクランクしているのが分かります。
その南側のクランクの角の付近にあります。

京阪電車の墨染駅が最寄りで、駅を降りた前の道を東へ(藤森神社と同方向、墨染寺とは逆方向)に進みます。
250m程直進すると最初の信号があり、ここを右折します。
そして300m程直進すると正面に石垣が見えてきます。
それが海宝寺です。

ここの町名は桃山町正宗といい、元々はここに伊達家の伏見上屋敷がありました。
また大丸の創業者の下村正啓が当時に深く帰依し、今でも檀家は “大丸”だけだそうです。

表門を入ると、正面に本堂があります。
本堂の左手前には伊達政宗お手植えの木斛(もっこく)があります。
そして左手突き当りには祠堂(しどう)が、左手奥には方丈があります。

ここは黄檗宗寺院ですので、事前に4人以上で予約しておくと5000円ぐらいで普茶料理が頂けます。

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京都文化協会(amadeusが所属している拝観系の会4)


写真は、会員証

僕が所属している会の4つ目は、NPO法人の京都文化協会です。

建仁寺や先日の妙心寺 天球院などの襖絵の高精度デジタル複製事業などで有名です。

まずこの会は、会費が無料です。

入会すると、京都文化協会主催の事業の案内が送付されてくる他、
それらの参加費が割引、もしくは無料になります。
昨年秋の廣誠院は会員は無料でしたし、天球院は1000円が800円とお得でした。

そして1番驚いた特典は、
建仁寺の方丈拝観が、会員証提示で常時無料
になります。

これは本当です。
僕も数回行っていますが、スルーです(笑)。

こんな不気味な!?特典(話がうますぎる)があったので、今までなんだかご紹介しにくかったです。
しかし協会側も登録者数を増やしたいようですので、ここでご紹介させて頂きました。

詳しくは当協会のHPをご覧下さい。

会費が無料なので、間違いなく”お得”です。

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清風荘3 庭園 予約参観(百万遍散策4)


写真は、築山の頂上から俯瞰した景色

予約して入った場合は、散策路に制限がないので池の反対側も散策出来ます。

池の橋を渡り、植樹の裏側に回ります。
この辺りから少しずつ小高くなっています。
やがて、池に流れも込む滝の上に出ます。
先はY字路になっており、右手は滝の上流の小川に沿った砂利の小路で、この両脇の苔が非常にきれいでした。
しかも訪問時は小川の上流の真正面に見事な梅が咲いていました

左手に進むとさらに階段があり、この庭園で1番高い築山の頂上に出ます。
ちょうど庭園の最奥ぐらいになり、ここで半周ぐらいです。
ここから庭園全体が俯瞰できるようになっています。
今度は右手に芝生と主屋と離れが、正面から左手に池が拡がります。
圧巻の眺めです。

築山を降りて芝生に戻ります。
広々しており、また今までの景色とは違った印象になります。

もちろん庭園の正面は主屋側からの景色なので、こちら側に本来は来る必要なないのでしょうけれど、画的に数寄屋建築の建物を入れようと思うと、池の反対側に行きたくなります。

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奈良のページ

奈良の情報のコメントは、ここのコメント欄に掲載してください。

このブログは「京都のおすすめ」ですので、僕自身が京都以外の情報を掲載することはまずありません。

ところが僕以外の方々は当然、奈良やその他の地域の文化財や特別公開に興味があるのでしょう。

そしてそれらの情報は今まで適宜コメント欄でやり取りされていました。
それ自体には僕自身、なんの抵抗もありません。
必要な情報を必要な方々で共有して頂くことは、非常に理にかなっていると思っています。

しかし現状のままでは、みなさんにとって、
「どこに再度見たいコメントがあったかを後日探すのが大変」
なのではないでしょうか。

その解決策として、この”奈良のページ”と”奈良以外のページ”を新たに作成致しました。

このままだと僕が気を使った”イイ話”で終わりそうなのは本意ではない(笑)ので、僕の立場も述べます。
情報を交換して頂くのは一向に構わないのですが、
”作品”ともいえるこのブログのコメント欄がゴチャゴチャになるのは、僕の美的感覚を著しく害する
のです(笑)。

