奇跡への絆

図師ひろき

宮崎の灯り

2011年09月25日 23時26分11秒 | Weblog

 


 今年も高鍋町の木ノ瀬・老瀬地区のふれあい祭りに参加させていただきました。

     

 ここは木城町と隣接する地区で、小さい頃から行き来をさせてもらっていますが、今も気軽に声をかけていただけることに心から感謝しています。

 天候が心配されましたが、地区長さんはじめ子どもたちの想いが雨雲を近寄らせませんでした。

 ここでも地区の若者が大活躍で、会場設営から出店の運営、そして司会まですべて手作りで祭りを動かされていました。

 地区外に出ている若者もこの日は家族連れで帰省し、祭りを盛り上げてくれます。

 盛り上げてくれるといえば・・・

 

    

 こちらも恒例の、高鍋町役場職員で結成されている“やくんちゅ”!!

 夜のとばりがおり始める頃、エイサーを汗だくになりながら舞う姿は、力強いことはもちろんですが、とても幻想的でもありました。

 何より役場職員が、地域のためにプライベートの時間を割いてでも活動される姿には、素直に頭が下がります。

 こういう祭りを、こういう活動を守っていきたい!!

 いったん消えてしまった灯りを、再度点けるには立ち上げた時以上の力を要します。

 ここの祭りも、運営費用はすべて地域負担で、高齢化が進む地区では、その負担も年々大きいものになっていきます。

 私が研修に行ったデンマークでは、地域で数人以上で活動をする際には、人的・経済的サービスを受けられる制度が確立されていました。

 “コンクリートから人へ”はここにあります。

 私がしっかり地域に根を張って、この灯りを守る政策を訴えていきます。