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2013 11/10の拝観報告6 最終(何必館)


写真は、何必館の入口

阪急電車で河原町駅まで行きます。
下車して祇園方面へ。

四条大橋、南座、花見小路と通過して、祇園の交差点の少し手前にある美術館の何必館に到着しました。

「庭園派のamadeusさんが自発的に美術館とは珍しい」と思われたでしょう。
今回は村上華岳の”太子樹下禅那”が観てみたくてやってきました。

日曜日の朝6:15から放送している「美の京都遺産」で何度か出てきており、この”太子樹下禅那”は華岳の命日である11/11を挟む1週間しか展示されないのです。

この何必館の館長が「身ぶるいするほど感動した」という画がみたくなったのです。

まずはエレベーターで2階へ。
2階は村上華岳の画が並んでいますが、太子樹下禅那はここではないです。
階段で3階へ。
3階は山口薫の油絵。
そしてエレベーターで5階へ。
5階の中央は空へ吹き抜けの庭園です。
一面の苔の中央にもみじが。
そしてその奥に8畳のお茶室があります。
このお茶室の床の間に”太子樹下禅那”が掛けてあります。

周囲の暗い菩提樹の中にふと光が差し込むように悉多太子が描かれているんですね。
WAN師匠から「お茶室の端から見るので遠いですよ」と事前に聞いていました。
確かに少し遠いですね。
もう少し近くでみれたらいいんですが、全体の雰囲気はなんとなく分かりました。

最後はエレベーターで地下に降りて、北大路魯山人の作品を観て家に帰りました。

帰宅後は妻、次男と3人で、京都駅までアウトドアクラブのお泊り帰りの長男のお迎えに行きました。
また美術館とは対照的な”喧騒”の日常へと戻りました(笑)。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
村上華岳 (hyt)
2013-11-19 23:04:25
華岳は仏画のような絵がいいですね。

今日、皇室の名品展(京都国立近代美術館)に行きました。
結構たくさんの年配の女性が来られていましたね。
華岳の作品が2点出ていました。
1点は仏画といっていいものです。「観音之図」です。
京都国立近代美術館所蔵のものなので、今までに見られた方もおられると思います。
展覧会はいい内容でしたので、機会がありましたら、興味がありましたら、お訪ねください。
 
 
 
華岳 (WAN)
2013-11-20 03:46:21
華岳の仏画は、見ているとなぜか吸込まれてしまいます。
何回か書かせて頂いていますが、私設では京都何必館、奈良では中野美術館に多数展示されています。両館ともこじんまりとしていますが、独特な雰囲気の落ち着いた美術館で、華岳の絵ととてもマッチした素晴らしい展示施設だと思います。
仏画ではないですけども、華岳の重文・日高河清姫図(東京近美所蔵なので、関東の方は見られる機会が多いかもしれません。)は、題名の通り道成寺を題材にされていますが、一般的な道成寺絵画とは違いとても切なく(私のキャラではありませんが(笑))なります。
 
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