今後は
奈良の情報は、”奈良のページ”のコメント欄に、
奈良以外の地域の情報は、”奈良以外のページ”のコメント欄に
記載してください。

リンクは右サイドバーおよび、「京都のおすすめ」の総合索引にもあるので、見つけられないとは言わせません(笑)。

今後それ以外の場所にコメントした場合、
最初は該当ページに僕が転載しなおす
可能性が高いですが、
再犯著しいケースでは、そのまま削除するかもしれません(笑)。

使いやすく、美しいブログの作成にご協力ください。

奈良以外のページ

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清風荘2 庭園 一般参観(百万遍散策3)


写真は、主屋側から見た庭園

玄関に戻り、苔蒸した第一中門を潜ります。

奥には石の小路が湾曲しながら続き、周囲は苔、正面にお茶室で露地庭園になっています。
左手は植樹で視野が遮られ、まだ庭園の全貌は見えません。
ここから庭園を反時計回りに回ります。

まず左手前に供待の“閑睡軒”、その奥にお茶室の“保眞斎(ほしんさい)”があります。
このあたりの露地の飛び石やその周囲の苔が見事です。

そしてお茶室を過ぎて、飛び石を進むと右手に小川が流れ庭園中央の池へと流れ込みます。
この先で正面の視野が突然拡がり、庭園の全貌が見えます。
央に大きな池があり、手前が細く奥ほど広くなります。
手前には橋が架かり、池の中央には小島があります。
ここは琵琶湖を模しているそうで、橋は瀬田の唐橋、島は竹生島だそうです。
池の左手には広い芝生が、そしてその奥には数寄屋造りの主屋と離れが見えます。

一般公開時は、この主屋ある芝生側の散策路しか解放されていません。
しかし主屋を背にして見ると、池の手前には少々の植え込み、池を挟んで小島、さらに奥には盛土に松、間からは滝が流れています。
これぞお庭の正面という感じです。
秋には見事な紅葉が楽しめます。

さらに後ろに下がり、主屋の西棟の沓脱ぎ石の辺りから庭を見ると、南東方向の植え込みが低くなっています。
その背後に借景として“大”・・・そう如意ヶ岳(大文字山)が見えます。
見事な設定です。

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観光日程相談、質問のページ

観光日程の相談や、京都観光についての質問のページです。

観光日程の相談がある方は、以下の点について可能な範囲で情報を提示してください。
基本情報が多いほど、詳細なアドバイスが可能です。

1:日程:具体的な日付、観光開始時間と終了時間。
2:人数
3:訪問希望場所(A:絶対行きたいところ、B:出来たら行きたいところを複数列挙)
4:交通手段(公共交通機関のみ、レンタカー可能、レンタサイクル可能など)
5:宿泊先(最寄駅でも可)
6:拝観の早さ(主観的ですが、”早め”とか”遅め”とか特に自覚がある方。目安は初めての二条城が30分以下なら早め、1時間以上なら遅めでしょう。)
7:今までの京都観光の回数

以上をコメント欄に記載してください。
可及的速やかに、日程案を提示いたします。

また日程相談以外でも京都観光関連の質問がある方は、ここにコメントして下さい。

僕が分かればお答えしますし、僕が分からなくても、ここをご覧の1日約2000人のどなたかが教えて下さると思います(笑)。

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清風荘1 主屋(百万遍散策2)


写真は、池泉側から主屋を見た風景

元々は西園寺公望の京都別邸で、公望の死後は住友家により保管されていました。
後に京都大学へ寄贈され、現在に至ります。
庭園は7代目小川治兵衛氏の作庭で、ここだけ場所が離れてはいますが、南禅寺別荘群の1つです。

通常は非公開です。
京大職員なら平日であれば参観を申し込むことができるので、それに同行するか、
秋に申し込み抽選による一般公開があるので、それに申し込むかです。

前者は庭園の散策路に制限はありませんが、重要文化財の建物内には入れず、解説書もなしです。
後者は建物内にも入れますし解説書もありますが、散策路に制限があり池の手前までしか歩けませんので、一長一短です。

場所は百万遍と出町柳の中間ぐらいで、今出川通の北に面してある森のようなところです。
敷地の西端に道があり、ここに入ります。
しばらく歩いた右手に表門があります。

これを入ると左手に数寄屋造りの建物があり、正面に苔蒸した第一中門があります。
まずは建物内です。
玄関を入ると主屋の西棟です。
西棟には6畳と8畳の広間があり、会議室として使用されていたそうです。
中庭を経て主屋の中棟です。
ここは西棟より大きさも部屋も小さくなった感じです。

