goo

京都国際マンガミュージアム


写真は、旧本館(左)、講堂棟(中央)と北校舎(右)。

京都国際マンガミュージアムは烏丸御池にあるマンガの博物館&図書館の機能を持った施設で、
元は昭和初期建築の龍池小学校の校舎で国の登録有形文化財に指定されています。

アクセス
地下鉄烏丸線、東西線の烏丸御池駅で下車し、2番出口から地上に出ます。
地上に出たら、右折し後方に進みます。
烏丸御池交差点の信号を渡らずに左折します。
すぐ左手に人工芝の広場が見え、これが京都国際マンガミュージアムです。
入口はさらに進んだ北の端にあります。

京都国際マンガミュージアムは西は両替町通に、東は烏丸通に面しています。
北東の角に入口があり、北側の通路が駐輪場になっています。
敷地の西と北に沿ってL字型に建物があります。
北東の角の部分が講堂棟、それより南にH字型の本館、東に北校舎があります。
かつてのグラウンドは人工芝の広場になっています。

北東の門を入ります。
まず右手、北校舎1階東端に併設されている前田珈琲 マンガミュージアム店です。
ミュージアム受付の手前なので、カフェだけで利用も可能です。

さらに先の右手から北校舎に入ります。
入ってすぐがミュージアムショップ。
さらに奥に入館受付があり、大人は900円です。
マンガ万博の展示スペースが北校舎の西端で、左手は講堂棟に接続し、右手奥には2階への階段があります。
階段は手すりがピカピカの石製で、床は細かいタイル張りです。
2階に上がると廊下に沿ってマンガの棚があり、廊下の右手には旧教室を利用したギャラリーが、3階は旧教室が研究閲覧室(事前予約制)になっています。
恐らく学校当時は北校舎はほとんど教室として利用されていたようです。
また通常は非公開ですが、階段を降りた地下にも部屋があります。
まいまい京都のツアー「京都国際マンガミュージアム お宝拝見 マンガ司書がオモテもウラもご案内」で拝見しました。
学校時代は給食のスペースでしたが、今は書庫です。
広い3間には古い雑誌や単行本が保存されています。

1階と2階はそのまま講堂棟に接続しています。
講堂棟は北校舎や本館より、グラウンド側に凹になっていたようです。
その凹んでいた部分は増築され、2階は渡り廊下になっています。

講堂棟の1階(旧体操場)は多目的映像ホール、2階(旧講堂)はマンガの殿堂 メインギャラリーになっています。
講堂には舞台や三重のプロセニアムアーチが残っています。

講堂棟の南端と本館との間には、両替町通に沿って旧通学用門があります。
講堂棟のグラウンド側の2階には火の鳥のオブジェ(素材は松の木で寄木造)があり、増築の通路から人工芝の広場に出られるようになっています。

講堂棟をさらに進むと、2階建てH字型の本館になります。
本館1階は子ども図書館、中央には校長室(廊下から見学)があり開校時から置かれている振り子時計も残っています。
校長室の向かい側、両替町通に面して正門があります。
両替町通から見ると玄関は片持ちの庇を付け、上部の窓の縁はアール・デコ風の意匠になっています。

最奥には2階への階段がありますが、こちらは木彫のレトロな雰囲気です。
2階に上がると最奥は和室で、当時の作法室。
中央は当時貴賓室の館長室(廊下から見学)と龍池歴史記念室、講堂棟側はマンガ家の手や紙芝居小屋などのギャラリーとして利用されています。
どうやら本館は校長室、職員室や音楽室などの特殊教室として使われていたようです。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 2023 7/30の... 2023 8/1の拝... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。