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FORTUNE GARDEN KYOTO
写真は、外観。
FORTUNE GARDEN KYOTO(フォーチュンガーデン キョウト)の本館は、昭和2年に武田五一の設計で建てられた島津製作所旧本社ビルでした。
2012年にレストラン、ウェディング、パーティーのスペースとして、リノベーションして利用されています。
アクセス
地下鉄東西線の京都市役所前駅で下車します。
改札を出て左折し、出口16から地上に出ます。
そのまま約100m直進した左手にFORTUNE GARDEN KYOTOの玄関があります。
通常はレストランでランチ(平日のみ。1500円~、フォーチュンコースなら前菜+メイン+デザート+コーヒーで2500円)やディナー(シーズナルコース なら6,000円) で1階には入れます。
2,3,4階は結婚式やパーティー会場として利用されており、
屋上の5階は夏にはビアガーデンをしています。
今回は2021年秋の京セラ美術館での「モダン建築の京都」展の連動企画で、
10月の金曜日特別プランとして、スタッフによるオープン前の館内案内ツアー付きランチで内部を見学しました。
正面玄関を入ると4段の石段がある玄関間で、床はモザイクタイルで装飾されています。
左右は元々守衛室でしたが、今右手はバーカウンターに左手は客室になっています。
正面に進むと大きなメインダイニングになっています。
左手にオープンキッチン(カウンター席あり)、左手前に個室。
正面奥にはテラス席を挟んで竹林の庭、左手はクローク、階段、蛇腹扉のエレベーターがあり、
職員同伴なら今でも利用可能です。
この「中央の大きなメインダイニング+クローク(2階以上はバンケットルーム)+階段」の構造は各階ほぼ同じで、内装のコンセプトが違います。
1階のメインダイニングの床の幾何学的な木組みが見事です。
2階はザ・オリエンタルルームで、直線と幾何学組み合わせた装飾が特徴です。
もともとは応接間などに区切られていたため、天井に細かな装飾がある部分とない部分が今でも残っています。
3階はザ・コンチネンタルルームで、アーチ形の窓枠、曲線的なインテリアなどのアールデコ調の装飾になっています。
4階はザ・メトロポールルームで、白を基調としたアジアの高級ホテルのコロニアルデザインの落ち着いた感じになっています。
また各階間の階段の窓枠も上は島津の丸に十字から、楕円、四角と変化していきます。
最上階の屋上はルーフトップガーデンです。
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