さらに奥に離れの東棟があります。
ここは縁も広く、庭園がよく見えます。
また床柱は杉自然皺で、櫛型の欄間が目を引きます。
離れには2階があり、庭に沿って縁、手前に4畳の次の間、そして奥に10畳の本間があります。
本間には広い床の間が中央から右に、左手には琵琶棚があります。
また庭園と反対側の裏手に4畳間が1つ付属してました。




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つぶやきのページ

京都や観光とは関係のない、個人的なつぶやきのページです。

たまにですが、僕も日々のつぶやきを書きたくなる時があります。

しかしこのブログのタイトルは「京都のおすすめ」です。

僕が読者の場合、タイトルが「京都のおすすめ」なのに日々のつぶやきの記事更新が多いと、

「看板に偽りあり」で”イラっとする”ので(笑)、

今後はこのページのコメント欄にコメントします。

もちろん、皆さんも何かあれば書き込んで頂いて結構ですよ(笑)!

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河合神社・神宮寺旧跡(下鴨神社周辺散策5)


写真は、左から拝殿、本殿、方丈の庵

下鴨神社の摂社です。
場所は、糺の森に南側から入ってすぐの左手に見えています(簡易地図)。

拝観は無料です。
表門を入ると正面に拝殿、その奥に本殿があります。

本殿の左隣には“貴布禰神社”と“任部社(とうべしゃ)”があります。
任部社は御祭神が八咫烏命(やたがらすのみこと)ですので、日本代表のサッカー必勝の守護神としてお参りされています。

また拝殿の左手には“六社(むつのやしろ)”が、そして表門を入った左手前に社務所があります。
最近改築されきれいになったのと同時に、お守りやその他のグッズも充実しました。
ここの絵馬が特徴的で、手鏡のような形をしており”鏡絵馬”といいます。
絵馬には目、鼻、口などが描かれているので、これに化粧道具などでお化粧をして奉納し美麗祈願をするそうです。
そして表門の背後には“三井社”があります。

神宮寺旧跡
平安後期から江戸末期までは神仏習合の影響で、下鴨神社内に神宮寺がありました。
その旧跡の発掘が進み、2024/7/1から公開されました。
小屋の中で拝観受付を行い、門から入ります。
池に沿って散策路があり、藤棚や鴨長明が住んだとされる方丈の庵を再現した小屋が河合神社から移築されていました。
方丈は今でいうプレハブのようなもので、折りたたんで移築が容易に出来たそうです。




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今後のブログ更新について


写真は、清風荘

さて、今日は今後のブログ更新について述べます。

このブログも開設から2年を過ぎました。
当初は1日3回更新で、今でも1日2回更新を欠かすことなく続けて参りました。

これが可能であったのも、当初からのストックやネタが潤沢にあったからです。

最近さすがに目新しいネタがなくなりつつある、言い換えれば、
伝えなくてはならない情報が、1日に2回もなくなってきました。

昨年の6月は何を載せていたんだろうと紐解いてみると、「6月の特別公開の個別案内」でした。
しかしこれらは”例年の公開”であり、僕も毎年同じ内容の紹介を”枠埋め”のようにするのはどうかなと思い始めました。

そこで端的に言うと、
今後、閑散期はブログ更新を原則1日1回
にしようと思います。

大体今まで、毎日欠かすことなく1日3回更新とか2回更新が異常だったのです(笑)!
しかも2年以上も!!!

さて今後の展開ですが、まず本編について。
マイナー散策のが随分残っているので、それらはすべて消化します。
その上で拝観報告や特別公開の案内がある時に限り、1日2回の更新にしようと思います。

そして行く行くは本編のストックもなくなると思うので、その時は本当に1日1回更新になると思います。

勢いが減弱するような印象かもしれませんが、薄い内容の掲載をしてもしょうがないと思っています。
内容のレベル保つための処置ですので、ご理解の程よろしくお願い致します。

さしあたり明日から次の拝観報告までは、1日1回更新となる予定です。

しかしまだまだこのブログ自体を終わりにする気はないので、ご心配なく(笑)!
細くなっても、長く続けたいです。

最後に
冒頭の写真はどこでしょう?
行くのもなかなか大変なところです。
つまり難問・奇問なので、分かったらスゴイ、いや普通は分からないと思います(笑)。
我こそは!という庭園派の方、是非当ててみてください!!!
しばらくの”置き土産”です(笑)。

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黒田百年桜(京北散策4)


