クマムシ好きの日常

これからクマムシの情報や生物に関する情報を載せていきたいと思います。
なおここで掲載される情報は基本二次掲載禁止です。

庭に住み着いている生物

2013-08-19 20:29:40 | 生物の情報
今朝、母親が庭で花の手入れをしていたら軽い悲鳴を上げたので何かと見に行くと…

母「ここに面白いのが住み着いているよ」


俺「?
  何もいないじゃんか」
母「もっと近づいて見てみなよ」


俺「!?



ヒキガエルさんが住み着いていました(笑)
ここは昼間は最高でも25度前後までしか上がらないけど、日差しが出ていると暑いのでこうやって日陰の濡れた土に生息しているんだね~
こうしてマジマジと見るとスターウォーズにでてくるジャバーザ・ハットにそっくり(笑)


しかし普通のヒキガエルに比べると色が鮮やかで綺麗な個体でとても珍しい
俺からしたらいつまでもそこに住み着いていてほしいのだが、母親からすると少しずつ土をどかして潜って行っているから早くどいてほしいとのこと・・・(;'∀')

高原の生物その2

2013-08-11 14:42:31 | 生物の情報
さてみなさんに質問です。
この葉でできた円筒状の物はいったい何でしょう?


これはオトシブミという虫が葉を噛み千切り、卵を産み付けてから丸めたものなんです!!(^.^)/

オトシブミとは体長が約5mmととても小さいのに、なぜわざわざこんな手間をかけているのか?
実はこれは生まれてくる子供たちがエサに困らないようにするためなんです。
成虫で5mmなので子供はもっと小さい、そうなるとエサの葉まで登るのはとても大変なことなので、こうやって葉で包んであげることである程度まで成長することができるのです。

子供のころは何が入っているんだろう?って思ってよく拾っては開けていたな~
今思うとめっちゃかわいそうなことしてたな…(;_:)

高原の生物達

2013-08-08 18:39:18 | 生物の情報
家の手伝いが一段落したので散歩がてらに、久々に高原の生き物を探してきました♪

いや~、やっぱ高原は生き物の楽園でいいな(^.^)/
あまり人の手が入っていないし、車や人間の話声なども全然聞こえないしね♪



テニスコートにいっぱいいたこのバッタは多分「ヒナバッタ」でしょうね~



家の前の花で蜜を集めていた蜂は…、種類がわからないorz
ネットで調べて似ている蜂を見つけたけど、未同定となっていたので結局分からず仕舞い
もしかしたら新種だったりして(笑)



これも何の卵かわからない…
カマキリの卵に似ているけど、ここは標高が高くて寒いからカマキリは越冬できないからいないはず…
第一卵のサイズが人差し指の爪ぐらいと、とても小さい


他にもいろんな生き物がいるからここは飽きないな~♪
これからはたまに高原の生き物も取り上げていきますね~(^.^)/
それからだれか種類などがわかる人がいたら教えてください~( ;∀;)

クマムシは乾眠前の記憶を保持できる!?

2013-08-06 11:56:42 | クマムシ情報
購読しているメルマガに「クマムシは乾眠後も連合学習記憶を保持している」というないようの論文が出版されたと情報が!!

ちなみに連合学習記憶とは自分も高校の生物で習ったのだが、犬に餌を与えるとヨダレを垂らします。で、餌を与える時にベルの音を聞かせること(条件付け)を繰り返すと、犬は餌が無くてもベルの音を聞いただけでヨダレをだらだらと垂らすようになります。
このように、ある条件付けにより新しい学習行動が見られることを連合学習といい、この実験方法は一般的に「パブロフの犬」の実験と呼ばれています。


しかし一体、体長1mm以下の虫が記憶を保持しているかどうかなどをどうやって調べたのだろうか・・・?
ぶっちゃけ研究結果の詳し内容よりもそっちのほうが気になるというね(笑)
実際メルマガの著者もクマムシを連合学習できないかと試みたようですが、クマムシを誘因したり刺激する物質が見つからず失敗に終わったとのこと…。


報告によると、この研究ではわざわざクマムシの誘引物質を探そうとせずに、エサである苔を誘引効果のないアセトンに浸してから食べさせるようにして、最終的にアセトンのみに反応するかという実験ということ。
まさに逆転の発想!!
こうゆうのが生物の研究の醍醐味だよね~(^.^)/

この実験の結果クマムシの条件付けに成功したとのこと。
そして本命である乾眠後の状態を調べるために、12時間乾眠させてから蘇生させアセトンを垂らすと、クマムシはアセトンの方向に向かったとのこと。
今回の研究では条件付けを1回行ったのと7回行った個体を使用したところ、すべてのクマムシが同じ反応を示したとのこと。
そして1回行った個体は約5時間、7回行った個体は約30時間で記憶失われたという事から、短期記憶と長期記憶のメカニズムが異なっていることが示唆されたとのこと。



アマチュアの僕にはわからないのだが、この実験にはまだまだ改善点などがあるらしく、これからもっと詳しく調べていくとのこと。

いつの日か人間が死ぬ直前で自分の脳を取り出し乾燥保存させ、クローンで作られた肉体を手に入れたときに移植することでまた日常生活を送ることができるようになるかもしれない。
あっ…、でもそうなると人間の存在意義とかがなくなってしまうのか(;´∀`)

南極の氷底湖からクマムシ?!

2013-08-03 22:57:20 | クマムシ情報
知っている人もいると思うが、南極大陸の底4km先にはボストーク湖という琵琶湖の約20倍に相当するほどの大きさの湖が存在する。


この湖は50万年以上前から氷に閉ざされた環境にあり、水質は淡水。
近年ではもしこの長年にわたって外界から隔離された環境で生態系が存在すれば、木星の衛星にも同じ氷で覆われた海が存在することから、地球外生命体の存在可能性を探ることができるのではと注目を浴びている。

そして最近、ついに氷床コアからサンプルを回収して、含まれている核酸について調べられた。
結果、サンプルには細菌や真核生物などの遺伝子配列が見つかったのだが…、
なんと!!サンプルからオニクマムシに似た遺伝子配列も発見されたという報告がされた。


この遺伝子がボストーク湖に潜んでいるオニクマムシの未記載種のよるものなのか、はたまた伝説のクマムシであるオンセンクマムシもオニクマムシに似ている特徴を持つことから、この遺伝子はオンセンクマムシのものであるもの…
いろいろな想像が生まれてきて止まらない!!(≧▽≦)

お金とコネがあったら今すぐに南極に飛んで行ってサンプル分析に参加させてもらいたい~(/_;)