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京都市文化観光資源保護財団(amadeusが所属している拝観系の会2)


写真は、案内のパンフレット

今日は2つ目の「京都市文化観光資源保護財団」です。

会の目的などは言わずもがななので、主に入会した際のメリットについて述べます。

「京都市文化観光資源保護財団」の名前もピンと来ない方が多いでしょうか。
しかしこれにも厄介になった方はおられるでしょう。

春と秋の「霊鑑寺」や「廣誠院」の特別拝観の主催者です。

こちらも入会するのに1口3000円の寄付が最低でも必要です。
寄付なので申告すれば控除の対象になります。

これは入会すると、京都の史跡写真のカレンダーなどグッズなども貰えますが、
1番のメリットは、こちらも
「会員限定の特別拝観企画」
があることです。

申し込み制ですが「春の非公開文化財特別公開」や「京の冬の旅」の2か所に招待されたり、その他に全く会員だけの特別拝観企画もあります。
今までには、東本願寺の書院、燕庵や龍安寺の蔵六庵、知足の蹲踞(ホンモノ)、仏殿や西の庭などレアなところもありました。
さらに祇園祭の山鉾巡行などお祭りの鑑賞会もあります。
案内に対して自分で申し込まないといけないので、それなりの能動性が必要です。
しかし春と冬だけ申し込んでも800円×2+600円×2=2800円相当、さらに無料で上記のようにレアなものにも行けるので、十分に元は取れると思います。

それに寄付金が自分たちが見ている京都の文化財の保全に利用されていると思うと、訳のわからない増税よりは遥かに納得がいきます。

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松尾大社2 松風苑(松尾散策5)


写真は、曲水の庭

本殿にお参りして、右手の社務所で庭園“松風苑”の入苑料500円を納めます。

本殿横の築地塀の下を潜ると、曲水の庭です。
松風苑は重森三玲の作庭で、所謂苔と松の庭園では全くなく、斬新で芸術的なお庭です。
曲水の庭は曲水の流れを造り、中央にサツキの大刈り込みがあります。
これをよく見ると亀のように見えます。
宝物殿に入る前、右手にある松興館の廊下を上がると500円で拝服席があります。
8畳の広間で上古の庭を望む丸窓が左手に、右手には床の間があります。

宝物殿に上ると、中央に御神像3体が展示されています。
男神像(老年と壮年)と女神像で、いずれも重文です。

宝物殿と葵殿(婚礼場)の間に枯山水庭園 即興の庭があります。
建設当初は予定になかったそうです。
砂が2色に分かれており、白川砂と錆砂利(黄金色に見える)を用い、めでたい金銀色となっています。

次に上古の庭(じょうこ)です。
2つの巨石が二神を表し、下は一面の丹波笹です。

あじさい苑を過ぎ、宝物館の裏手へ。
宝物館の裏手には、磐座への坂道が右手にあります。
磐座へは片道30分で、2人以上で行くのが条件です。
初穂料は1人1000円です。

宝物館の裏を抜けると、霊亀の滝があります。
戻って来る途中に霊泉 亀の井があります。
この水をお酒に入れると腐らないと云われています。

ここで一旦、本殿の横から出ます。
真っすぐに進み、楼門の左横に出ると客殿と蓬莱の庭への入口があります。
蓬莱の島を表現しており、石組や植え込みもかなり計算して配置された感じです。




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