写真は、満開の黒田百年桜

黒田の春日神社の鳥居の横にある桜で、樹齢380年とも云われています。

アクセス
常照皇寺の前を通過し、国道477号線を約5.5km直進します。
トンネルを抜けてすぐ、黒田郵便局の道路を挟んで向かい側、進行方向右手に春日神社の鳥居があります。
この鳥居の左に寄り添うように“黒田百年桜”があります。

ヤマザクラの突然変異で、八重中に一重が混じる珍種だそうです。
突然変異種のため種子が出来ないのですが、桜守で有名な佐野藤右衛門親子が昭和52年に苗づくりに成功し“黒井百年”と命名されたそうです。
そしてこの苗は大阪造幣局に“百年桜”と銘打って植えられているそうです。

やや遅咲きで、4/20頃に満開になります。
鳥居の左側の百年桜は濃いピンク色なのに対し、鳥居の右側にある八重桜は薄ピンク色なのでコントラストがきれいです。

さらに細かいことですが、この桜を正面から撮影しようとすると、北→南のviewになります。
晴れた日の昼間は逆光になるので注意が必要です。

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2013 7月の特別拝観


写真は、桜咲く大覚寺 心経宝塔周辺

7月の特別拝観は、「京の夏の旅」がメインです。

「京の夏の旅」が3か月間続く小康状態が9月末まで続き、その後は収集がつかないぐらいの秋の特別拝観ラッシュになります。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

洛中
B-3 杉本家住宅 祇園祭屏風飾り展 7/14~7/16
D-3 長江家住宅 祇園祭屏風飾り 7/14~7/16
D-2 紫織庵 祇園祭と屏風飾り7/1~7/31
C-3 山紫水明処の庭(要予約)3月中旬~7月末
A-1 二条城 式台の間の障壁画 7/12~9/16
C-3 角屋もてなしの文化美術館 3/15~7/18

祇園祭 
曳き初め 7/12(金)、7/13(土)
・宵々々山 7/14(日)
・宵々山  7/15(月)祝日
宵山   7/16(火)平日
山鉾巡行 7/17(水)平日

洛東
B-2 吉田神社 大元宮 7/1
C-2 金戒光明寺 7/13~8/4
D-2 面白能楽館(京都観世会館) 7/20 12:00~ 2000円       
D-3 大雲院 祇園閣 7/13~9/30 
D-3 祇園甲部歌舞練場庭園 7/13~9/30
B-3 建仁寺 両足院 半夏生の庭 6/8~7/10
C-2 六道珍皇寺 7/13~9/30
C-3 東福寺 天得院 (桔梗)6/22~7/15
E-3 皇室ゆかりの泉涌寺特別拝観と高台寺拝観・圓徳院での茶歌舞伎体験、京の夏の夜空を彩る「五山送り火の夕べ」要予約 8/16 泉涌寺 舎利殿霊明殿拝観を含む
D-1 真如堂 寺宝虫払会 7/25

洛北
E-2 比叡山延暦寺「大書院」特別拝観と天台薬師の池「びわ湖」遊覧 京都定期観光バス 比叡山延暦寺 大書院を含む 7/1~8/31の土日祝(但し7/6、7/27、8/3、8/4、8/5、8/25は運休)
A-1 三千院 あじさい祭 6/~7/
A-1 岩倉実相院 星図屏風 7/1~8/10
D-3 西村家別邸 3/15~12/8
D-2 神光院 7/21、7/22 きゅうり封じ
C-2 下鴨神社 神服殿、大炊殿 7/13~9/30

洛西
D-2 五智山蓮華寺 7/21、7/22 きゅうり封じ
法金剛院 観蓮会 7/13~8/4(7:00開門)
E-2 大覚寺 心経宝塔 7/13~9/30

洛南
B-2 長谷川家住宅 7/13~9/30
三室戸寺 あじさい園 6/1~7/8
三室戸寺 ハス酒を楽しむ会 7/12

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福徳寺(京北散策3)


写真は、表門から見た本堂とかすみ桜

かすみ桜で有名です。

アクセス
ウッディー京北でさらに国道162号線を4.5km直進した右手に福徳寺があります。
しかし常照皇寺の後に行くのであれば、常照皇寺の参道の途中左手から府道61号線が出ています。
ここを5.5km直進すると国道162号線に合流するので、ここを左折します。
さらに国道162号線を1.3km戻った左手に福徳寺があります。
国道から少し奥まった高台にありますが、他に何もないので見落とすことはないでしょう。

