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2013 10/5の拝観報告2(妙喜庵 待庵)


写真は、書院前庭

次はお待ちかね、妙喜庵 待庵です。
この日”1つ目の予約拝観”です。

実はこの日は曇り。
朝から少し小雨がちらついたりもしましたが、結果的に拝観を始めてからは降りませんでした。
しかし今回はそこが大事でした。

この待庵を申し込むと、時間は先方の指定になります。
そして先に申し込みをされている方がなければ、大抵は”9:00~”です。

一方この待庵の庭園は、南南東向きです。

この2つから言えるのは、
「天気がいいと、逆光」
なんです。

前回がそうでした。
しかし今回は期待通りの曇天!
なかなかきれいな写真が撮れました(笑)。

拝観の詳細は、既に本編に掲載しているので割愛します。

皆さん初めてで、かつ利休が作成した唯一現存する国宝のお茶室見学でしたので、ややテンションが高めだったように見えました(笑)。

じっくりと待庵の内部と前庭を見て、次へと参りました。

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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
駅前ですね(笑) (京極堂)
2013-10-10 22:55:58
先日、toganjiさまに同伴させていただき知りました。まさに駅前!驚きました。
待庵は勿論凄いのですが、ここの書院は室町時代のものなんですよね。そんな知識が全然無くて、初めて観た時、待庵以上の衝撃が走りました。中世建築の失われてしまった大多数を窺い知る好建築ですね。是非再訪したいです。
 
 
 
ほんとに駅前 (ミッキー)
2013-10-11 00:25:37
駅から徒歩0分の国宝、たぶん他にないですよね(笑)。
当日はみなさんテンション高めで、見学に必死。何回もぶつかってしまいました。
利休や諸大名たちが、この空間にいたと思うと興奮します。

しかし個人的には、お茶室の見方をもっと勉強しなければならないなと感じました。
 
 
 
念願かなって! (tani)
2013-10-11 01:37:12
ずいぶん前からの念願がかなって訪問出来ました。
八人での貸切という、ゆったりとした贅沢なひと時でした。
国宝の茶室のうち如庵(犬山)は拝観済みなので、残すところは密庵のみ!
ここは難しそうですね。
 
 
 
待庵の歴史的見地 (Taepodong)
2013-10-11 01:50:02
お茶を嗜まれている人にとって、千利休が作った唯一現存する茶室「待庵」のある山崎は、
正に聖域なのでしょう。

裏千家の免状を持つ義母などは、以前京都に来た時に「待庵」を見たので
もう死んでもいい..って言ってました(笑)

ただ、先週、一緒に散策をしていただいた講師の方のお話だと、
現在、歴史資料の中では、妙喜庵に移築された茶室が千利休が造ったことを示す
明確な根拠はないとのこと。

あくまで、妙喜庵の三世「功叔禅師」が千利休と親しかったことや、
山崎の合戦にあたり、秀吉が造らせたものという説や、
元々、利休屋敷が当庵の西の方にあって、その茶室を移築したものだという説があることから、
歴史の流れの中で、「利休作」と信じ得る唯一残存する茶室として、
現在に至ってるようです。

実際、移築された時期も、利休が亡くなって20~30年後のことだそうです。

史実は、知れば知るほど、奥が深いです。
 
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