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岩倉 大雲寺 石座神社

写真は、大雲寺の本堂。

大雲寺は岩倉実相院の北側にある天台宗の寺院で、源氏物語で紫の上を見出した「北山のなにがし寺」のモデルとも云われています。 石座神社(いわくらじんじゃ)は、その左手に隣接しています。

アクセス
まずは岩倉実相院を目指します。
四条河原町などから京都バス21、23系統で岩倉実相院下車。
祇園などから京阪で出町柳駅→叡電で出町柳駅~岩倉駅下車で、岩倉駅前から京都バス21、23系統か24系統
地下鉄で京都駅~国際会館駅で下車し、京都バスの24系統
にて、終点の岩倉実相院で下車します。
実相院の門に向かって右手に進みます。
石段を登ると途中の右手に鳥居が見えます。
これが石座神社です。
ここを右折し、50mほど進んだ左手に大雲寺があります。

石座神社は880年には存在が確認されており、971年に円融天皇の勅願寺として大雲寺が創建された際に鎮守社となりました。
その後、冷泉天皇皇后 昌子内親王の本願により、観音院が建立されました。
室町時代には最盛期を迎え大寺院となるも、戦国時代に2度焼失。
江戸時代にはなんとか再建されますが、明治の廃仏毀釈で衰退。
1985年に本堂が焼失し、今は鉄筋コンクリートの仮本堂となっています。

門から真っ直ぐ奥にその本堂があります。
御朱印や由緒書きはありません。
門前の道を門に向かって左手に進みます。
石座神社の前を通過して、さらに進むと老健の紫雲苑になります。
この右斜め前の坂を登った左手に不動の滝があります。
右に不動明王、左に妙見菩薩が祀られた2筋の滝で、古来これに打たれることで心の病が治ると信じられていました。
さらにその先には閼伽井(あかい)があります。

毎月17日には、本堂で法要が行われます。
本堂の内陣中央には本尊の十一面観音菩薩像が、外陣右手には智弁大師像と聖観音菩薩像、左手には鬼子母神のお厨子がお祀りされています。
10:30から法要が始まり、護摩を炊かれます。
室内で炊かれるので、室内が煙で真っ白になります。
法要は11:15頃に終わり、10分ほど法話。
その後みなさんで軽食を頂いて終りです。

石座神社
石段を登ると拝殿があります。
さらに奥の石段を登ると、正面右手に八所明神の東社、左手に十二所明神の西社があります。
東社の右手には摂社の一言神社、熊野神社、貴船神社と出雲神社が並びます。
また西社の左手には猿田彦神社、愛宕神社、稲荷神社、鹿島神社と香取神社が並んでいます。

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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
御朱印 (ゴマラー)
2019-08-27 23:01:56
初めまして。
大雲寺は3年前に参拝した時に御朱印をいただきましたが、
今は止めておられるのでしょうか。
 
 
 
ゴマラーさま (amadeus)
2019-08-31 19:17:18
こんばんは。

お返事が遅れました。
確かに過去には御朱印をもらっておられる方がおられますね。
ただ今回は「していない」とおっしゃられていました。
僕の後に来た方にも、同じお返事でした。
忙しいから断ったとかではないようです。
 
 
 
石座神社の読みは「いわくらじんじゃ」 (お知らせだけですが)
2020-06-23 23:08:40
石座神社(せきざじんじゃ)となっておりますが、読みは「いわくらじんじゃ」です。岩倉にまつわる石座、石倉、磐座はいずれも「いわくら」です。御参考までに。
 
 
 
お知らせだけですが (amadeus)
2020-06-24 19:59:41
ご指摘ありがとうございました。
訂正致しました。
 
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