京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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京都市の生まれ育ちで、50歳男性です。
京都市在住なのに?京都の神社仏閣めぐりに魅せられています。 第9回京都検定で、1級に合格しました。 さらに余談ですが、僕はMENSA(メンサ)の会員です。 |
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2013 10/5の拝観報告2(妙喜庵 待庵)
写真は、書院前庭
次はお待ちかね、妙喜庵 待庵です。
この日”1つ目の予約拝観”です。
実はこの日は曇り。
朝から少し小雨がちらついたりもしましたが、結果的に拝観を始めてからは降りませんでした。
しかし今回はそこが大事でした。
この待庵を申し込むと、時間は先方の指定になります。
そして先に申し込みをされている方がなければ、大抵は”9:00~”です。
一方この待庵の庭園は、南南東向きです。
この2つから言えるのは、
「天気がいいと、逆光」
なんです。
前回がそうでした。
しかし今回は期待通りの曇天!
なかなかきれいな写真が撮れました(笑)。
拝観の詳細は、既に本編に掲載しているので割愛します。
皆さん初めてで、かつ利休が作成した唯一現存する国宝のお茶室見学でしたので、ややテンションが高めだったように見えました(笑)。
じっくりと待庵の内部と前庭を見て、次へと参りました。
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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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待庵は勿論凄いのですが、ここの書院は室町時代のものなんですよね。そんな知識が全然無くて、初めて観た時、待庵以上の衝撃が走りました。中世建築の失われてしまった大多数を窺い知る好建築ですね。是非再訪したいです。
当日はみなさんテンション高めで、見学に必死。何回もぶつかってしまいました。
利休や諸大名たちが、この空間にいたと思うと興奮します。
しかし個人的には、お茶室の見方をもっと勉強しなければならないなと感じました。
八人での貸切という、ゆったりとした贅沢なひと時でした。
国宝の茶室のうち如庵(犬山)は拝観済みなので、残すところは密庵のみ!
ここは難しそうですね。
正に聖域なのでしょう。
裏千家の免状を持つ義母などは、以前京都に来た時に「待庵」を見たので
もう死んでもいい..って言ってました(笑)
ただ、先週、一緒に散策をしていただいた講師の方のお話だと、
現在、歴史資料の中では、妙喜庵に移築された茶室が千利休が造ったことを示す
明確な根拠はないとのこと。
あくまで、妙喜庵の三世「功叔禅師」が千利休と親しかったことや、
山崎の合戦にあたり、秀吉が造らせたものという説や、
元々、利休屋敷が当庵の西の方にあって、その茶室を移築したものだという説があることから、
歴史の流れの中で、「利休作」と信じ得る唯一残存する茶室として、
現在に至ってるようです。
実際、移築された時期も、利休が亡くなって20~30年後のことだそうです。
史実は、知れば知るほど、奥が深いです。