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2013 7月アンケートの総括


今月も80名もの方に投票をして頂きました。
ありがとうございました。

さて今月は例年と同じお題で、
2013「第38回 京の夏の旅」等で行きたいところは?
でした。

結果
上記の通りです。

考察
第1位:祇園甲部歌舞練場庭園。
これはある程度予想していました。
そもそも甲部歌舞練場内にこんな立派な池泉回遊式庭園があること自体が知られていなかったのではないでしょうか。
それに都をどりに行くには3000円程度はかかりますが、今回なら600円で庭園や内部の雰囲気だけでも窺い知ることができますからね。
なんとなく”お得感”のある場所な気がします。

第2位:比叡山延暦寺 大書院(京都定期観光バスツアー)と大雲院 祇園閣。
まずは比叡山延暦寺 大書院です。
これは「京の夏の旅」ではなくバスツアーなので、あまり具体的なイメージが湧きにくかったかもしれません。
しかしそれでもこの得票数。
それぐらい大書院は”謎めいている”ということでしょうか。
2007年の「京の夏の旅」で特別公開があってからは、なかなか公開がないですからね。
費用が13000円と高めですが、個人的にはそれに見合う、いやそれ以上の内容でした。
8月末までの土日月に運行していますので、興味がある方は是非!

そして同率2位が、大雲院 祇園閣です。
ここも一昨年の秋以来の公開ですので、久しぶりでした。
それにもともとあまり有名でない・・・ような気もするので、それなりに新鮮味があったのではないでしょうか。
また”高い塔の上”というだけでも、登りたくなるのは人情です(笑)。

第4位:六道珍皇寺。
ここは通常でも予約をすれば本堂内部の拝観が可能ですが、やはりメンドウな方が多いのでしょうか(笑)。
さらに春と秋には自前で特別公開をされているので、この期間なら予約不要で本堂内部の拝観が可能ですが、これも広報があまりされていないです(意図的かも)。
逆にそれらの別の機会があるので、この順位で止まっているのかもしれませんね。
拝観の内容的には、誰でも満足できる内容なのではないかと思います。
しかしこれからがこのお寺の本番ですね。
いよいよ”迎え鐘”ですね。

第5位:大覚寺 心経宝塔。
さてここから票数が落ちます(笑)。
大覚寺の心経宝塔だけなので、少し弱いと言わざるを得ないですね。
そもそも”モノ”は鉄筋コンクリートの塔ですから。
それに”お砂踏み”の付加価値をつけても・・・ハネないですね(笑)。
さらに多数を占める東山エリアから遠く離れているのも不利な条件でしたね。

第6位:長谷川家住宅。
毎回思うのですが、最近の京の夏の旅には、こういう”住宅系”がありますね。
しかしこれらもなかなか票数が伸びないです。
やはり庭園や古い伽藍、ないしは希少なBなどがベタに人気なんでしょうね。
それに今回は付加価値があったとしても、一応通常の土日は開いているところなので、この順位もやむを得ないでしょうか。
ただし”長谷川家住宅の知名度が上がった”のは間違いないので、それだけでもよかったのかもしれませんね。 

第7位:金戒光明寺。
ここからさらに票数が落ち、もはや数票のレベルです(笑)。
僕が「秋なら山門も公開があります」と書いたものだから、今回わざわざ注目する理由が希薄になったのでしょうか(笑)。
それにそもそもここは頻回に特別公開をしているので、もはやそれほど珍しくはなくなっているのかもしれません。

第8位:下鴨神社 神服殿・大炊殿
1票です。得票があっただけよかったです(笑)。
神服殿こそ数年に1回レベルの公開ですが、大炊殿関係はもはや通常公開ですからね。
さらに大覚寺 心経宝塔と同じく、ここも東山エリアから離れているのが不利だったのではないでしょうか。

以上が今回の結果です。
全体として80票。
まあこのお題としては”ガンバッた”総投票数だったのではないでしょうか。
投票頂いた皆様、ありがとうございました。 

来月もよろしくお願い致します!

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雙林寺 東山薬師(東山中央散策22)


写真は、本堂

京都十二薬師霊場の7番札所です。
平安時代から鎌倉時代にかけては大寺院でした。
しかし高台寺、大谷祖廟に寺領を献上し、さらに明治時代には円山公園にも寺領を割譲したため、現在では本堂と飛び地境内の西行堂を残すのみとなりました。

右手は灯籠などがある小さな庭園です。

本堂前の左手奥には左手から頓阿法師、西行法師、平康頼の供養塔があります。
本堂前でお参りするだけなら無料ですが、御朱印を頂くのは300円、本堂内参拝だけでも300円です。

本堂に入ると左手奥に内陣があります。
中央は本尊で重要文化財の薬師如来座像です。
お厨子を開けて下さりますが、内陣奥にあるので結構遠いです。
左手には大黒天象、右手には西行法師像がお祀りされていました。

内陣の右の間の奥には歓喜天がお祀りされていますが、絶対秘仏です。




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