通常拝観
表門へと真っ直ぐに石段が伸びています。
このあたりの桜もきれいです。
石段を登った右手に鐘楼、正面に寺務所兼本堂、左手に樹齢380年とも言われる“かすみ桜”があります。

満開のタイミングは常照皇寺の九重桜と同じぐらいで、京北商工会のHPに開花情報が掲載されます。
注意点が1つあります。
表門側から境内の写真を撮る場合、午前中は逆光になります。

またかすみ桜のさらに奥には収蔵庫があります。

予約拝観
事前に電話で予約しておくと、収蔵庫の内部を拝観できます。
特に何もいわれませんが、1人500円を志納しました。
収蔵庫の正面右に重文の薬師如来坐像、その左右に共に重文の持国天像と増長天像がお祀りされています。
昔は本堂の脇に瑠璃殿という小堂があり、そこにお祀りされていた8躯のうちの3つだそうです。
収蔵庫には瑠璃殿の扁額もあります。

また正面左手には京都市指定文化財の薬師如来像、阿弥陀如来坐像、阿弥陀如来立像や地蔵菩薩立像がお祀りされています。

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2013 6/1の拝観報告3 最終(栗原邸)


写真は、玄関

妙心寺を10:40ぐらいに出て、一旦帰宅します。
そしてその後は電車で出発です。
地下鉄東西線の御陵駅(みささぎえき)で下車して、琵琶湖疏水に向かって歩きます。

到着したのが「栗原邸」。
昭和4年に本野精吾が設計した近代洋風建築です。
通常は非公開ですが、5/25、5/26、6/1、6/2に特別公開があり、6/1のコメント欄でご紹介しました。

詳細は今後の本編に掲載するので、いつものように感想だけ。

こういう感じの参観は、過去に新島旧邸や龍谷大学 大宮学舎などもありましたが、近代洋風建築の見方があまり分かっていないですね。
ちゃんとした解説を聞いたことがないからだと思うのですが。
そしてそれ程深く見ることが出来ていない結果か、近代和風建築ほどの興味が湧いてこないんですよね。

まあ、そもそも最初から興味があれば、「理屈抜きでも惹きつけられる」ものなのかもしれません。

”B”以上、南禅寺別荘群以下というところでしょうか。

もちろん全くの個人的な趣味趣向からの意見ですので、1度ご自身の目で見て感じて頂くことをおすすめします。

まだ改修中での公開でしたので、そう遠くない未来にまた公開があるのではないかと思います。

そしてこの後自宅に地下鉄で帰宅し、13:00。
その後は家族でお出かけに、夜は職場の飲み会に出かけた1日でした(笑)。

アンケートを実施しています。
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常照皇寺(京北散策2)


写真は、満開の九重桜と恰雲庵

常照皇寺(じょうしょうこうじ)は、朝廷が南北朝に分かれた際の、最初の北朝の天皇である光厳天皇の隠居所です。
アクセスはリンクを参照してください。

山門を入り、緩やかな階段を登り勅額門をくぐります。
左手には碧潭池(へきたんいけ)を中心に庭園が拡がり、上には勅使門が見えます。
正面にはその碧潭池に架かる猿帰石橋(えんぎしゃっきょう)があり、これを渡ります。
左手に庫裡があり、ここで拝観料を納めます。
拝観料は500円の志納です。

庫裏を入って右に進むと書院、そして方丈へ入ります。
方丈は広い広間で、左手には上段の間があります。
左手の前庭には御車返しの桜があり、一重と八重の両方が一株に咲きます。
前庭の背後には勅使門があります。
ここは後程散策できます。
方丈の裏側には約1mの滝が小川に流れ、禅定池にそそぐ池泉式庭園があります。

方丈から廊下を渡り奥に進むと、開山堂の恰雲庵(いうんあん)があります。
ここには手前に宝冠釈迦如来像や左右に十六羅漢像、奥に光厳天皇像がお祀りされています。

恰雲庵と方丈に挟まれた庭に九重桜があります。
これは国の天然記念物で、非常に立派です。
開花は九重桜→左近の桜→御車返しの桜の順で、京北町のHPに開花情報が掲載されます。

玄関に戻り、庭園内を散策します。
方丈の前庭から、九重桜の周りを歩きます。
奥には舎利殿もあります。

恰雲庵の背後から約1km順遊路もあります。




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