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2015 6/6の拝観報告1(霊源院 甘露庭公開)


写真は、茶室 妙喜庵。

さて6月第1土曜日です。
この日もいろいろありました。
順にまわって行きます。

あんとんさまとは祇園四条駅に10:00と遅めの集合。
まずは花見小路通から建仁寺の霊源院へ。

5/17~6/14まで甘茶の庭 甘露庭の公開がありました。
内容は早々に行かれた松戸在住さまが示された通り、京の冬の旅で公開された時と同じです。
重文の中厳円月坐像と、その胎内仏であった毘沙門天像の他に柳澤元政夫妻像のお軸などがありました。

そして庭園へ。
今回は庭園一面に甘茶が咲いており、非常にきれいでした。
本編の写真も入れ替えました。
また今回は少しですが、庭園に降りることも出来ました。
庭園の右手から出て、庭園の途中にある結界まで行けました。

庭園の甘茶以外は同じでしたが、それでも甘茶がきれいに咲いた庭園はよかったです。

10:20頃に出ました。



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太閤山荘2 古田織部美術館 擁翠亭(鷹峯散策12)


写真は、擁翠亭(中央)と古田織部美術館(右)

正面の廊下を庭園沿いに進むと土蔵に続きます。
この土蔵の1階と2かいが古田織部美術館になっています。
中はそれ程広くはないですが、ガラスケースの展示室に改装されています。
秀吉の書状、織部書いた手紙、織部好みの梅鉢香合や黒織部茶碗などが展示されていました。

この古田織部美術館に隣接した庭園内に、お茶室の擁翠亭(ようすいてい)があります。
もともとは鞍馬口の擁翠園に小堀遠州が建てたものです。
後に解体されましたが部材は残されており、今回それらを再度組み立て直されました。

お茶室は書院からもよく見えます。
さらに1人1500円で擁翠亭内部を見学できます(呈茶付き)。

まず太閤の間から外へ出ます。
庭園には一面の白砂が拡がります。
その中の飛び石を進むと中潜(なかくぐり)があります。
中潜の向こうは書院、土蔵に囲われた露地転園で、奥に擁翠亭があります。
庭園の手前は一面の苔で、茶室の前は枯山水の川に石橋が架かります。

擁翠亭の内部は3畳台目と2畳の控えの間、さらに奥に水屋からなります。
小堀遠州好みで“十三窓席”とも云われ、窓が13個と非常に多いです。
ですのですべての窓を開けると、非常に開放的です。
また実用性にも考慮され、茶室の天井の高さの差を利用して、エアコンの送風口が設置されています。

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