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讃州寺


-写真は、本堂。

讃州寺(さんしゅうじ)は鷹ヶ峯にある無住の臨済宗寺院です。

アクセス
鷹ヶ峯の源光庵、光悦寺を越えて、さらに直進すると急勾配の千束坂があります。
これを下ると三叉路になりので右手へ。
このすぐ右手にプレハブ小屋があるので、ここを左手奥へと進んでいきます。
緩やかな山道を登ると正面に石段、左手に側道があります。
この石段の上に本堂が、側道の奥に書院があります。

通常は無住なので誰もおられません。

南北朝時代に管領 細川讃岐守頼春が西洞院通一条下る(現在の讃州寺町)に、戦勝を祈願して地蔵尊をお祀りしたのが始まりだそうです。
室町時代には堀川上立売に移転し蔵珠院となった時には「竹屋地蔵」と呼ばれ、六地蔵の一つに数えられていました。
江戸初期に現地に移転しています。

地蔵盆
普段は誰もいないお堂ですが、
8月末にこちらを管理している大徳寺 玉林院の大徳寺保育園と地元のたかがみねこども園の合同の地蔵盆の際は、お堂が開扉されます。
日程は8/22あたりで年によって違います。
少なくとも園の行事ですので、確実に平日です。
私は玉林院さんにTELで伺い、同時に参加許可も得ました。
あと屋根がないので、雨天なら会場が玉林院になるそうです。

9:00頃に伺うと既にお堂は開扉され、準備をしておられました。
本堂の内陣には本尊の地蔵菩薩像、左手に多聞天、右手に不動明王がお祀りされていました。
左手奥の脇壇にはゑんま像、右手奥の脇壇には傅大士(ふだいし) と二童子像がお祀りされていました。
床は焼き瓦、お堂側面の上方は波型の意匠でした。

さて本堂の正面に小さな舞台、両脇に園児の座るシートと呉座を敷きます。
書院も開扉されており、後ほど舞楽を奉納する小学校4年生ぐらいの女児と父兄の方が準備しておられました。

10:00前に園児到着。地元の高齢者の方も招待されていました。
挨拶ののち
10:10~10:20 法要
10:20~10:30 舞楽奉納
10:30~11:15 子供のコンサート 昭和50年初頭の歌のお兄さん米田和正氏による歌などで園児と盛り上がります。
11:15~11:30 数珠回し
以上で終了。
参加した大人は書院で呈茶がありました。
書院は左手から4畳半、6畳、4畳半の間で、1番右手の4畳半は床の間があり、茶室風でした。
なお参加すると讃州寺地蔵菩薩のお守りを戴けました。

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